小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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若干クロスが混じってまいりました
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【 SIDE NANO 】
"こんばんは 高町なのはです"
"いつもは平凡な小学3年生なのですが 最近はこう いろいろありまして"
"えと、みんなで魔法少女とかやってるんですが・・・"
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【 SIDE NOZO 】
『 Receipt number Twenty 』
「おつかれ」
少年が空から降ってきて(?)から数日、
あれから集まったジュエルシードは これで5個目 順調ね。
そして今夜はなのは姉さんが封印してるけど
前回プールで発動したときは アリサちゃんがやったのよ。
神社の件から正式にレイハさんの使用者登録したから
デバイスが増えるまで今は二人で使ってる状態。
メインが姉さん サブがアリサって 二人で決めたみたい。
すずかちゃんはすずかちゃんで
ジェイドの借用登録をしてあったりする。
主に図書館で探し物するときに使うんだけれど 平和利用よねぇ。
そしてはやてちゃんはというと
レイハさんにも ジェイドにも使用適性が無かったというオチ・・・
「なんでやー」 とか言ってたけど例の書のせいじゃないの?
夜でも家から抜け出せる なのは姉さんが通常レイハさんを所持してる。
今夜もわたしたち姉妹とユーノ(フェレット)が封印処理したんだけど・・・
「なのは 大丈夫?」
「大丈夫 なんだけど・・・ ちょっと疲れた・・・」
運動オンチが多少祟ってるわね。
でも原作だと ここまで一人で全部封印してるのよ?
あ、倒れた・・・
結局この日は 少年ユーノがおぶって帰りましたとさ
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日付変わって 今日は日曜日
とおさまがコーチ兼オーナーのサッカーチームが試合をするんで
みんなで応援に行こう という話だったんだけど・・・
「なのはー 朝だよ? そろそろ起きないと」
「ふぇ~ もうちょっとお寝坊させて・・・」
「姉さんサッカー見に行くんじゃないの?」
「もう少ししたら起きるからぁ~」
駄目だこの姉さん 早くなんとかしなきゃ
元々朝に弱いなのは姉さん
そこに加えて 連日の魔法線による精神的な疲れが溜まっている。
アリサちゃんも 先日授業中に船をこいでたし
封印作業はだいぶ来るみたい。
かといって もうすこししたら皆も来るし
実はあまり時間に猶予無いのよ?
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サッカーの試合自体は原作と代わり映えしなかったし
応援団が増えただけだったから 省いちゃうわよ?
というわけで 翠屋はサッカーチームの貸切
わたしたちは店の外にあるオープン席で ちょっとしたお茶会となったのでした。
「せやけど 二人ともほんとに大丈夫か?」
「あ、うん たぶん平気」
「ノープログレム」
そうは言ってもやせ我慢が見え見えなのよ二人とも
「本当は私たちが手伝えたらいいんだけど・・・」
「仕方ないわよ 適性が無いんじゃ」
すずかちゃんには 攻撃魔法の適正が無い。
正確にはミッド式の射撃と砲撃の適正なんだけど
同じく適性が無いユーノ曰く 絶望的らしいのよね。
逆に補助 特にインクリース系の魔法は天才的で防御も固い。
だから最近はユーノ直属の生徒さんになって フルバック路線をとってるんだけど
私たちは知っている 魔法に頼らずに物理的な攻撃を仕掛けたら
わたしたちに すずかちゃんを止める術は無いことを・・・
「せやね ただ見てるだけってのもなぁ・・・」
現在魔法行使暦の無いはやてちゃんは どうなんだろう?
原作だと広域殲滅型とかだったわよね。
実に 相手にしたくないタイプ。
そしてわたしも 仲良し組の2大火力が大きいから
自分から攻撃に転じたことが無いので 自分の適性はいまいち分からない。
魔導師ランクを測定したわけじゃないしネ。
"ありがとうございましたー" xいっぱい
どうやら サッカーチームのほうは解散みたいね。
「あ・・・」
「え?」
「あら・・・」
約3名は気づいたみたい。
おそらくは チームの子の誰かが持ってるであろう ジュエルシードの気配ね。
ユーノいじりで気づいてないアリサちゃんと
そのいじられ方のユーノはそれどころじゃないみたいだけど。
周りを見渡すと・・・ 居た。
マネージャーをしてる女の子と仲良く帰っていく男の子。
あの子が持ってるはずだけど 残念ながら確認する術無し。
それに いつものキーンと来るアレも無し。
「・・・気のせい かなぁ」
「なのはちゃんも なんか感じたんやね」
「でも いつもの音みたいなあれは無かったよね・・・」
ジュエルシードが発動すれば 何かしらの只事でないことが起こる。
今回は それが起こる気配もない。
結局 気のせいで処理した3人。 あとで後悔しなければいいけど・・・
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サッカーチームのおめでとう会解散と共に
各自いろいろと用事があるわたしたちも解散となった。
「なぁのぞみちゃん この後暇あったらつきあってくれへんか?」
はやてちゃんがこういう場合 たいてい荷物持ちの誘いなのよね。
片方とはいえ麻痺の入ったはやてちゃん
ふだんの買出しはともかく 大きなものとなるとさすがに辛い。
幸いわたしは暇する予定だったので
一緒に買い物にいってくることにした。
なのは姉さんがついてきそうだったけど
いいから姉さんは少し寝なさいw
「いやー助かったわ ごめんなぁ」
「いやまぁ いいんだけどね 自分のものも買えたし」
主に荷物持ちの名目で買い物に付き合うわたし
今日はいつもの買出しに フライパンと金槌の追加購入だった。
昨日、思い切って調理してたら壊したらしい・・・
ちなみに現在食材は私が 器具ははやてちゃんが持っている。
「必要なものはそれだけ?」
「せやな とりあえずはこれだけで・・・ おっ、昼間のイケメン君や」
はやてちゃんが指す方向には
イケメン君と呼ばれたチームリーダーとマネージャーが。
って、あら?
あの二人がここにいるってことは もしかして・・・
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【 SIDE YUNO 】
みんなと分かれて 僕らはなのはの自宅に戻ってきた。
のぞみが用事できて別行動になったから なのはと二人だったんだけど・・・
「はぁ・・・」
「なのは ため息ばっかりだね」
「だって心配なんだもん」
ちょっと、心配症というか過保護なんじゃないかって
最近思ってきたのは 僕だけだろうか?
心配しながらも ベッドに身を任せるなのは。
鳴れない魔法で相当疲れてるんだろう。
僕がもっとしっかりしていれば・・・
!?
これは、このキーンと来る感じは!!
なのはもすぐに飛び起きた。
「今のって・・・」
「なのは!!」
「気づいた?」
「ジュエルシード、それもかなり大きな反応だ」
僕らはすぐに行動を開始した。
反応の大きさが今までの比じゃない。
他の皆は・・・ 念話に反応しないか。
すぐ合流できればいいんだけれど・・・
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【 SIDE NOZO 】
とりあえず1つ言いたい
「死亡フラグ立てたやつ出て来い」と・・・
目の前でジュエルシード大樹が熟成し始めて
あちこちから根っこが襲ってくる ある意味バイオハザードな世界のど真ん中に
現在はやてちゃんと遭遇中なのよ。
ユーノの念話に返してる暇なんてないのよ!!
「なんやー なにがおこっとるんや」
「ジュエルシードが立派に成長してるのよ」
「立派すぎや そのうち空に浮かび上がるんちゃうか?」
「そういえばアレの中に入ってる大きいやつとジュエルシードって形似てるわよね」
「おお!? あの城は本当にあったんや.
って ちゃうがな。 そんなこと言ってる場合やない。 のぞみちゃん魔法でなんとかならんの?」
「なんとかしたいんだけどねぇ・・・」
ちょっとした問題があるのよ。
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【 SIDE NANO 】
「えっ ジェイド持ってるの?」
「うん。 ほら、ここに・・・」
屋上まで上がれる近くのマンションの前で すずかちゃんと合流できたんだけど
今日は図書館でこっそり本探しするのに ジェイドさんはすずかちゃんがもってたみたい。
「のぞみって ジェイドが無くても念話使えたよね」
「うん そのはずだけど・・・」
「繋がらないの?」
「近くにいるのは間違いないんだけどね」
「まさか あそこに居たりしないよね・・・」
わたしが指す『あそこ』
マンションから見渡す限りの大樹が根を張り 枝を伸ばしている。
それも ついさっき出現したばかりのもの。
アリサちゃんはその根っこに車が阻まれて動けないでいるって連絡来たけど
のぞみと はやてちゃんの連絡がつかないの。
「それにしても あんなに大きな反応って今まで無かったよね」
「あれはたぶん 人間が発動させちゃったんだ。
ジュエルシードは想いが強いほど強大な力を発揮するから」
強い想い・・・
そうか やっぱり・・・
サッカーチームのひとりと 一緒に帰っていったあの女の子
もし二人が両想いだったら それは間違いなく強い想い。
どちらかがジュエルシードを持っていたとしたら・・・
ううん、もっていたんだ。
やっぱりあのとき 気になった気配はジュエルシードだったんだ。
「私のせいだ あのとき気づいてたのに・・・」
「あのときって 翠屋の?」
「すずかちゃんも?」
「うん なにか気にはなってたんだけど。
とにかく この状況をどうにかしなきゃ」
「そうだよね。 でも、どうすれば・・・」
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(あと)
原作3話あたりの半分くらいのお話
でっかい飛○石とジュエルシードって似てますよね?
本文書いてて気づいたけど
続きますよ
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