忍者ブログ
小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
[410]  [409]  [408]  [407]  [406]  [405]  [404]  [403]  [402]  [401]  [400
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

再登場からさっそく全力全開の無双  的なお話







ギアーズ転移の影響か
はたまた マテリアル復活の影響か


全く違う世界からやってきた3人を加え
動けるメンバーだけで事態の収拾に乗り出す 海鳴の魔導師たち
その先に待ち構えるのは 欠片か マテリアルか それとも・・・




------------------------------------------------------------------------------------------
  【SIDE TEAM I NANOHA】
------------------------------------------------------------------------------------------




異世界のわたしのお姉さん なずなさんと
アリサちゃんの3人で組んだ 高町なのはです。

なずなさん 姿はわたしにソックリで
きっとわたしが成長したらこんな感じなんだろなぁって。
だから やっぱり砲撃魔導師なのかなぁって思ってたんだけど・・・




「Knight(ナイト)とは さすがに思わなかったわ」
「ほんと びっくりなの」
「そうですか? まぁ砲撃資質もありますが」


持っていたのは剣 前衛なんだって。
ジャケットも雰囲気は似てるけど 色はユーノ君みたいに白と緑で
ふだん厨房に立つ時も これにエプロンしてるみたい。


「バリアジャケットなら汚れても展開しなおせば元通りですから
 効率的 かつ経済的です。
 店で使うことをを目的に ジャケットを変更したのですから」
「あれ、でも局員登録してないんですよね。
 武器型のデバイスとか もってて大丈夫なんですか?」
「周2,3程度、非常勤で教導を手伝ってますから。
 あとは民間協力者として なのはたちが出撃するときに
 前線で手を貸したりもします」
「にゃはは わたしと同じ名前だからなんか照れるの・・・」
「いいんじゃないですか? 異位相とはいえ なのははなのはですから」






「なずなさんは 未来から来たんですよね」
「時間軸だけ見れば そうなります。 10年くらい先でしょうか」
「10年後の私たち えっと なのはとかフェイトとかって
 どんな感じですか?」
「あ、わたしも知りたいな」


それは 知らないほうがいいと思いますが あえて知りますか?」
「えっ?」 「どうしてですか?」




なずなさんの話は ちょっと難しかったけど
できる限りわたしたちにも分かりやすいように説明してくれた。



------------------------------------------------------------------------------------------
  【SIDE NAZUNA】
------------------------------------------------------------------------------------------


モノローグはお久しぶりですね。
さて どうしましょうか。
彼女に全てを話すわけにはいきませんからね。
”彼女”の手を 少し借りることにしましょう。


「私の親友、彼女も未来を知る人でした。
 物語の【正史】を知る彼女に 私も当時は未来の行く先を聞いたものです。
 しかし彼女はいつも ほんの少しのヒントしか漏らしてくれませんでした。
 その意味を最初に知ったのは 管理世界の歴で67年 あなた達からすれば 来年」


新暦の67年 この年、なのh・・・ 妹はヴィータと共に
ある大規模任務に参加していました。
そして その後の運命を変える大きな事故に・・・

やめときましょう 私が多くを語らなくても分かるでしょうから。



「なのは あなたには来年 自分の運命を大きく変える出来事が起きます。
 その全てを受け入れ 理解することが 未来へと繋がることを覚えておいてください。
 そして 私と約束してくれますか? 何があっても諦めないと」
「は、はい きっと大丈夫です レイジングハートも一緒ですし」


「話を戻しましょうか。
 その出来事や その先に起こる事件 彼女はそれらも全て知っていました。
 悲しいこと 辛いことが起こることも しかし彼女は知ってそれを止めませんでした」
「なによソレ 知ってるんだったら止められたんじゃないの!?」
「そこです。 彼女ならば 知った辛い未来を変えることもできました。
 ではそれを何故しなかったのか」



その答えは 未知数
ただでさえ彼女や私、もうひとりの友人がイレギュラーとして居て
不安定な未来の行く末を崩したくなかったのです。
もし崩れれば その先にある出会いや 幸せな未来すら狂ってしまう。

現にあの出来事がなければ なのはは魔導師として飛ぶこともなくなり
教導を行うこともなくなった結果 六課自体が無くなったかもしれません。
設立できたとしても 特に彼女直属の部下は救われなかったでしょう。
ヴィヴィオや その先救えるはずだった何名もの人物を救うことすら・・・

もしも そうだったら そういう空想の世界ですが
これだけでも大勢の人が救われない未来が想定できるのですから。



「未来を知ったからと言って 安易に帰ることは危険です。
 そしてそれを話してしまえば 本人に限らず 話された相手が手を下すこともあるでしょう。
 それに 噂が広まる速度は計り知れません。
 渡り渡って 見知らぬ誰かが未来を壊すことだって 考えられます」


未来を知ることは 世界そのものを背負うことといっても過言ではありません。
彼女も よく重圧に潰されなかったと思います。
それはきっと 周囲の 私を含む支えがあったからなのでしょうけれど。






「話が長くなりましたね。
 そういう訳で 未来のお話はできませんけれど
 ほかの話で私が答えられる範囲なら お答えしましょう」
「それじゃ私はね・・・」
「あ、えっと わたしも・・・」


ふふっ 妹が仕事しているときはこんな気持ちなんでしょうか。
少し楽しいですね。 料理教室でも考えておきましょうか。



------------------------------------------------------------------------------------------


  (あと)


本編に全く関係ないシリアス どうしてこうなった?
次の子が出てくる予定だったのに・・・


まぎらわしいので なずなさんの判断で二人称を変更しています
実妹なのはさんを指す時は 単に妹としてます
主に照れるリリフユなのはちゃんへの配慮



------------------------------------------------------------------------------------------

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人だけにコメントする。)
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
当ブログの小説

最新のものは下記『最新記事』から
過去作品は小説一覧からどうぞ
ツイッター
総合ブログ・小説ブログ共通
鉄系orなのセントツイート多し
ブログ更新のツイートも一応あり

相互フォロー・デュエルメイト募集
ツイッターDMでお気軽にどうぞ

 
TweetsWind
ブログ内検索
最新CM
[05/04 ライト]
[02/06 管理人]
[01/28 ライト]
プロフィール
HN:
渡有くれは
性別:
非公開
自己紹介:
そろそろ新人も何ですのでHN更新しました。 
渡有(とある)くれはと申します。 
本日は当書庫をご利用いただきまして ありがとうございます。


当ブログは
メインサイト『総合商事ビルOKIRAKU』の
コンテンツのひとつです。
メインサイトへはリンク『総トップページ』よりどうぞ。
カウンター

Copyright © とある書庫の片隅 All Rights Reserved.
Material & Template by Inori
忍者ブログ [PR]