小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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それではお待ちかね
レッツフルボッコタイム
6話 始まります。
レッツフルボッコタイム
6話 始まります。
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『暴走 臨界!!』
エイミィさんが伝えると同時に 防御プログラムが動き始めた。
今まで周りを覆っていた黒い幕が消え 本体が姿を現す。
原作そのまんまだったので 俺は驚かない。
「チェーンバインド!!」
「ストラグルバインド!!」
アルフとユーノがまずバインドをかける。
「俺もいくか ストラグルはお師匠様が使ってるから ちょっと趣向を変えて・・・」
『 ディレイトバインド展開 ストラグル効果付与 』
『 戒めの鎖 発動します 』
追加で2種類のバインドをかけ、計4種のバインドでがっちり留める。
さらにザッフィーの鋼の軛が 邪魔なものを根こそぎ排除していく。
アタッカーが動き出す。 順番は事前の話し合いで
ヴィータ・なのは・メリー・シグナム・フェイト・ヴィヴィオ・はやてとなっている。
「鉄槌の騎士ヴィータと 鉄の伯爵、グラーフアイゼン」
『 Giant Form 』
カートリッジを使い アイゼンの先が変化する。
ヴィータの最大ダメージを誇る攻撃に適したハンマーの形に。
「轟天 爆砕」
掛け声と共に振り回すヴィータ 巨大化するアイゼン
「ギガント シュラーク!!」
でっかくなったアイゼンが防御プログラムをかち殴る。
その重量も相まって バリアが1層崩れた。
「高町なのはと レイジングハート・エクセリオン 行きます」
『 ロードカートリッジ エクセリオンバスター 』
エクセリオンモード版のシューター
カートリッジ3発分の魔力を追加したそれは
初期のSLB以上の威力がある。 と、後にRHに聞いた。
「ブレイク シュート!!」
意思にも放った 5発の光線(たぶん殺傷設定)が着弾すると
2層めのバリアは軽く崩された。
「メリッサ・クライムと 生まれ変わった相棒 アルベロン
今こそ訓練の成果を発揮するときよ」
『 術式展開 カートリッジロード フルドライブ 』
なのはと共同開発した魔法が展開される。
術式はSLBをベースに 打ち出すのではなく打ち込むように変換したもの。
『 ムーンライト ディスペランス 』
「ファイエル!!」
青白い まさに満月のような魔力の塊が発射される。
そして防御プログラムへ接触した月は爆散した。
零距離でSLB食らうような感じらしい。 3層めもふき飛んだ。
「剣の騎士シグナムが魂 炎の魔剣レヴァンティン
刃と連結刃に続く もうひとつの姿」
『 Bow Form 』
剣と鞘とがつながり 弓の形へと変化した。
そのまま射出体制になるシグナム。
「駆けよ 隼!!」
『 シュツルム ファルケン 』
放たれた矢は空を切り 4層めのバリアに垂直に刺さる。
そのままガラスが割れるようにバリアは崩れていった。
「フェイト・テスタロッサ バルディッシュ・ザンバー 行きます」
大剣型のバルディッシュをふり構えるフェイト
その衝撃が周辺の雑魚蛇を切り裂く。
「撃ち抜け 雷神!!」
『 ジェット ザンバー 』
バルディッシュを振り下ろす。
魔力刃が伸びてゆき 5層めのバリアを裂いていった。
「さっきの魔法 お返しだよ
ヴィヴィオとシャイニングハート いきまーす」
『 サポート開始 複写術式展開 弾数ブースト 』
ヴィヴィオのまわりに さまざまな色をした大量の魔力槍が出現する。
これは 意思がぶっぱなした魔法?
『 フォトンランサー レインボーダストシフト 』
「いっけぇ!!」
ああ思い出した ジェノサイドシフトだ。 コピしてたのね。
様々な色の槍が無数の弾幕となって襲い掛かっていく。
その名のとおり虹のごとく 次々と着弾していく。
すぐバリアにヒビが入り 文字通りダストになって消えた。
余剰の槍が本体に刺さっていく。
おっといかん みとれてる間にはやての攻撃準備が整ってた。
「石化の槍 ミストルティン!!」
真っ白の光線がプログラム本体に刺さってゆく。
刺さった場所から 石化が始まった。
やがてそれは全体に広がり 外枠を全て石像と化させる。
しかしそんなんで止まるプログラムではない。
固まりきってない内側からうぞうぞと再生していく。
だが キモイな。 これはナマで見たくなかった・・・
「うぇ 何あれ」
「なんだか凄いことに・・・」
『やっぱり並の攻撃じゃ通じない ダメージをいれた側から再生されちゃう』
「だが攻撃は通っている」
「だな 並の攻撃じゃ通じないなら?」
「並じゃない攻撃を当てればいい だな」
「その通りだ。 クロノ、あれの足止め お願いできるか?」
「いいだろう いくぞ、デュランダル」
『 OK Boss 』
「その間に ブレイカー系の魔法使えるやつは準備 他は補助。
ユーノたちは転送準備しとけ」
それぞれが それぞれの役目のため動く。
ユーノ・アルフが転送魔法を詠唱し始め
シャマルは旅の鏡を掲げ 待機中。
なのは・フェイト・はやても詠唱を始めた。
メリー・ヴィヴィオはいつぞやのディバイトエナジーで破壊組をサポートする。
その間 雑魚蛇はヴィータとシグナムが押さえ
俺とザフィーラ そしてクロノの凍結で本体を固定する作戦だ。
「悠久なる凍土 凍てつく棺のうちにて 永遠の眠りを与えよ」
クロノの詠唱と共に 海が凍りついてゆく。
それは地平線の彼方まで続き 視界全てが氷となってゆく。
雑魚蛇や 防御プログラム本体も例外ではない。
「凍てつけ!!」
『 エターナル コフィン 』
デュランダルがキメると同時に 防御プログラムが動かなくなった。
さすが元々闇の書の永久凍結が目的だったデバイス
ミストルティンでも通らなかった内部までしっかり冷え切ったようだ。
あとは 詠唱も終わって発射態勢の3人に託そう
「全力全開 スターライト・・・」
「雷光一閃 プラズマザンバー・・・」
「響け終焉の笛 ラグナロク」
「「「ブレイカー!!!」」」
3方の怪光線が防御プログラムを襲った。 音と光が大変なことになっている。
あの中心に立ちたくはないな。 ゆりかごでも消し炭になりそうだ。
「本体コア 露出。 捕まえた!!」
ナイス シャマル。
「長距離転送」
「目標 軌道上」
「「「転送!!!」」」
強制転移魔法が発動し ちっこい何かが超高速で空へ飛んでいった。
あれがコアかぁ 軌道上に着くまでにいくらか再生してるんだろなぁ。
「エイミィ!!」
『はいはい 今忙しいから映像だけね』
防御プログラムの残骸の上に 空間モニターが浮かび上がる。
映し出されたのはアースラのブリッジにある監視カメラの映像だった。
音声が無いのが残念だが ちょうどリンディさんが鍵を差し込むところである。
モニターの向こうのモニター さっき飛んでった本体が軌道上に到達したのが見えた。
リンディさんが鍵を捻り アルカンシェルが発射される。
アルカンシェルは コア本体に当たり
空間のねじれが コアをそのままねじ込んでいく。
そして向こうの画面では 何も無いただの宇宙空間しか映らなくなった。
「・・・」
全員が 無言でこれをみつめていた。
「・・・エイミィ 状況報告」
『あ、うん ごめん テンパってた。
防御プログラムは 完全消滅。 再生反応も無し。
現場のみんな お疲れ様』
「「「「「やったー」」」」」
エイミィさんの報告が合図だったかのように 全員が歓声を上げた。
あちこちで喜びと安堵の声が聞こえる。
「ってうぉい はやていきなり飛びつくな びっくりするだろ」
「ええやん嬉しいんやから 全部終わったんやし」
「・・・そりゃそうだが」
まだ【全部】は終わってない。 だがそれを今言うわけにもいかない。
「まぁ とりあえず良かったわな。
少なくとも闇の書暴走による世界の破滅とかいう
最悪の歴史の変化にはならんかったわけだし」
「そうね がんばったね はやて」
呼ばれた本人は俺に抱きついたっきり 動かなくなっていた。
ああそっか 本来ならここで倒れるんだっけ。
「えっ ちょっと はやて?」
「寝かせてやれ 初めてであんだけ凄い魔法使ったんだ。
疲れが出たんだろ」
「ああ そっか そうだよね」
これを言っておかないと 特にヴィータがテンパるだろうから先に言った。
『よく分かってるじゃないか さすが未来を知る者』
・・・アイツか。
『俺の正体 お前に話したっけかな?』
『防御プログラムを切り離し 主と正しく融合したとき 主の記憶が流れてきたからな』
『なるほどな まぁ、お前さんもごくろうさんだったな 夜天の書。
いや もう新しい名前も貰ってるころかな リインさんよ』
『・・・ケイスケ殿には 言わずともか』
気づけば俺は 笑っていた。
めでたい場で他の誰も気づいてなかったようだが
もう笑ってていいや 不思議とそう感じた。
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あとがき
うーん 最後あまりにも原作沿いすぎて ちょっと不完全燃焼。
【次回は】オリジナリティ考えないとね。
次回と言えば ここで6章終了とさせていただきます。
ちょっと詰まるところありまして・・・
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