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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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こんなストーリーがあったって
いいんじゃないかな















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【 あらすじ 】



わたしたちの前についに現れた
金髪の美少女 フェイト
なのは姉さんとの直接対決 月村家戦はフェイトの勝利に終わり
姉さんは魔王化の1歩を踏み出すことに・・・

あれ、あまり原作と変わってないような?





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【 SIDE NOZO 】




やってきました おまちかねの大型連休、
いつもは翠屋が忙しい我が家も ここを狙って家族総出で旅行に出かけるのが常。
今年は例年にない人数になったので バスを借りての移動
雰囲気は学校の研修旅行に近いかしら。


で、バスの席なんだけど
せっかくだからいろんな人と仲良くなろうという
かあさまの突然のおもいつきで 各家ばらばらにされたんだけれど
わたしは通路側で 隣がファリンさん 通路向かいがザッフィー
話題に困る組み合わせなんですけど・・・






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【 SIDE NANO 】




「にゃはは・・・ のぞみ困ってる」
「よく分かりますね」
「わたし おねえちゃんだもの」

そういうわたしは窓側で 隣はシャマルさんです。









「なのは」

後ろからユーノ君が なんだろう?

「何度も言うようだけど 今日はゆっくり休むんだよ」
「んもぉ わかってるよ」
「そう言って 気づいたら無茶してるから心配なんだけどなぁ・・・」

そう 旅行中はジュエルシード探しも少しお休み、
温泉でゆっくり体を癒して また元気にがんばろうって決めたの。




「でも 本当に大丈夫かなぁ
旅行中にジュエルシード発動しちゃったら・・・」
「そのときは 僕の転移魔法ですぐ戻れるから 大丈夫」
「一応 私もその手の魔法は扱えますから 心配しないで ネッ」
「それに みんなのおかげで順調に集まってるし
2,3日くらい休んでも たぶん平気だよ」


わたしたちと 最近手伝ってくれるはやてちゃんの騎士さんたちの努力で
手元のジュエルシードは既に10個
このまえフェイトちゃんが持っていった分も合わせて 半分見つかってる。
このペースだと 来月半ばには全部見つかるんじゃないかな。



・・・ジュエルシードが全部見つかったら ユーノ君とお別れになるのかな?









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【 SIDE NOZO 】




さぁやってまいりました 本日の宿
いろいろと大人の話をしてるのをよそに 子供たちは早速温泉へ~





「って僕は男湯のほうにですねぇ・・・」
「いいじゃないの 今更照れることないって」
「そうだよ一緒に入ろうよー」

若干もめてますが まぁ気にしないでね。
この宿 11歳以下は男女関係無くどっちでも入れるのよ。
で、今ココにいるのはほとんど9歳(約1名年齢不詳)なわけで・・・


「いやそれでも他のお客さんがびっくりしちゃうって」
「フェレットになればいいんじゃね?」
「「「それだ(や)!!」」」


ヴィータちゃんのナイスアイデアにより
ユーノ、フェレットモードで強制女湯入浴決定 ご愁傷様。

その語数十分のお風呂タイムは楽しく過ごさせてもらったわ。
ユーノには同じくらいの地獄タイムだったかもしれないけどね
男として むしろ幸運と思いなさい♪


















ゆっくり堪能したところで 次どうしようかと
わいわい話してるところに やっぱり来るのねアナタ・・・









「ハァーイ おチビちゃんたち」

なーんか軽そうな女性が話しかけてきたわよ。
誰かは知ってるけど


「誰がチビだーっ!!」
「ハイハイ ヴィータはちょっと黙っとこうな」

全くよね・・・




「ふぅーん 君かね うちの子をアレしちゃってるのは」
「うちの?」
「ちょっと 誰かの知り合い?」
「ううん 知らない」「私も知らない」

知ってたらそれはそれで楽しいんだけどね。



「あの、どちら様で・・・」
「うん? あら、もしかして人違い・・・
あはは~ごめんごめん 知ってる子に似てたんでつい、ね 勘弁しとくれ」
「は、はぁ・・・」

このセリフって自分で考えたのかしら?
演技にも腰が入ってないし ダイコンね。


そのあと まだフェレットモードのユーノを撫でながら
念話で警告っぽいものを発してくるんだけど
その行動からして ここにいる全員魔法関係者とは思ってないみたいね。
あとで泣きを見るわよ。






「さぁて もうひとっ風呂いってこよーっと」

そう言って 温泉へと消えていった。




「なーによアレは」
「酔ってるんちゃう?」
「まぁまぁ くつろぎ空間だし いろんな人がいるよ」
「だからってねぇ・・・
そうだ さっきの念話よね みんな聞こえてた?」

全員が首を縦に振る。

「もしかして フェイトちゃんの関係者 かなぁ・・・」
「あんなのが仲間にいるっての? 感じ悪いわ」
「くそっ アイゼンもって来てたらこの場で根性叩きなおしてやるのに」

お風呂はいるのに デバイスはリュックの中だもんね。

「や、まって フェイトちゃんの関係者だとしたら
この近くにもジュエルシードあるんとちゃうの?」
「可能性あるかもね」
「でも、探してたんじゃいつもと同じだよ」
「だよね どうしよう・・・」



結局 魔法慣れしてるヴォルケンズが
さりげなーく付近を捜索することになった。
発動は夜だから そう簡単は見つからないと思うけどね・・・









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楽しい時間はあっという間に過ぎるもので
気づけば太陽が行方不明になってました(苦笑


時刻は良い子が夢の国へ旅立つ時間 なんだけど
わたしたちはそういうわけにはいかないのよね。
大人たちも全員魔法云々カミングアウト済みだから
こっそり抜け出す必要ないのがいいわね。




で、大人たち
隣の部屋でだいぶできあがってるんですけど・・・





「これは あかんな」
「手伝ってもらおうと思ったけど これじゃねぇ」


出来上がってるメンバーの中にヴォルケンズが数人
おそらく強制参加されたのね 可哀想に・・・
ヴィータも見境なしですか そうですか・・・


その中でなんとか生きてたザッフィーを救出して
魔法少女ズ+動物2匹で宿を出発することに。






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宿を出発して数分 いつものキーン音を感知。
これは・・・  近くの小川ね。






現場に到着
しかしジュエルシードは フェイトちゃんが既に封印済。
ま、そこは原作どおりだからいいんだけどさ。




「あーらあらあら こんなにたくさんのチビっ子が揃っちゃって。
良い子は寝る時間って聞いてたけど そうでもないのかね?」

挑発発言がちょっと違うけど そりゃ7人もいればそうなるか。




「また あなたたち・・・」

ぼそっとこぼすフェイトちゃん。
でも フラグが混じってるわよ?

「あなたじゃないのっ!!
この前言いそびれたけど わたしはなのは 高町なのはっ」
「・・・そう」
「聞き流そうとしても無駄 覚えるまで頭の中に叩き込んでやるの」

どんだけーw





「それよりも、ジュエルシードをどうする気だ
それは とっても危険なものなんだ」
「なんだいあんた この石っころが危険なものってどこで知ったのさ?
でたらめ言ってるんじゃないだろうね? そうならあたしがガブッっといくよ」
「でたらめなかじゃない。 ジュエルシードは僕が発掘したもので
運送中に事故か何かでこの街にばら撒かれちゃったのを 回収してるだけだ」







「ジュエルシードを 自分が発掘した・・・」
「事故でばら撒かれたって それじゃあの時の・・・」

あら なんか向こうの陣営雰囲気変わっちゃったけど?


「あ、あのー「「ごめんなさいっ!!」」 ふぇ!?」

なんか謝られたんだけど・・・



「えっと・・・ どういうことなんだろう これ」
「何か心当たりがあるのであろう 話し合いの場を設けるべきと俺は思うが?」
「賛成ね この際お互い洗いざらい喋って すっきりするべきだと思うわ」

後ろで勝手に進んでるけど わたしも賛成ね。
いったいどうなってるのよ?











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「本当に 申し訳ありませんでした」


そう言って3つの頭を下げる 目の前の方々。






次の日 宿の自室に現れたフェイトちゃんとアルフ
そしてここで何故か表に出てきた プレシアさん。

そのプレシアさんが 事の顛末を説明に来たというから驚きね。







事の発端は 偶然の事故
フェイトちゃんの魔法練習で生成された魔力弾が暴発し
コントロールを失ってどこかへ消えていったのがそもそもの始まり、
その魔力球が運悪くユーノの輸送船にクリーンヒットしちゃったらしいわね。
別にプレシアさんがジュエルシード欲しかったわけじゃないみたい。
つまり 悪意のアの字も存在しなかったというわけ。


「そっか それで自分が回収しないとっていってたんだ」
「うん 自分で起こしちゃった事故だから 責任とらないとって・・・」
「あたしはご主人様がこうだから いろいろサポートしなきゃって・・・ ごめんねぇ」









あれ、ちょっと待ってよ?


「プレシアさんが欲しかったわけじゃないのよね ジュエルシード」
「ええ 欲する理由は無いわね」

さらりと言うねあなた。
そういえば フェイトちゃんと険悪な感じは全くしないし・・・


「その・・・ 聞きにくいんですが アリシアちゃんは・・・」
「あれ、わたし姉さんのこと話したっけ?」
「あ、やっぱ居るんだ」
「うん 元気だよ」

え、元気?







だんだん訳分からなくなってきたから
思い切って直接聞いてみた。



要約すると 現在のテスタロッサファミリーは
アリシアちゃんも リニスさんも揃ってご健在らしい。
プレシアさんもヒュードラシステムに関わってはいたけど
終盤に左遷されたらしく事故当日は別世界に居て無事
当然 アリシアちゃんに危害は無し。

それじゃ何故フェイトちゃんがいるかというと
アリシアちゃんの「妹が欲しいな」発言のせいだから驚きね。
ただの親ばかでしょうこの人。



ってわけでプロジェクトFの産物ではあるフェイトちゃん。
そのプロジェクトFの扱いが 原作と全く違っていたのがわたし的最大の誤算かしら。

このF こっちの世界ではなんと条件付の合法になっている。
その条件とは【医学的に用いる場合】
つまり ガンとか見つかってもFで培養した内臓を使えば
元は同じ人のものから作ってるから副作用とか起こるはずも無いというわけ。
そういう観点で 特に医学会からは名誉ものの研究になったわけ。

フェイトちゃんが実験体になったのは事実だけど
当時の法の裏をかいて 潜り抜けたんだとか。
現在はちゃんとミッドの戸籍持ちという変わりよう。
ここまでくるとご都合主義も恐ろしいわ。



・・・あら、そうなると
管理局来てもなんのお咎め無しよね。
今後の物語にどう影響出るのかしら?
















ひととおり説明が終わったところで
大人たちはそのまま親睦を深めることにした模様。
わたしたちは元々2泊の予定だったし
テスタロッサファミリーも1泊後一緒にどう? となった次第。



少女組はというと 自己紹介ラッシュになってます。
自宅にいたアリシアちゃんたちが合流して こっちも大人数の親睦会
なのは姉さんの『名前を呼び合ったらお友達』の信念のもと
大量にお友達が形成されてってます。
いや、いいんだけどね・・・




これ、今後どうなるのかしら?










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(あと)



2期に続いて 1期の物語も完全崩壊確定しました
これでこの先どうなっていくか 完全に予測不能になったと思います
打ってる自分もまだあやふやにしかストーリー構成できてませんがw


そんなわけで1期半分ほどしか経ってませんが
ヴォルケンズに続き テスタロッサファミリーの介入が入ります
こんな形で 管理局をどう登場させるかが問題ではあるんですが
アンチにする気は今のところありません。




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