リリカルフユーチャー 12章-4

先日の記事の意味は
つまりこういうことだったのでした

くれは小説恒例の
原作なんて無かった物語　はじまります

------------------------------------------------------------------------------------------




謎の機械少女登場　マテリアル復活と共に
現れた３人の　これまた謎の女性
彼女達を連れ　再び集う聖祥の魔法使いたち


その一方で　マテリアル復活の影響を受け
遠い過去と未来からも来訪者が来ていることを
まだ魔法使いたちの知るところではなかった




------------------------------------------------------------------------------------------
　　【SIDE SION】
------------------------------------------------------------------------------------------



この場を一言であらわすとすれば

なんということでしょう　　これに尽きる。





海鳴在住の魔法少女
なのはさん　アリサさん　すずかさん　フェイトさん　はやてさん
フェイトさんちの愛犬「狼だ!!」 失礼、愛狼　アルフ
俺こと　紫音　　そのパートナー　リミティ
年末の事件で小さくなった　リインフォース


海鳴に急行するアースラ（ユーノ・ヴォルケンズ在中）の到着までは
このメンバーで復活し始めたマテリアルをとめなければならないってのに
ここにきて面倒が３つも舞い込んできた。





「でも、こう集まってみると
　ますます分からないことが増えますね・・・」


フェイトさんを一方的に知る謎の少女


彼女は同様に　なのはさんたちも知っていると答えた
それだけじゃない　なのはさんを姉と慕っている

『ゆうか』と名乗った彼女は　高町家の養娘で
PT事件・闇の書事件ともに参加していたそうだが　内容は実際のものとは違う。
アリシアさんや　大きいリインとも会っていると言った。
ついでに　アリシアさんはご存命だったそうだ。

自宅でこたつむりしてたはずが　気づいたらハラオウン邸前に立っていたという。
こたつの魔力こえぇ!!




「そうね　時間軸も違うみたいだし
　これはやっぱり　　アレかしら?」


本局の局員を名乗り　俺に接触してきた
フェイトさんそっくりの謎の女性


合流するなり　なのはさんたちを見て　背が小さいと大層驚いていた。
彼女もやはり２つの事件に関与していて　しかも６年ほど経っているという。

『メリッサ』と名のった彼女は　フェイトさん同様Ｆ技術で生まれた身体に
別の世界の人格が憑依した存在と語った。
海鳴在住時は　八神家にお世話になっていたという。
さらに彼女の時系列では　アリシアもリインさんも別の形でご存命になっている。

そして彼女の場合
任務が終わって帰宅しようとしたとき　気づいたら俺の家の近くに立っていたそうな。
近くにいた俺の魔力を感知して　局員もしくは局と関係があると判断したんだろうね。





「ええ　間違いなく【漂流事故】でしょう。
　それも　次元世界の枠を超えた　全く別世界から」


おそらくこの中で１番状況を理解している
星光の殲滅者そっくりの謎の女性


その姿から合流時は新手のマテリアルかとも思われたけれど
本人の冷静かつ論理的な見解は　リミティですら納得せざるを得ない


『なずな』と名乗った彼女は　ゆうかさん同様高町の娘　なのはさんの上の姉にあたる。
前世の記憶が残っているほか　偶然マテリアルと同じ姿と性格らしい。
らしいというのは　彼女自身はマテリアルにあったことが無いから。

やはり２つの事件　さらに１０年後”彼”が起こす事件も体験しているが
局員ではなく　ミッド在住の民間協力者。
首都クラナガンに進出した”翠屋”の店主をしているそうな。

その店が閉店時間を向かえ
明日の仕込を始めたところでフッとめまいがしたと思えば
懐かしの海鳴某所に飛ばされてたという。
状況確認のため　自宅を目指してた途中　なのはさんを見つけて現在に至る。




「で、皆さん　特に年上のお二方が
　全く動じてないのはなんででしょ？」
「あぁ、それは「前にも同じ経験をしてるからかしら（ですよ）」」

メリッサさん・なずなさんの答えがハモった。
そーですねぇ経験者なら動じませんよねぇ・・・



「とにかく　わたし達がここに飛ばされた原因は
　きっと　あなたたちのいう欠片事件のせいでしょうから
　それを解決すれば帰れる可能性はるはずよ」
「ですよね　私たちの世界では起こってない事件ですし」
「まずは　マテリアルたちの行方ですか。
　こうして会うことができるとは　運命というものは酷です」


若干おいてけぼりになってるけど
マテリアルを止めることは俺らも賛成なので反論はしない。



------------------------------------------------------------------------------------------



本局から来るアースラ到着まで　まだ時間がかかるので
ここにいるメンバーで　前回同様チームを作って行動することになった。
フローリアン姉妹が見つかれば事情を聞くため同行を求め
欠片は無に還し　マテリアルは捕縛してでも抑える。
王様（ディアーチェという名前らしい）以外は対話にもってけそうだ。



「それじゃ　そういうことで　みんなガンバロー」
「「「「「　おー　」」」」」




------------------------------------------------------------------------------------------



　　（あと）


答えは　私の過去作品からのクロスオーバー
第１・５・６作品から１名ずつ選別

各本編であまり目立たなかった子の救済を兼ねてるので
選別条件を【原作知識を持たない女の子】としています
各作品のメイン主人公と　全員原作知識持ちのリリコレ主人公は除外
連載休止中の第３・４作品は除外した結果の３人です
手ノ内の『久遠』をどうすっか悩みましたが　最終的に１人ずつにしました
偶然にも　憑依・転生・完全追加の３パターンが揃ってます

あれ、なずなさんって主人公差し置いて目立ってた気も・・・



それぞれの子たちの詳細と
このあとのチーム編成は　次のエキストラにて




------------------------------------------------------------------------------------------