きっとリリカルな世界 ０章-３

続投

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さらに数年が経ちまして



わたしとなのは姉さん　二人揃って小学校に入学することになりました。




どういうコネを使ったのか
しっかり二人とも私立聖祥大学付属小学校に入ることになってます。
学費も二人分かかるだろうに　両親には頭が下がりっぱなしです。









そして入学からあまり日を置かずに
あのイベントが来ました。




アリサちゃん　すずかちゃんとの接触イベント
すずかちゃんのヘアバンドを取ったアリサちゃんを
なのは姉さんが高町式で止めるアレ








・・・のはずだったんだけど　出演する人物が増えると内容も変わるようで、

わたしにちょっかいを出してきたアリサさんを見て
なのは姉さんがアリサちゃんに突撃
それをすずかちゃんがあたふたしながら止めにかかるという謎シナリオになってました。


結果的に　アリサちゃんともすずかちゃんとも仲良くなったんだけど
やはりわたしがいると物語はだいぶ変わるんでしょうか？
本編に入ったときが　不安です・・・






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どうやら　不安的中みたいです。


２年生にあがった年　ひとりの少女が転校して来ました。













八神家の はやてさんでした。
原作より２年くらい早いです。




聞けば聖祥に通学してなかったのは　足の関係じゃなく
両親のお仕事の関係らしいです。
ご存命なのね　ご両親・・・

肝心の足は　かたっぽだけ麻痺状態らしく
個人用まつば杖を愛用してるらしいです。
車椅子じゃないので軽い段差とかならなんとかなるらしいですが
闇の書どうなってるんでしょう？



クラスに紹介された日
早速お昼ごはんを一緒に頂きました。
わたしたち仲良し４人組にひとり増えるのは　時間の問題か・・・





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歴史には　改変しようとする力に対抗して
本来のものに戻ろうとする力がある　　と、聞いたことがある。
わたしがそれに直面したのは　２年生も半分終わった秋のとある日・・・






はやてちゃんのご両親、事故により他界



わたしたちもしばらく　はやてちゃんにかける声に戸惑ったもの。

「世界のどこかに龍玉が７個くらい落ちてたらええんやけどな」

なにごとも無かったかのように明るく接するはやてちゃんの姿が
なによりも痛く感じた　あの日・・・




両親がいたときでも広かった八神家で
はやてちゃんの独り暮らしが始まった。
資産管理は　某あしながおじさんがやってくれているらしい。
変な改変が入ってなければ　あの紳士なんだろうけど
違う人になっている可能性も否定できないのが怖いわよね・・・




なるべく一緒にいて　少しでも寂しさを紛らわせたら

というわけで　この頃からはやてちゃんがわたしたちの家に
逆にわたしたちが八神家に　よくいくようになった。
うちの両親も　バニングスのおじさんや月村の皆さんも賛同してくれてて
この関係が今現在も続いている。

そうそう　このとき初めてはやてちゃんの私室におじゃましたんだけど
ちゃんとあったわよ　闇の書。