忍者ブログ
小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
[245]  [244]  [243]  [242]  [241]  [240]  [239]  [238]  [237]  [236]  [235
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

続投
今回 0章はいっぺんにあげます











------------------------------------------------------------------------------------









あの女神がいうことが正しければ あれから数日後



わたしの新たな人生の開幕。



と、文字で書けばかっこいいんだけど
実際は予定外の連続、どうしてこうなったと突っ込みたいところ満載
とりあえず生まれてから現在をダイジェストにするわね。








さてまずは 無事に産まれてきてからすぐのこち、
頭脳は腐女子 体は産まれたてほやほやの赤ん坊なわけで
頭では分かっていても 体がぜんぜんついてきてくれない。
いいとこ手足をふにゃふにゃさせたり 夜鳴きしてやったり程度の自己アピールしかできない。
数日で飽きたわ。




飽きたところで やっと親御さん
つまり新しい両親とご対面となった。
赤ん坊用の発育器なんて狭くてかなわなかったわ。


で、その新しい両親なんだけど
抱かれてぷにぷにされて それに反応してやりながら頭の中で驚愕した。




よりによって 高町の万年新婚夫婦だなんて・・・












ミルクを貰いながら 新母の桃子さんと 新父の士郎さんの話を聞く。
まさか生まれて数日の赤ん坊が理解してるなんて思ってもみないだろうから
けっこう深いところの話も平気でする両親に 今は感謝。



どうやらわたし 双子の姉妹の下のほうらしい。

双子というのは一卵性双生児と二卵性双生児があって
前者は1つの卵と息子から分裂してできた 容姿や思考なんかがクリソツになるタイプ
後者は1度に複数の卵や息子がくっついて 一子に育ったクリソツにならないタイプ

わたしと姉は後者らしい。
仮に前者であっても思考はわたしだから 姿はクリソツでも思考は別になるだろうけど。



そして両親が前々から考えていたという わたしたちの名前
姉が「なのは」 わたしが「のぞみ」
わたしの下の名前が同じなのは 偶然か テンプレか
はたまたあの女神の手引きなのかは 誰も分からない。


それにしても あのなのはさんの妹かぁ
この時点で原作介入確定じゃない。
女神め やってくれたわね・・・







------------------------------------------------------------------------------------







リリカルな世界に新たな生を受けたわたし
数年間は何事もなく 幸せな日々を送っていた。
両親もさることながら 兄となった恭也さん 姉となった美由希さん そして なのはさん
いずれも今の呼び名は違うけど みんな優しいし 頼りがいがある。

あの女神がオマケでつけてくれたというチート能力は
未だ発現してないけど 平凡でも十分な生活をしていた。
そう 数年間は・・・















ある日
父が病院に運ばれた。




その日も朝は何事もなく元気に家を発ったのに
ミイラのように包帯をぐるぐる巻きにして
呼吸器をつけた 痛々しい姿になって わたしたちの前に現れた。

交通事故に遭った
わたしとなのは姉さん(そう呼んでいる)にはそう告げられた。
裏の仕事で恨みを買ったんだろう わたしはそう仮定していた。
実は事情を知っている私には 交通事故という嘘は無意味なのだ。


おりしも喫茶翠屋を開業して間もなかったこともあり
かあさま(桃子さんをそう呼んでいる)と きょう兄さん(以下略)は夜遅くまで店で仕事
みゆき姉さんはとおさま(もう分かるわよね?)の看病でつきっきり、






結局 わたしが増えたこと以外は原作どおりで
なのは姉さんと二人っきりで広い家ですごす日々が始まった。
前日まで楽しい会話が耐えなかった家の中も 二人でいると静かで怖い。
原作だと ここに姉さんひとりぼっちだったんだよね・・・


「・・・なのは姉さん」
「うん?」
「静かだね」
「うん」
「昨日まで こんなことになるなんて 思わなかったよ わたし」
「わたしもだよ」

ちょっと嘘つきました。



「・・・姉さん」
「うん?」
「このまま 静かで寂しい日が続きそうで わたし怖い」
「わたしも怖い けど、大丈夫だよ きっと」
「ほんと?」
「うん 大丈夫。 のぞみには わたしがいるから」

ちょっと演技してみました。
でもおかげで いい子ぶるなのは姉さんフラグを折って
妹のために自分ががんばるなのは姉さんフラグをかわりに立てられたみたい。


そのせいか あれからなのは姉さんは
何かあればわたしのそばについていてくれたり
寂しくならないようにお話してくれたり
食事やお風呂も一緒だったり 手伝ってくれたり




あれ、このなのは姉さん
ただのシスコンな気がしてきた・・・





PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人だけにコメントする。)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
当ブログの小説

最新のものは下記『最新記事』から
過去作品は小説一覧からどうぞ
ツイッター
総合ブログ・小説ブログ共通
鉄系orなのセントツイート多し
ブログ更新のツイートも一応あり

相互フォロー・デュエルメイト募集
ツイッターDMでお気軽にどうぞ

 
TweetsWind
ブログ内検索
最新CM
[05/04 ライト]
[02/06 管理人]
[01/28 ライト]
プロフィール
HN:
渡有くれは
性別:
非公開
自己紹介:
そろそろ新人も何ですのでHN更新しました。 
渡有(とある)くれはと申します。 
本日は当書庫をご利用いただきまして ありがとうございます。


当ブログは
メインサイト『総合商事ビルOKIRAKU』の
コンテンツのひとつです。
メインサイトへはリンク『総トップページ』よりどうぞ。
カウンター

Copyright © とある書庫の片隅 All Rights Reserved.
Material & Template by Inori
忍者ブログ [PR]