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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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どうやらページが変わるごとにカウンター動いてたようです。
そら動くの早いわけだ。


本編は想定外の展開になっちゃったなぁ
これがどう影響するか・・・
作者でもわかりません。


とりあえず 4話








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真っ白になったユーノをつかんで 部屋に引き上げてきた。


「ユーノ君 大丈夫?」
「な、なんとか・・・」

どうやらお父さん、お母さん、恭兄さんの質問攻めに遭ったらしい。
途中から学校帰りのみゆ姉さんも加わって 4対1 ボクなら負ける気しかしない。
ちなみに翠屋は臨時休業だって。

「僕は ブシドーを甘くみていたよ」
「うわ ユーノ君が意味不明なこと言い出した」
こりゃ 相当かもしんない・・・





ん?
今なんか 変な気配が・・・


「あれ 今のって・・・」
「なの姉さんも今の感じた?」
「これは・・・ ジュエルシード! 新しいのが発動したんだ」
「ふぇ また昨日の夜みたいなのが来るの?」
「分からないけど これは・・・ 昨日より強い気配がする。
すぐ近くだ なのは アリス 行こう」
「う、うん」







高町家の立つ町内の すぐ近くにある神社
気配がしたのは 神社の境内のほう。

ながーい石段を昇った先には 目が4つもついてるバケモノと・・・

「アリサちゃん!?」
「あっ なのは アリス た、助けて・・・」




「なにアレ なんなの?」
「さっきこの下で 怪我した子犬みつけて・・・
それで、治療するのにお水もらおうと思ってここに着たんだけど、
水場探してる間に その子がいなくなっちゃって かわりにアレが・・・」
「きっと ジュエルシードがその子犬を取り込んだんだ」
「!? その子、昼間はなしてた昨日の子?」
「うん。 ユーノ君、どうすればいいの?」
「実体があるぶん 昨日の思念体より手ごわくなってる。
気配が強かったのはそのせいだよ。 なのは、レイジングハートを起動させて」

「ふぇ、起動ってなんだっけ」
おおぅぃ(滝汗
「なの姉さん こんなときにボケなくても・・・」
「我は使命を から始まる 起動パスワードだよ」
「あんな長いの覚えてないよぉ」
「ええっ!? もっかい言うから繰り返して」
「わ、わかった」



「アリちゃんはこっちに」
「う、うん。 あれが昼間いってたやつ?」
「もっと強敵だってさ。 でも大丈夫、なの姉さんならどうにかしてくれる。
アリちゃんはボクが護るから 心配しないで。
グラム、イージスモードで起動 ロジックBに切り替えて」
『 Systemlogic-B Aegis Mode Setup Stand by ready 』


グラムに積んであるオリジナルシステム
ロジックAは主の指示を受け、主と共に行動する通常のデバイスと同じもの。
それとは別にボクが自分で構築して組み込んだロジックBは
主であるボクの手から離れてもデバイスシステムを動かしっぱなしにできるもの。
たとえば プロテクションを動かしっぱなしにして他人に手渡しておくと
ボクがその場から離れててもデバイスのまわりは護られっぱなしになって安全になる。
使い魔システムから考案したから魔法維持のための魔力は常時消費するんだけどね。

「というわけでアリちゃん ハイこれ持って」
「ええっ なんなのこれ」
「ボクのデバイス 持ってるだけでいいから」
「アンタが護ってくれるんじゃなかったのっ!?」

イージスモード(形状 小盾)のグラムにプロテクションを発動させて
アリちゃんに渡して ボクはなの姉さんのほうへ。




なの姉さんは何故か杖だけ出してた。
「なの姉さんジャケットは?」
「えっ? あ、そっか」
『 バリアジャケット 』

ジャケット展開がギリギリ間に合って
犬の化け物の追撃を受け止めることが出来た。

「あれ、そういうありすは デバイスは?」
「あそこ」
鳥居の向こうでアリちゃんがもってまーす。
「デバイスはサポートをしてくれる機械だけど
魔法はデバイスが無くったって ちゃんと使えるんだよ」
「そうなの? ユーノ君」
「僕は元々デバイス無しのスタイルだからね」
「まぁデバイス使ってる魔道師だと デバイス無しじゃ全力は出せなくなるんだけど。
リングバインド!!」

犬の化け物を 光の輪で締め付けた。
これはバインド系の基本魔法 これくらいならラクに発動できる。



「えっと 封印ってのをすればいいんだよね。
レイジングハート、お願いね」
『 オーライツ Sealing Mode Setup 』
昨晩も見た 羽を生やすシーリングモードのレイジングハート。
何故かフルドライブ状態だと羽根が出るらしい。
封印、魔力使うものね。


「リリカル マジカル ジュエルシード シリアルXVI 封印!!」
『 Sealing 』


光の帯が犬の化け物に襲い掛かって・・・
あと昨日と同じだから言わないでも分かるよね。
後に残ったのは きっと取り込まれてただろう子犬と ジュエルシード。

『 Receipt number Sixteen 』
「ふぅ これでいいのかな?」
「うん。 これ以上無いくらいに」

「ちょっとー 私はいつまでこうしてろって言うのよ」
「ああ、ごめんごめん もういいよ。
グラム、プロテクション解除 待機状態」
『 モードリリース 』
アリちゃんの手の上で待機状態(形状 カード)に戻るグラム。
バリアジャケットも解除したので ボクも私服に戻っていた。



子犬を抱きかかえるアリちゃん。 そういえばその子怪我してたんだっけ?

「ちょっとそのままにしてね」
そう言って手を差し伸べ、フィジカルヒールを発動させる。
ボクの力じゃすぐに完全回復とはいかないけれど 自己治癒で直すよりは早い。

「アリサちゃんは大丈夫だった?」
「え、ええ。 デバイスだっけ? あれが守ってくれたから。 あ、ありがとね」
『 どういたしまして 』
「とりあえず 昼間の話、私は信じるわ。
疑ってたわけじゃないけど 目の前で見せてもらったし」
「うん ごめんね 巻き込んじゃって」
「結果的にそうなっただけよ。 でもあんたたち、無理はしないって約束して。
姉妹そろって厄介に首突っ込んで 無理してでもなんとかしようとするんだから」
一応、自覚してまーす(汗





首輪もしてない子犬は アリちゃんの家でしばらくお預かりして
飼い主が現れなかったらそのまま引き取ることになった。

いつものリムジンで迎えに来てもらったアリちゃんが先に石段を降りていく。
途中、こっちを向いて手を振ってきたので ボクらも振り返した。

「お疲れさま かな」
「うん そうだね」
「おつかれ なの姉さん」
沈む夕日を見ながら 3人でそうつぶやいた。





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あとがき



せっかくバレたことですし 何処ぞの女性に代わってアリサに出てきてもらいました。
しかし作品変わってもバインドしか使ってないな うちの主人公は・・・


前作で飛ばしたシリアル16も無事確保できましたし
ちょっと短いですが1章をここで区切ろうかと思います。
設定ページ打ち込んでから 続きの2章でまたお会いしましょう。


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