リリカルフユーチャー 11章-２

これで３期も戦ってください　　というお話

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　　【SIDE SION】
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「というわけで　ユーノ君の魔法特訓はじめたいとおもいまーす」
「どういうわけでそうなったのか小一時間・・・」


年明け早々に企画された３家合同旅行も無事に終わり
世間が正月気分から日常に戻りつつある頃
突然なのはさんから提案された魔法訓練。




きっかけは　闇の欠片事件のとき
なのはさんのチームにシャマルさん（偽）が見せた攻撃魔法。
あとで本人に問いただして分かったんだけど
仮にも騎士として　たとえ応援が見込めない一人ぼっちの状況であっても
無事に主の元に帰れるようにセットされていた術式のひとつなんだとか。


さらに　防御魔法を使いながら移動していたユーノ君に
非常勤教導官でもあるリーゼ姉妹が目をつけたことも後押ししていた。

本来プロテクションなんかの防御魔法は　空間に固定して展開する。
それを維持したまま移動するとなると　たとえ数ミリでも膨大な演算処理が必要で
それこそ演算特化のデバイスでもないと辛い技術なんだけど
それを戦闘向けデバイス持ってないユーノ君が平然とこなしたのだから
そりゃ驚きもひとしお。

書庫検索用のデバイス改良して戦闘むけに使ったら
もしかしてユーノ君無敵なんじゃね？



「あのあとリーゼさんから　こんなのどうですかって術式がいっぱい来てるの。
　だからユーノ君もこれ覚えて　一緒に前線でがんばろうよ」
「いや僕は壁役とか後方支援とかで十分・・・」
「だーめ　わたしはユーノ君と並んで飛びたいんだから」


なのはさんの願望から始まったんですね　わかります。





ユーノ君には砲撃資質は無い。
これは本人も言ってたし　ミッドの学校で証明されてる。
でも　学歴資料とかみせてもらってわかったんだけど
射撃なら普通の魔導師くらい資質あるんじゃないですかやだぁ。


「だから　なのはがフェイトに勝ちたいっていってたときに
　シューター系の魔法教えてあげられたんだよ」
「でも　ユーノ君普段攻撃魔法使わないよ」
「僕だっていざとなったらやるけど　なるべくなら他人を傷つけたくないんだよ」


平和主義　ユーノ君らしい。
でも　そんな主義全力全壊でぶちのめす気まんまんのなのはさんに
その主張は無駄だと思うんだ。



結局　リーゼさんたちの案もふまえて
【プロテクション】と【チェーンバインド】という攻撃とは正反対の魔法術式から
ユーノ君オリジナルの攻撃術式を生み出したわけだけど・・・



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　　（あと）

臨時挿入したお話その２

前章のフラグ回収
GoDのユーノ君ってちゃんと攻撃術式持ってるんですよね
そのあたりの調整





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