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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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ペンは剣より強し
まさか時事ネタになるなんてね・・・
ストック自体はかなり前から貯めてたものだから そんなこと考えてなかったわけで









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  【SIDE NACHT】
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久々にジュエルシードの発動を感知した。
というより 感知させられた。


あまりの見つからなさに業を煮やしたのか
回収を急いだあまりの行動なのか
フェイトたちが『強制発動』という危険な手で見つけ出したのだ。


前にもいったが ジュエルシードは強力な結晶体だ。
そこに魔力を注ぐと 何十倍にも増幅された反動が返ってくる。
それを利用したのだが 反動がかなりきついはずだ。


そして見つかった場所も悪い。
なんと商店街のど真ん中。
すぐユーノが結界を張って 周囲への影響はなくなったから良かったものの 全く・・・



(ナハ)「お前達にも 少し教育が必要なようだ」
(フェ)「断る 教わる事なんて ない」


ぬ、かわいくないヤツめ。



見つかったジュエルシードは封印済みのようだ。
私がフェイトであればそのまま去っていくところだが
これはこれで律儀でな 最低限の挨拶くらいは応じてくれるのが難い。


(なの)「フェイトちゃん!!」
(フェ)「今日は【約束】は守れない。
    わたしたちも あまり時間がなくなってきた。
    早く集めてしまいたい」
(なの)「それじゃ こうならどう?
    わたしとおはなし応じてくれたら 持ってるジュエルシードいっこあげる」
(ユノ)「ちょ なのは!!」


ちなみにフェイトは即答だったゆえ ユーノの異議は華麗にスルーされた。


目的の為なら手段は選ばないフェイト
その目的がジュエルシードゆえ 対話という手段に出たわけだ。
対価と引き換えに得られた情報は少ないが 濃密なものだった。



フェイトの生まれはミッドチルダ アルトセイム。
母親と二人暮らし(+アルフ) ジュエルシード捜索中は地球に借り住まい。
魔法の正規訓練を受けて数年になるという。
ジュエルシードは何に使うかは知らんが 母親の頼みだそうだ。
最近 母親に急かされているらしい。
今日回収を終えたら 回収できた分を持って一端戻る予定だったようだ。


得られたのはここまで。
まぁ 十分であろう 情報というものは時に大戦に勝る利となる。
ペンは剣より強しというやつだ。


(なの)「フェイトちゃんは本当にそれでいいの?
    何に使われるかわからないんでしょ?」
(フェ)「構わない 母さんが欲しているからわたしが集める それだけ」
(ナハ)「それでお前になんの得がある」
(フェ)「わたしはどうなっても構わないから。
    お話はこれで終わり 対価の支払いを」


なのははあまり納得していないようだったが
そういう約束だった故 なのはもしぶしぶジュエルシードを差し出す。


(なの)「フェイトちゃん いつも思ってたことなんだけど
    わたしたち もっと普通に話し合える仲になれないかな」
(フェ)「なれない。 わたしたちはジュエルシードを賭けて争う【敵同士】。
    全部終われば わたしは家に帰る。 会うこともない」
(なの)「本当に? 本当にそうなの?」
(フェ)「・・・今は そう思ってる」



言い残してフェイトは去っていった。
最後の節・・・ あれは 若干だが悩んでいる感じであったな。
フェイト自身 心の隅で気にかけているんじゃないか?



(ユノ)「なのは・・・」
(なの)「・・・ごめんねユーノ君 勝手言っちゃって」
(ユノ)「仕方ないよ 言い出しちゃったんだもの。
    他のジュエルシードを集めきったら どうするか考えよう」
(なの)「うん・・・」



明日からまたジュエルシード探しだな。
確認できただけで10個目 残り11個
まだ折り返し地点だ。



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  (あと)


暴走回を回避
今回は切り捨てるところはばっさり切り捨てるつもりで作ってますので
たぶん今後うやむやになるジュエルシードが出てくるんじゃないかな?

今回フェイトさんに移動したのは 本来フェイトさんが持ってるべき
巨猫の14番です なのでこれで本来のとおりになります

フェイトさんの心情に ちょっとした変化が・・・



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