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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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1話目から早速波乱万丈の始まりw









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視界がイエロー一色の光から さまざまな色へと変わった。
緑、だけではない 青もある。  先ほどまでの空の青ではない。
大海原の青だ。  たぶん・・・




たぶんとつくのは 周辺をじっくり確認できないから。













「二日連続で同じ質問だけど 大丈夫?」
「大丈夫 じゃ、ないかな 今日は・・・」

さすが儀式魔法とも言えるらしい次元転送
魔法に目覚めて1日足らずで手を出すものではなかったようで
転送が終わったとたん 身体に急な負担がかかったのでした。
かっこわるぅ僕・・・





かわりにアウトフレーム起動状態のエルナに周辺確認を頼みました。

「ここの地名が分かったわよ。
【海鳴臨海公園】だって 向こうに公園の名前が書いてあった。」
「あ、そう とりあえず飛ぶべき場所は合ってるのね よかった・・・」
これで違うところに来てましたーなんて勘弁だし。


「とりあえず少し休んだほうがいいかな。 飲み物でも探してくる?」
「あーうん。 カバンにお金入ってるから 自販機で使えるようなら使って」
おサイフを持って とてとてと走っていくエルナ。
10歳くらいの小学生がジュース買いにいくくらいにしか見られないよね うん。




















1番ラクなこいぬフォームで待つことにした僕。
これが元で思いっきり後悔することに・・・




「あ、子犬・・・」


うとうとしてたところに声をかけられました。
ゆっくり声のするほうを見ると 僕の魔力光に似た色のロングヘアーが視界に突入。
その瞬間 思わず汗が・・・



「あんた、すごい汗 だいじょぶ? うごけないの?」


や、やばい 関わるには早すぎる人登場だよ。
誤魔化さねば。 返答せねば!!  でもまさか日本語で大丈夫なんて言えないし。
よし、お気遣いありがとうの意味をこめて・・・

「く、くぅーん・・・」



「・・・元気なさそう 待ってて、助けてあげる」

うわぁ裏目に出た!? いや、大丈夫だから気にしないで って誰か呼びに行ったし!!






数分後 ロングヘアーの子に連れてこられた妙にタキシードの似合うおじいさんに抱えられて
彼に拉致られた僕でした。   ぉーん orz





「ラヴィおまた・・・ せ・・・   あれ?」
少女の声に返事をするのは 風になびく木々だけでしたというのは後日談。
























一生縁の無い(いや一度は終わってるんだけど)高級車に揺られ
郊外にある高官の邸宅かか領事館なんじゃないかと思わせる大屋敷に連れてこられた僕。
アニメにも片手で数えれるくらいしか出てこなかったけど
それも重要部位だったのでここがどんな場所かくらいは覚えてます。



どうみてもバニングス家です ありがとうございました。





門をくぐってから玄関までがまた遠い。
その間 僕を抱えてなでなでしてくれてる少女、
名前はまだ聞いてないけど 9割がたアリサさんで間違いないでしょう。
うーん 昨日聞いた暦数からすると4,5歳ですよね? ほぼ同い年。

「どうしたの? どこか痛いの?」
「く、くぅぅん」
とりあえず首を横に振る。
なんだろう どこか捩れた性格してる子なイメージがあったんだけど
まだこの当時はピュアなのかな?



専属獣医さんに診てもらったけど なんの問題もなし。(そりゃそうだ)
しばらく様子を見ようということで 数日間バニングスの犬確定。
さすがにこの歳の頃は両親どっちかいるんだね。
大人の方々は僕が何種なのかという疑問を持ってたみたいだけど・・・




あー 日が暮れていく。
なんか無駄に疲れたなぁ 昨日といい今日といい・・・

あ、エルナどうしてるだろう?
失敗したなぁ 思念通話くらい教えてもらえばよかった。
月光の書も何故か教えてくれなかったんだよね これ。

ちなみにその月光の書
3,4センチ角くらいの大きさで装飾品みたいに首輪にぶらさがってます。
空気を呼んでるのか この世界に来てから一言も喋りませんけど。




「変なアクセサリーつけてるけど どこかのおうちの子なのかなぁ?」
「くぅーん」
「心配しないで 元気になったらおうちさがそうね」


この世界に おうち ないんだけどね。







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あとがき



主人公攫われるw



さっそく登場 うちの小説ではやけに優遇されやすいアリサ嬢。
聖祥入学までまだ2年ありますので 原作キャラはしばらく彼女一人予定。

あまり深くつっこめなかったのが少々残念。
1章はしばしこのペース 原作本編突入は以章になります。



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