小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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なんだかんだ言って
あなたも好きねぇ・・・
あなたも好きねぇ・・・
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【 あらすじ 】
アースラクルーとジュエルシード探し
無駄な労力よね・・・
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【 SIDE NOZO 】
管理局の介入が決まり
わたしたち魔法少女隊は しばらくアースラでの生活となった。
原作では学校を休んでの作業だったけれど
さすがにこの人数がいきなり休学では クラスの皆や先生が不振に思うので
まさかのアースラから通学という運びになった。
捜索はアースラがやってくれているし 授業中はユーノと諸事情で別行動の騎士たちがジュエルシード対応に当たる。
そういう決まりだったけれど 無意味に終わるのが分かってるから言葉にできない。
そんなわけで 陸地ばかり探してるからなんの成果もないまま
艦に乗り込んで1週間が経過した。
「7日目かぁ 見つからないね」
「あれっきりなんの反応もないじゃない ユーノ本当に21個あるの?」
「うん、ある。 あるはずなんだけど・・・」
「1週間なんの反応もないんやったら 近くに誰もおらん場所なんちゃうか?」
「そっか 願いとか想いに反応するんだものね」
冴えてるなぁ本好きの二人。
実際この頃、近くの海底に落下した可能性をクロノも考えてたみたい。
「せやけど みんなで寝泊りして1週間、なんや合宿みたいやね」
「うん ちょっと楽しむには場違いだけど」
「魔法関連の本とか ここに来ないと絶対見れなかったものも見れたし」
「デバイスの調整とかもしてくれるからラクでいいわ」
それとなくくつろいでるわね みんな。
そう、ロストロギア探索と封印を手伝っている関係か
よっぽど機密のあるエリアを除いて 基本的に自由に出入りしてもいいことになっている。
資料室に行けば魔法の教科書や参考本もあるし デバイスの不調もすぐに見てもらえる。
特にウケが良かったのが 模擬戦のできる訓練室
バトルジャンキー(フェイト)が本領発揮してくるし 2人ほどバッチコイしてるから
アースラに居る時間の3割くらいはここに居るかもしれない。
資料といえば
夜天関連の捜索で 無限書庫の探査チームが結成されたみたい。
発端は やっぱりというか八神家をこっそり見つめていたグレアムさん。
わたしたちがリンディさんたちと接触したことも当然周知してて
その行動は思いのほか早かったんだとか。
今回は特に『夜天の書』という正式名所が分かってるから
原作のときより資料は見つけやすい かもね・・・
ユーノがまだこっちだから 期待薄いけど。
「それじゃ今日も?」
「うん 新しいシークエンス組んでみたんだ 試運付き合ってくれる?」
「ちょうどいいわ 私も試してみたいヤツがあるのよ
コルタナもメンテナンスあがりだから少し慣らさないとね」
訓練室常連 フェイトちゃんとアリサちゃんは
食事を終えると早速一戦交えに行く気だし
すずかちゃんとはやてちゃんは資料に夢中だし
正直すっごく不安なんだけど 将来とか将来とか
※コルタナってアリサちゃんのデバイスね
なにかの神話に出てくる剣らしいけど・・・
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結局今日も 陸地にあるはずの無いジュエルシードは
当然ながら見つからなかった。
そして訓練室のほうはというと・・・
「あ"ー くやしー!!」
「も、あと一歩だったのに・・・」
タイムオーバーで引き分け
「クスッ これでフェイトさんの18勝12敗22引き分けかしら?」
「確か そうだったよね」
「まだ若干フェイトちゃんのほうが優勢やね」
そりゃ魔法知って数週間と我流とはいえ訓練してる子を比べたらねぇ
それでも最近引き分け多いのよ
戦闘のタイプがお互い苦手なのよね
そんでもって
「いつの間に混じってたのよ」
「前半戦の終わりごろからかしらね」
リンディさん・・・
シャワーを浴びたあと
少しお話いいかしらとリンディさんに誘われ 夕食には早いけど食堂に移動。
「実はみんなのことが気になっててね」
「気になって? たとえば?」
「ほら、あなたたち管理外世界の生まれでしょ
一人二人は稀に魔法資質を持つ事例はあるんだけど
ここまで人数多いのは記録に無くてね」
実際 資質もちの人が多く出てたら管理局は黙ってないでしょうね
万年人手不足だし
「だから個人的に調べて見たの そしたら納得したわ。 ほら、これ」
といって出されたウィンドウ そこに出されていたものに驚いた。
原作っ子の姉さんとはやてちゃんは 稀に見るタイプで間違いないんだけど
アリサちゃん、すずかちゃんは ちゃんと資質を持つ理由があった。
アリサちゃんのお父さん、お母さんは大手企業の創立者
そのうち お母さんのほうがなんとミッド出身だったことが報告書としてそこに提示されている
バニングス社の商談先にも ミッド関連のものがあった
つまり アリサちゃんは知らずとも親は熟知してたわけ。
そしてお母さんが持ってた魔法資質が アリサちゃんに受け継がれてたわけね
すずかちゃんのほうも似たような感じなんだけど
こちらは『夜の一族』と呼ばれるご先祖さまのなかに
魔法世界からの人物が紛れ込んでたみたい
工学技術も受け継がれてて その頃から人型機械の研究はあったみたいね
ノエルさんたちってアンティークだったの・・・
「そういうわけで お二人ともリンカーコアを持ってても不思議じゃなかったというわけ」
「はぁ・・・ お父さんって世界を渡るの得意だけど 次元も渡ってたのね」
「そっか ノエルやファリンも向こうの技術で・・・
リンディさん、その研究ってまだ行われてますか?」
「そうねぇ そのまんまとはいかないにしろ
新しい技術を取り入れたものはあるかもしれないわね」
なんとなーく すずかちゃんの考えてることが分かった気がするけど 気にしないことにした。
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(あと)
いろいろと裏設定消化の回でした
次回からまた原作沿いになりますよ
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