リリカルマジカル エリジウム ３章-３

お盆の親戚到来なんかで
うｐがちと遅くなってしまいました
申し訳ない

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ジュエルシードが原因で闇の書の誤起動が起こった
通称『八神騒動』から一夜、



相変わらず風邪で動けないアリサを落ち着かせて
僕は何事も無かったかのように登校していく。
バスに乗り　すずかちゃんと合流し　なのはちゃんと合流し・・・




変わったことといえば
思念通話先が倍近く増えたことくらだろうか？

はやてちゃんのゴーサインで
守護騎士も総出でジュエルシード探ししてくれているのである。
ただし封印手段は無いので　探してくれてるだけなのだが
探し手倍増　僕らのような授業中などの時間制限も無し。
正直すごく助かってます。

早めに純ベルカ式の封印魔法組まないとね・・・








午後いちの授業中に　シャマルさんから早速連絡があった。
場所は海鳴臨海公園　原作どおり、例の樹のバケモノになるやつらしい。
レイジングハートは下校時までには全快するらしいので
そのときにユーノと合流することになった。



ユーノと合流後、すぐに公園へ向かう。
例の波動を感知した。　ちょうど到着する頃に発動するだろう。
シャマルさんに結界を張っておくようお願いしてあるので
一般人への被害が心配ないのが救い。

「ユーノ」
「うん、なに？」
「着いたら結界を張り替えておいて」
「何か問題でも？」
「たぶん　フェイトも来るだろ？
シャマルさんには別の方向でサポートしてもらいたいし
結界なら君のほうが上位のものが貼れるだろうからね」

自分で言って　ふと思った。
なのはちゃんが本気出さないと貫けない結界を
デバイス無しで張れるユーノって何者なんだろうね？





本家本元の封鎖領域に入り　シャマルさんと合流。
他の騎士は引き続き捜索中で応援には来ないので
フェイトチーム二人に対して　なのはチームは四人（うち二人戦力にならないが）
でもって　ジュエルシード取り付き中の樹が１本。


「うわぁ・・・」
「いくらなんでもハロウィンには早すぎるって」
「ボケかましてる場合じゃないよ　早く封印しないと・・・」



なんてことやってるうちに　先制攻撃はフェイトちゃんに取られる。
が、この樹只者ではない。　なんとバリアフィールド持ち。
金色の魔力弾は簡単に弾かれてしまう。


「おー生意気に　バリア張るのかい」
「今までのより強いんだ　それにあの子もいる」







フェイトちゃんとなのはちゃんで　お互いを意識しながら封印を試みる。
樹も黙ってはいないので　そちらからの攻撃も警戒しながら・・・

しっかし　すっかり飛行魔法習得してしまったね　なのはちゃん
あれけっこう高度技術じゃなかったっけ？











結局　二人の同時攻撃で
樹からジュエルシードが分離　封印された。
さて今回はこれからが問題。



「ジュエルシードは　衝撃を与えたらいけないみたい」
「うん　この前みたいなことになったら　わたしのレイジングハートも
フェイトちゃんのバルディッシュも　かわいそうだものね」
「だけど　譲れないから」
「わたしはフェイトちゃんとお話したいだけなんだけどな・・・」

封印処理は終わってるので
デバイス二機は通常モードに戻っている。
こりゃ、ガチで当たるかな・・・
で、アレが来ると・・・

『なぁアルフ』
『何だいこんな時に』
『逃げる準備だけしといたほうがいいよ』
『はぁ？』


上空の二人が　それぞれのデバイスを振りかぶる。
あの中心にジュエルシード置いたら確実に次元震起こるだろうな。
ガキーンとデバイス同士が当たる音が・・・




鳴らない。

替わりに「ストップだ!!」の声が響く。




事前に知っている僕を除き　全員が現状を把握するのに数秒を要した。
突然、なのはちゃんとフェーとちゃんの間に出現した男の子。
それぞれのデバイスを平然と押さえこんでいる。
凄いねぇ　推定トリプルＡの魔導師ふたり相手に平然だよ。



「ここでの戦闘は危険すぎる。
時空管理局執務官　クロノ・ハラオウンだ。　詳しい事情を聞かせてもらおうか」





とうとういらっしゃった　時空管理局
タイミングは原作どおりだが　さて、どうなるやら？







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あとがき




主人公とシャマルさんがいる以外は
今回は原則沿いの進行です。
同行がシャマルさんなのは戦闘行為に介入させないため。
しかし今回なにもしてないｗ