小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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な、なんてことをしてくれたんだ・・・
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【 あらすじ 】
連休旅行で再び出会ったフェイトちゃんとわたしたち
最初は予想通りの展開だったんだけど・・・
あれ、お母様がでてきちゃったわよ?
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【 SIDE NOZO 】
このまえの旅行で すっかり【オトモダチ】になったフェイトちゃん
偶然の事故が招いたジュエルシード散乱ということで 悪気もなく
誤解も解けたみたいだから対立することも無くなった。
なんてことは無かったのよね
「せっかくだから どっちが多く集められるか競争なの♪」
「あ、うん いいんじゃないかな・・・」
あえて言うけど どうしてそうなった?
というわけで現在フェイトちゃんは別行動でジュエルシード収集中。
ヴォルケンズの皆さんも競争に乗っかって
3組の争いが始まってしまいましたとさ。
ぜんっぜんめでたくないんだけど。
ちなみにぶつかっちゃったら 対決して買ったほうがゲットらしいわよ。
話が通じるところ以外 原作のまんまじゃないの。
これも歴史が戻ろうとする力なのかしらね?
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こうして各個捜索できるようになったのに もう1つ別の理由があったりする。
以前まで1つのデバイスを二人で使っている状態が続いていたけれど
プレシアさんの計らいで アリサちゃん、すずかちゃんの専用デバイスが
別に用意されることになったのが大きかった。
アリサちゃんには バルディッシュに近い武器として使える片手剣タイプのデバイス
すずかちゃんには まだ見ぬケリュケイオンに近い防護を基本とするデバイス
どっちもインテリジェント どこかの我輩よろしく名前はまだ無い。
「そういうわけだから 名前は自分でつけてあるのよ」
「って急に言われても・・・ あんた何て呼ばれたい?」
『そう仰られましても・・・』
「困っちゃうよね。 ゆっくり考えよっか」
『マスターの仰せのとおりに』
どことなく主とデバイスが似てるのは気のせい?
わたし?
わたしは相性バツグンだったジェイドをまだ借りてるわよ。
不便もないし ユーノはデバイスなくても平気だし。
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さて そんな回想はさておいて
今日の授業も終わり 下校時間。
デバイス貰ってすっかりはりきっちゃってるおふたりは
おけいこの時間まですこし空いてる時間も使って
負けるものかとジュエルシード捜索
なのは姉さんとはやてちゃん それにわたしの3人は
そのふたりにおいてけぼりを食らってしまいましたとさ。
「ま、あんまりはりきりすぎて空回りするとは思えんし 二人きりでも大丈夫やろ。
わたしらはわたしらで 負けんようにがんばろ」
「手に負えない状況だったら無理しないで応援を呼ぶように決めてるしネ」
「そうだね それじゃわたしたちもがんばろっか」
学校があるはやてちゃんは 下校ついでに捜索協力してるから
特に急がない限りヴォルケンズとは別行動なのよね。
基本的にわたしたちか アリサちゃんたち側についてるんだけど
広域殲滅型だから こういうときはあまり戦力にならないのは言ってはいけない。
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途中でユーノと合流し
今日もジュエルシード探しは続いたんだけど・・・
「姉さん、あれ・・・」
わたしが指す先には 沿道広告用の大型ディスプレイ
カメラのCMが流れてる脇に表示された時計は19時過ぎを出していた。
「あー タイムアウトかぁ」
「せやねぇ わたしも晩御飯つくらなあかん」
「それじゃ今日はここまでかな」
原作ならユーノがもう少し残って ってなるんだけど
最早高町家の一員たる彼 ごはん時に居ないとアレだったりする。
まぁ 魔法云々が伝わってる分 若干の猶予はあるんだけれど。
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また明日ねー といって別れて数分後
『キャー 誰か助けてー』
という悲鳴念話と共に感じる いつになく強いジュエルシード発動反応
というかこれ すっごく小さいけど次元震起きてない?
そして場所は商店街
大至急 結界が展開される。
大丈夫かなぁ 周りの人にチラリと見られてた気がするけど
プラズマとでも思ってくれないかしら・・・
「あ、なのはたち よかった」
「た、助かったぁ・・・」
悲鳴の主たる アリサちゃん・すずかちゃんペア
おけいこの帰りに偶然見つけたジュエルシードをアリサちゃんが自己流で封印しようとして
間違えて砲撃攻撃当てちゃったというから困ったものよね・・・
「なんで思いつきでやっちゃうかな・・・」
「し、仕方ないじゃない
わたし一人でもなんとかできるようになれば便利かなーって思っただけよ」
反省はしてない。
「でも、ジュエルシードが活性化してて
あれじゃいつ思念体に変化してもおかしくないよ」
「そうだよね すぐに封印するの」
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本来不デバイスがガキンと交差して次元震が起こるジュエルシードは 今回も難なくゲット
ただ、さっきの巨大反応で管理局が釣れる可能性が否定できないわね・・・
家に帰ってごはんを食べて
なのは姉さんがお風呂中を見計らって
直接聞くしかないか・・・
「ユーノ君」
「なに?」
「さっきのって いつもより大きい反応だったわよね」
「うん 次元震起こしかけてたかも」
「あれで管理局、来るかしら」
「管理局を知ってる!?」
「何で知ってるかは今は聞かないで。 で、どう思う?」
「あ、えっと 感知していればおそらく・・・」
ですよねー
「でも、来てくれれば心強いよ」
「残念だけど わたしにはそうは思えないのよね」
「え、それは・・・「おまたせーお風呂上がったよー」」
姉さんが出てきたので これで会話終了。
そして悩みの種が1つ増えるのは ほぼ確定かしらね。
この展開からして 歴史の修正力でたぶんアースラ来るだろうし。
ヴォルケンズにも打診しておこう・・・
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(あと)
えらいことをかましてくれたアリサちゃんの巻
そして新デバイス(名前はまだ無い)の登場
この子たちに関しては次回にでも明らかにできると思う
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