小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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ユーノ君との出会いも
おかしな展開に・・・
おかしな展開に・・・
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午後の授業も終わって 下校時間です。
下校時間は学年によってもバラバラで
バスの時間に会わないことが多いので たいていの人は歩いて帰ります。
車で迎えにきてくれる家も多いみたい。
そしてわたしたちはというと
アリサちゃん・すずかちゃんは長らく通っている塾
本日から なのは姉さんも本人希望で塾に通うことになりました。
わたし? 頭脳が数年先のわたしに塾なんてものは不要よ。
アリサちゃんに拉致られたに決まってるじゃない。
はやてちゃんは晩御飯の買出しということですが
偶然にも塾の近くになじみのスーパーがあるということで
5人そろって移動中です。
ご都合主義 乙。
「あーこっちこっち、ここ通ると近道なんだ」
アリサちゃんがそう指すのは
林の中にできた舗装されてない道、
朝の散歩とか昼間は森林浴にいいかもしれないけど
夜はなんか出そうで通るの怖いなぁ・・・
「ちょっと道悪いけど はやては大丈夫?」
「これくらいならへーきや
というかここにきて仲間はずれは怒るで」
「そう それじゃ行こう」
よく晴れた午後の森林浴を楽しみながら
林の中を進む5人組。
なのは姉さんがさっきからソワソワしてるのは
きっと夢で見た場所だなぁとか考えてるんでしょ。
さて そろそろのはずなんだけど。
『 タ ス ケ テ 』
キター ユーノのSOS
そしてそれをなのは姉さんが受け取って・・・
「っ!?」
「あっ・・・」
「えっ・・・」
「ん?」
な、なんてことなの・・・
今、わたしの目の前で起こったことを
ありのまま話すわよ。
さっきのSOSに
ここにいる全員(来ると知ってたわたし除く)が反応したのよ。
全員よ
はやてちゃんはまだわかるけど アリサちゃんも すずかちゃんも よ
これは何 みんな資質(リンカーコア)持ちだっていうの?
「今、なにか聞こえなかった?」
「聞こえた ね・・・」
「聞こえたな」
「よく聞こえなかったけど たすけてーとか言ってなかった?」
オーケィ 全員聞こえてるわこれ。
『 助けてっ!! 』
「あっ また・・・」
「やっぱり 誰かが困ってるんだよ」
「せやったら助けて上げよ。 どこからや?」
「たぶん、こっち。 急ごう」
わたしの意見聞かないで走り出しちゃったよこの娘たちは。
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カンだけを頼りに林の中を走る5人組
はやてちゃん走れるのって?
驚くなかれ まつば杖常用の彼女
その状態で 徒競走はクラスで真ん中くらいに入る恐ろしい子なのよ。
杖がもう体の一部なのね。
なのは姉さんがその下なのは言うまでもなく・・・
「居た、あそこ!!」
先行するすずかちゃんアリサちゃんが
ユーノもといフェレットもどきを発見したもy・・・
少年、少年じゃないか!!?
フェレットモードじゃない だと・・・
どこまで想定外なのよ この世界はっ!
「おったか!?」
「うん 彼だと思う」
「息、してる 気絶してるのかな・・・」
「ふぇ やっと追いついたの」
なのは姉さん おっそ・・・
「さっきの この子なの?」
「たぶん・・・ 他に誰もいなかったし」
「と、とにかく病院よ 救急車よ」
「救急車何番だっけ」
「えと 117」
「それは時報や」
「ふぇ!? えっとえっと 177」
「それは天気予報やー」
姉さん 7から離れようよ・・・
「ち、ちょっと待って!!」
さっきから漫才コンビのような会話をしてるなのは姉さんとはやてちゃんを
あわてた口調で止めたのは すずかちゃん。
あわてた理由は ユーノにあった。
ほんわかと光っている。
そして数秒後 本来あるべき姿(?)に。
「・・・フェレット?」
「違うよ さっきの子だよ」
「いや、そうだろうけど どうしよう・・・」
「せやな 病院連れて行っても さっきまで人間でしたーなんて言えへんもん」
「アホの子と思われるわね 確実に」
「仕方ない この子には悪いけど 動物病院ね」
「抱えていけば救急車いらないものね。 近くにあったっけ?」
「えっと 電話して聞いてみるね」
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若干おかしな展開になっちゃったけど
とりあえずユーノは動物病院に搬送が決定。
今日1日でいろいろありすぎて
わたしもうお腹いっぱいなんだけど
夜にはきっとアレがあるのよね・・・
槙原動物病院に到着、すぐに診察してもらうことができた。
やはり 軽く衰弱しているとのことで
一晩預かってもらえるらしい。
その間に引き取り手を決めないとならないんだけど
とりあえず うちよね。
「なのは姉さん」
「うん」
「塾は?」
時計を見ると かなり危険な時間をさしている。
うわぁ!? とばかりに駆け足で病院を後にする3人
病院で走ってはいけませんと習ったでしょうに・・・
「ほな わたしも行くわ ごめんな」
病院を出たところで はやてちゃんともバイバイする。
そろそろ安売りの時間なんだそうで その年ですっかり主婦やってるわ。
わたしも帰ろう。
うまいことユーノを保護できるよう 裏工作(ごきげん取り)しておこないと・・・
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無印1話の半分くらいまでをお送りします
かなりハチャメチャやってますが 思いのほか楽しい
代償として原作なんてもんは無かったんやー状態まっしぐらいですけどね
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