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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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作者もびっくり
ここにきて この展開?



4話 いってみましょう







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<ユーノsideからスタート>





なのはたちと合流したあと
僕らはアリサちゃん、すずかちゃんを護ることになって
なのはの学校へ進路を変えた。



当の二人は突然人が消え かわった服装の友人に出会い
魔法をその目で見て わからないまま学校へと転送されたためか
かなり困惑してるように見えた。
そのためか 僕らを見るなり身構えた様子だった。

「怖がらなくてもいいよ アリサちゃんにすずかちゃんだよね」
「えっ は、はい・・・」
「僕らは なのはの友人、君たちを護るために来たんだ」
「なのはの? あなたたち、一体・・・」
「僕と君たちは よく会ってたんだよ。
この姿で会うのは初めてだけどね」

「なのはたちの魔法、見てたんだよね・・・」
そう言って フェレットモードに切り替える。
それをみてやっと僕がユーノだって分かってくれたみたい。
かなり 驚いてたけど・・・

「あたしも二人とはよく会ってたね。
初めて会ったのは春先の温泉だったかな」
「えっ それじゃあの時の・・・」
「それに・・・」
こちらも狼形態に切り替わる 元の大きいほうだ。
「そっちの金髪のお穣ちゃんには 命を助けてもらった」
「あなた、あの時の子!?」

「俺はそっちの青い髪の子と面識があるな」
やはり 狼形態に切り替わる。
「あっ はやてちゃんのところの・・・」

全員が元の人間体形に戻った。
「改めて 僕はユーノ・スクライア さっきも言ったけど なのはとは大切な友人」
「アルフ フェイトの使い魔だ」
「ザフィーラ 主はやてを護るべき者。
我々は君たちに危害が加わらんよう 護りに来た」
「はぁ・・・」
もう 返す言葉も無い。 そんな感じかな。
魔法のこと云々は なのはと相談してどう話すか考えないと・・・








<ケイside>




「そっちは大丈夫だった?」
「ザフィーラたちががんばってくれた こっちは?」
「大丈夫 だったんだけど・・・」
「アリサちゃんたちに 見られちゃった・・・」
先ほどの場所から少し移動したところでヴィータと合流した。
意思のほうは無理にSLBを使ったためか あれから反応が無い。


『皆、大丈夫?』
「エイミィさん!? 結界があるのに?」
『さっきの爆発で結界にバグが生じたみたい。 通信は通るよ。
それよりもクロノ君から連絡 闇の書の主に投降と停止を呼びかけてって』
意思が攻撃してこない今のうちなら 話くらい聞いてくれるか?
原作でも ここは会話のシーンだし・・・




「はやてちゃん それに闇の書さん 止まってください」
「わたしたちには あなたと戦う意思はありません。
シグナムたちのことも ちゃんと説明しますから」

んーむ 反応が帰ってこないな・・・

「闇の書さん!!」
『その名で わたしを呼ぶのだな。
ミス 高町 ミス テスタロッサ』
「!? わたしたちのことを・・・」
『我は 闇の書の管制人格なり。
数日前 主に呼び起こされ 主から話を聞いていた。
ミス 高町とは 直接話したこともある』

そうだった。 忘れてた。
4日前にはやては話し相手として 闇の書の管制人格を起動させている。
目の前にいる意思は管制人格そのもの 知ってておかしくはない。


『烈火の将たちのことは知っている。 我が蒐集してしまった。
我自身それを止めることが出来なかった。
悔やむところだが それは我がただの道具に過ぎないからだ。
道具は使い手に命ぜられるがまま 動くしかない』

「で、でも それなら何故わたしたちに刃を向けるんですか?
わたしたちが犯人ではないことを知っているのに」
『それは 我が我自身を止められないからだ。
今この身体は 防御プログラムが己を守るために動かしているに過ぎん。
防御プログラムは 長い年月で壊れてしまった。
ゆえに管制人格である我でも 制御が効かない』

それは ユーノの報告でも語られていたものだ。
昔の所有者のだれかの手によって改変されたプログラム、
そのせいで夜天の書は 闇の書となったのだ。




『我が主は 愛する者たちを奪ったこの世界が悪い夢であって欲しいと願った。
我は それを叶えるのみ。 それが我の存在意義なのだから』

意思の攻撃が再開された。
今まで蒐集してきたと思われる蛇のような生物が現れる。
「クッ 厄介なものが出てきやがった」
「俺らでどうにかするぞ なのははそのまま説得するんだ」
俺とメリー、ヴィータの3人で対処にあたる。 数が多いが やるしかない。

『抗うな 主の望んだ世界を作るのだ』
「嘘だ はやてはそんなもの 望むわけがねぇ」
『だがな紅の鉄騎よ 我を解放する際 確かに主はそう願った。
たとえそれが一瞬のことでも 防御プログラムもそれに則って動くだろう』
「なら お前はどうするんだ? 管制人格
お前もその願いを はやての間違った願いを叶えるっていうんじゃないだろうな」
ダメモトで 問う。
またあいつ 道具だから で済ますんだろうけどな。




『我は・・・ 主を救いたい』
「・・・は?」
予想外!?

『我も主を救いたい と言った。
このままでは間違った願いを受けたまま 暴走してしまうだろう。
我が主と 数日の間だけだが話せて 良かった。
それが無ければ きっと我も間違った願いを叶えようとしただろうから』
「闇の書 さん?」
「なのは 本当の名で呼んでやれ 夜天の書ってな」
『ハハッ こんな気持ちになったのは 何故だろうな。
我もまた プログラムに過ぎないはずなのに。
騎士たちに影響されたのか 主の天性なのか・・・』
「それじゃ なんでそうしないの」
『言っただろう この身体は防御プログラムが動かしている。
我の身体なのに 我が押さえつけることもできないのだ』
「それなら はやてちゃんが命じれば止められるんじゃない?」
『・・・やってみよう 夢の中に閉じこもった主を説得してみる。
我は少しの間 反応が出来なくなる。
身体が勝手に攻撃するだろうが 耐えてくれるか?』
「・・・オーケィ ただし絶対説得してこいよ」







はやてが話し相手欲しさに表へ出したのが
こんな結果を生むとは 棚ボタだったな。

思考の裏側へ説得しにいった管制人格
というわけで俺らは現在 無言のまま攻撃してくる闇の書の意思
訂正 闇の書の防御プログラムと戦闘中。
海岸のほうに戦場移動しつつ 討っては守る時間稼ぎをしていた。




『 ロードカートリッジ マスター、弾切れです 』
「うん」
なのはがマガジンを交換する。
その合間に攻撃がいかないよう メリーとヴィヴィオが連撃で注意をそらしている。

『 リロード 』
「なのは カートリッジ残量大丈夫か?」
「うん あと3門、18発残ってる。
スターライトブレイカーが打てるチャンスがあるといいんだけど・・・」
確かにあれが当たればデカイがなぁ・・・

『 手段はあります。 マスター、エクセリオンモードを 』
「エクセリオンって 駄目だよ あれは本体を補強するまで使っちゃいけないって。
わたしがコントロールに失敗したら レイジングハート壊れちゃうんだよ」
ああ、あれか エイミィさんから厳重に忠告いただいたやつ。

『 以前にも言いましたが 私はマスターを信じてます 』
「本気か?」
『 もちろん 』

「なあ、なのはよ・・・」
俺が喋ろうとしたが なのはに口を押さえられた。
「・・・そうだよね わたしも信じるって 言ったんだよね」
『 yes 』
「分かった 行こう。 わたしも もう迷わない!!」
『 Excelion Mode Drive Ignition 』

『 サー 』
「うん 分かってる。 バルディッシュも同じ気持ちだって。
わたしも バルディッシュのこと信じてるから」
『 Thank you. Zanber Form Drive Ignition 』

二人のデバイスが新形態をとる。
原作2期ではこの回だけの でもって3期ではおなじみの
槍のようなRHと 大剣のバルディッシュ 双方どうみても杖には見えない。

「ええっ ちょっといいのそれ?」
「やらせてやれ 己とデバイスがそれぞれ信じあってる結果だ」
「ふーん アルベロンは変形とかしないわよね」
『 モード変更機能はありませんが マスターを守りたい気持ちは同じです 』
『 我々もです マイスター 』
「嬉しいこと言ってくれるぜ」
「シャイニングハートも?」
『 今この場にいるのも私のせい。 その分私ががんばらねば 』


「アニキ 和むのはいいんだけど 来るぞ」
おっと いかんいかん戦闘中だった。
見れば向こうはブラッディダガーをこっちに飛ばしたところだ。
「感傷に浸ってる場合じゃないな」
「そうだね」









<同時刻 アースラ ブリッジ>



「災害担当局員第1陣 市街地火災現場に到着しました。 鎮火にあたっています」
「他の局員にも到着次第作業にかかるように指示してちょうだい」
「了解 通達します」
アースラでは なのはたちと闇の書の戦いを警戒態勢で見極めつつ
海鳴市の被害地域へ局員を派遣して復旧作業に従事させていた。

「無茶しないでね なんて言える状況じゃないわよね」
「そうですね。  あっ、艦長 クロノ執務官から通信です」


『艦長、なのはたちのほうは どうなってますか』
「今のところ 膠着状態ね みんながんばってくれてるから。
クロノ、あなたは何処にいるの?」
『今、本局から転送してもらっているところです。
あの白い仮面の男たちとその主、それからシステムクラッキングの犯人を
つきとめて 監禁してきました』
「そう わかったの」
『何も言わず 聞いてください。
男たちの主、そして捜査妨害の犯人は グレアム提督でした』
「!? 提督が なぜ・・・」

『11年前の闇の書事件 その後提督は独自に書の転生先を探し
今度の闇の書の主、八神はやてをつきとめていたんです。
そして 闇の書を確実に封印する方法も・・・
でもそれは 違法かつ非永久的な方法でした。
それを行使するために動いていたのが仮面の男たち いや、リーゼたちです。』
「そんな・・・ それでグレアム提督は?」
『僕が現場でリーゼたちを拘束し、提督に直接お話をお伺いしました。
提督は 自分の行為を認め 今は自室でおとなしく監禁されてくれてます』

「・・・そう」
『僕はあと数十分で現場に着きます それでわ』
通信はそこで切れた。
艦内が静寂する。 あのグレアム提督が? そんなことを考えているのだろう。
「・・・今は 目の前のことに集中しましょう」
「は、はい。 局員第2陣 まもなく到着します」







<メリーside>


『 A.C.S. Stand by 』
RHがACS 瞬間突撃システムを起動させる。
魔力で構成された羽が6枚生成され 先端には魔力刃ができた。
長距離砲撃を得意とするなのはちゃんには珍しく 懐に飛び込み零距離での攻撃、
これならシールドを張られてもその内側から攻撃できる。

「エクセリオンバスターACS ドライブ」
槍状のRHを突き出した状態で なのはちゃんが突撃していく。
「援護するわよ アルベロン」
『 ヴァリアブルバレット マシンガンモード 』
「ファイエル!!」
マシンガンモード 文字通り機関銃のごとく大量の弾幕を打ち出すモード。
数を叩き込んでシールドを少しでも弱めることが出来れば
なのはちゃんの魔法刃も少しは楽に貫ける はず。
「「そっか(なるほど) そういうことなら」」
『 シュワルベフリーゲン 』
「ぶちかませー」
「わたしもいくよ セイクリッド クラスター」
ヴィヴィオちゃんもヴィータちゃんも 趣旨は分かってくれてるみたい。
鉄球とセイクリッドの弾幕が加わり 打撃数を稼いでいく。

魔法刃が 少しだけシールドの内側にめり込んだ。
「ブレイク シュート!!」
魔法刃の先から繰り出される砲撃、
シールドの内側で発生したそれは 当然目の前の意思に直撃する。



でも

「駄目、あんまり効いてないみたい」
闇の書の意思は そう簡単には落ちないか・・・
「もう少し、がんばらないとだね」
『 yes 』

あれ以上の攻撃となると あまり手立ては無い。
管制人格さん 早く帰ってきて・・・







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あとがき



区切りが難しいなぁ
かといって全部通そうとすると無駄に長い1ページが出来るし・・・


意思の賛同が得られました。
おかげで悩んでたフェイト吸収イベントも回避できたし。


ユーノたちカミングアウトし過ぎw
アリサたち気絶するぞ すずかはしないと思う 度胸据わってるし


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