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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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カミングアウトタイム はじまるよ



















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【 あらすじ 】



ちょっと O☆HA☆NA☆SHI 聞かせてくれないか
by クロノ(?)






「僕はそんなこと言った覚えは無いぞ!!」
                                         by 本物のクロノ





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【 SIDE NOZO 】




そんなこんなで準備も終えて
やってきました次元航行艦


「・・・いやぁ SFの世界に迷いこんだ気分」
「ほんとねぇ」
「まぁ 宇宙空間も航行できるけど 本来は次元間移動の艦だからね」

五次元の世界とでもいえばいいのかしら
そんなところを進む船なんだから わたしたちが見ても分からないものばっかりなのよね。




「あ、そうそう 危険なものは無いから
バリアジャケットは解除してもいいよ」
「え、あぁそっか そのまんまだったっけ」

そういえば はたで見ていたわたしたち以外は
ジャケット着たままだったわね。
というわけでジャケット解除して 私服に戻るフェイトちゃん&なのは姉さん。

そのままユーノ人間化イベントもあったけど
最初から少年だったユーノ、今やなんの驚きも無かった。
















「艦長、来てもらいました」

といってクロノが開けた扉の先は
日本を間違えて覚えてるとしか思えないあの空間。


「・・・なんかおかしくない?」
「そう思ったのはわたしだけやなかったか」

ですよねぇ





とりあえず中央の小上がり(?)に案内され
お茶と茶請けをもらった。 どこから調達したのかしら?


「落ち着いたところで 初めまして
この艦の艦長を務める リンディ・ハラオウンです」
「あれ、ハラオウンって・・・」
「クロノ執務官とは 親子の関係ですわ」
「へーやっぱr・・・  親子!!?」

驚きでお茶をこぼしそうになった子数名
そりゃねぇ 姉弟に見えるわよねぇ普通・・・








お互い挨拶が終わったところで情報公開開始
こうゆうときは 手札はゆっくり明かすものよ。



まずジュエルシードについて 発掘者たるユーノが説明
話中、ロストロギアについて質問が出て それに答える。
ここまでは原作どおり。

次に先日の次元震、
これも原作とはかなりかけ離れてるけど
特に問題ないのでカミングアウト。

さらに フェイトちゃんの事情説明
ロストロギアって持ってるだけでも罪なのよね。
ユーノは発掘者 わたしたちはユーノの手伝いだったからいいとして
序盤はフェイトちゃん独断だったし。
これも勘違いと食い違いで起こったことで現在は仲良くやってるし。


とりあえず第一段階は ここまで。





「そう 自分で見つけたものだから 自分が責任もって集めたいと・・・
立派だわ」
「だが同時に無謀でもある」

正論を言われて返せないユーノ

「で、こっちはそんな危険で無謀なことをやって集めてたのに
管理局さんはやけに遅かったじゃない。
ユーノの船が事故ったことくらい感知してたんでしょ?」
「ええ、まぁ・・・  SOSは受け取ったわ。
私たちとしても1番近い位置にいたから これでも大急ぎで来たのよ」


管理局の巡航エリアと巡航艦の密度はわからないけど
人手だけじゃなく 艦も不足してるって事かしら?
逆に言えば近くに他の艦がいる確率は低いってことだけど。





「ごほん  事情はわかりました。
これよりロストロギア ジュエルシードの回収については
時空管理局が全権を持ちます」
「「「えっ・・・」」」
「ちょっとそれどういうことよ!」

早くも食って掛かるアリサちゃん ま、そうなるわよね。



「次元干渉にかかわるんだ 民間人に介入してもらうレベルの問題じゃない」
「せやかて・・・」
「まぁまぁ 確かに世界とおりこして次元だかがどうこうなるって話だもの
それに専門家に任せたほうがすぐに集まるって」

あえて手を引くような発言をするわたし。
どうせこの艦長さん、うまいことひっくるめて手伝わせようとするんでしょうし。

「そういうことだ。
君たちは このことは忘れて元の世界に戻り 今までの生活に戻るといいよ」

そんな艦長さんの思惑も知らない執務官さんは
職務と法に忠実な流石発言で後追ししてるし。
あ、艦長さんの目がちょっと焦ってるw


「ま、まぁ急に言われても気持ちの整理はつかないでしょう。
今夜一晩ゆっくり考えて あらためてお話をしましょう」

ほらきた 自分で手伝うといわせるように仕向ける発言。
いいんだけどね どうせ手伝う気だし。 もう残りもだいぶ少ないし。





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むしろ問題なのは この後よ この後。






「さて 送っていこう。 元の場所でいいね?」

クロノが立ち上がろうとする。



「ちょっと待って こっちからも1ついいかしら?」
「何だ?」
「その前にいくつか確認してもいい?」
「ん、まぁ機密に触れない程度ならかまわないが・・・」





改めて確認を取る。

まず付近に他の艦が居ないこと、
これはさっきの話で証明できるけど念のため。

次にジュエルシードが回収できたらこの艦は元の任務に戻ること、
元の任務はさすがに教えてくれなかったけど 戻るらしいわ。



あと、これは個人的な話なんだけど・・・

「執務官殿は 公私をちゃんと分けるほう?」
「当然だ。 仕事に私情は挟まない。
しかし何故そんなことを・・・」
「それを聞けてよかったわ」





前提はできた。
このクロノ それに艦長さ・・ リンディさんでいいわよねもう。
おそらく別室で記録取ってるだろうエイミィさんも含めて
今このタイミングでカミングアウトしても 大丈夫でしょうきっと。



「最後の質問、その前にこの会話を記録しないでほしいんだけれど 可能かしら?」
「それは内容によるな」
「まぁ私の判断で消すかどうか考えるわ よっぽどの話でないと無理でしょうけれど」

「なら、そうしてもらうわ。
お二人は【夜天の書】または【闇の書】に聞き覚えは?」







一時 空気が凍った。
口にようかんを運びかけていた甘党で有名のリンディさんが
衝撃のあまり ようかんを落としたことに気づかないくらいに・・・


「・・・待ってくれ 質問を返すようだが
何故それを管理外世界の君が知っているんだ?」
「ま、いろいろとあってね」

おそらく何も言わないけど リンディさんも同じことを考えてるわね。
顔に出てるもの。


「そう そういうこと」
「・・・艦長?」
「貴方、どこまで知っているのかしら?」
「だいたい。 あとしいて言えば 書に関してはこの場に居る全員」




「エイミィ、彼女が質問を始めるあたりからの記録を抹消して頂戴。
それと以降は記録しないでくれる?」
『は? はぁ 了解です』

今答えたのがエイミィさんか。 いい声してるわ。


「かあさ・・・ 艦長!!」
「いいのよ さっきまでの質問からして
おそらく彼女は11年前の事も知ってるわ。 でも、どうして・・・」
「それじゃその辺の情報交換といきましょうか 秘密裏にね」




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ここまできて やっと第二ステージの幕開けってところかしら。
今回はまだおとなしくしてる夜天の書本体を呼び出し 論より証拠を確立、
蒐集状態を見せて  ・・・まぁ初日集まっちゃった分は分は仕方ないけど
現在の主と騎士に対立・敵対意思は無いことを確認。


このへんから さっきまで別部屋にいたエイミィさんが参加してるけれど
さっきまでの話を記録していたということは彼女も聞いてたということだから
遅かれ早かれ彼女にも参加してもらわなきゃならないので問題なし
艦の外部 できればアースラクルーでも今はこれ以上はバレてほしくは無いけどね。




「事情は分かった。
だが今の主、つまり君に危害を加える気は無くても
過去の騎士たちの行動までは見逃すわけには行かない」
「そう、ですか ですよね」
「しかし酌量の余地はあるんじゃないかと思うんだ。
よければ僕が尊敬し、信用できる上司がいるんだが
司法取引と償罪従事をお願いしてみよう。
それならば 君と騎士が離れ離れになることもないだろう」
「ほんまですか? おねがいします」

どうやら アースラクルーと騎士の衝突はなさそうね。
今後どうやって書の闇をとりはらうかが問題だけど
それは追々考えていきましょうか。










書は書で進展したけれど ジュエルシードはまた別の話
当初の予定通り一晩考えて どうせ手伝うんでしょうけれど
また明日ということになった。


でもね あと6個なのよね
海の中ってのはわたしは分かってるのよね
管理局、ほんとにもう少し早くこれなかったのかしら?










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(あと)




アースラ会合と 第二期完全消滅のおはなしでした
消滅こそしたけど ちゃんと代替の話も考えてますので ご心配なく



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