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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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アクセス解析だけじゃ面倒なのでカウンターを設置してみました。
気づけば5千超えてたんですね びっくりです。



それではお待ちかね(誰が? 私だ)の
リリコレ本編いってみましょう。
リリトラから見ると巻き戻しにも見えますが
視点や内容が違いますから たぶん大丈夫。







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「ん うーん・・・」

桃色のケータイが激しく鳴っている。 あ、落ちた。
同じ部屋で寝てるうちのなの姉さんは朝に弱い。 そう言うボクもだけど。

「ふぁ・・・ なんか変な夢見ちゃった」
「おはよー なの姉さん あぁー 夢見わるっ」
「ありすも? わたしもだよ・・・」
「二人そろって・・・ 変な予兆じゃないよねぇ」


今年、3年生になったボクたち。
なの姉さんはアリサちゃん、すずかちゃんと同じ塾に通い始めて
ボクは翠屋のお手伝いを始めた。 たまにだけど。

「(あの夢・・・ とうとう来たのね)」
今朝の夢は 覚えが無いわけじゃない。
あれはきっとユーノと ジュエルシードの思念体の戦いの夢、
そっか もう始まるんだ 1期・・・



あさごはんを食べて 学校へ。
聖祥大付属小は専用バスのお迎えがある。
学校は丘の上だから バスがあると楽チンです。

「なのはー アリスー」
「すずちゃん アリちゃんだ おはよー」
「おはよっ」

仲良し4人組が顔を会わせる。
自家用車(めちゃ豪華な)があるアリサちゃんたちも登校にはバスを使うんだよね。
なの姉さんやボクに合わせてくれてるのかな?
ちなみにボクは最近 二人も2文字で呼んでます。





午前の授業もあっという間に過ぎ お昼休み。
仲良し4人組はいつも屋上でお弁当を広げます。
今日のおべんとうは何かな?  うわぁタコさんだ♪


「将来 かぁ・・・」
「今日の社会のアレ?」
「うん あんまり考えたことなかったから・・・
アリサちゃんとすずかちゃんは もうけっこう決まってるんだよね」
「そりゃ うちはお父さんもお母さんも会社経営だし
いっぱい勉強して ちゃんと後を継がなきゃ くらいだけど?」
「わたしは機械系が好きだから 工学系で専門職がいいなぁって」
「なの姉さんもあるじゃん 喫茶翠屋の二代目とか」
「うーん それもビジョンのひとつなんだけど
ほかにやりたいことが何かある気がするんだよね。
まだそれが何なのか はっきりはしないんだけど」

小学3年生に将来何をしたいかって言われても困るよね。
そう考えるとアリちゃんすずちゃんは立派でーす。

そう言うボクも なにか決まってるかといわれると困るかな。
ちなみに中の人はとうとう33歳になっちゃいました。 (だから何だと言われても・・・)





午後の授業も終え 下校時間。
アリちゃん すずちゃん なの姉さんの3人は今日は塾
ボクも塾の近くのお店に用事があって 一緒に道を歩いてます。


「あーこっちこっち ここを通ると近いんだ」
「そうなの?」
アリちゃんが指したその道は 林の中をつきぬける土道でした。
「・・・すっごいルート よく見つけたね」
「ちょっと道悪いけどね」

土道にちょっと入って気づいた。
あれ、この風景どっかで見たことなかったっけ?
ああ、今朝の夢の風景なんだ。 って。
なの姉さんも同じ事考えてるかもしれないね。


ということは そろそろ念話が聞こ『助けて!!』えてきちゃったね うん。

「ねえ 今なにか聞こえなかった?  なんか 声みたいな」
「声? 別に聞こえなかったけど・・・」
「うーん なんとなく かなぁ」
「そう?」

アリちゃんすずちゃんには聞こえないよなぁ 念話だもん。
魔力持ってたら聞こえるかもだけど。




『助けてっ!!』

「!?」
2度目の助けてで なの姉さんが走り出した。 方角は合ってる。

「ちょっ なの姉さん どこいくのー」
「なのはちゃん?」
ボクも後を追った。 後ろから二人もついてきてる。



なの姉さんに追いついたときには
姉さんは傷ついたフェレットユーノを抱いていた。

「どうしたのよ 急に走り出して・・・」
「!? 見て あの子、怪我してるみたい」
「う、うん どうしよう・・・」
「と、とりあえず病院? いや、獣医さん」
「この近くにあったっけ?」
「あっ 家に電話して聞いてみる」















近くにあった【槙原動物病院】に ユーノは運び込まれた。
怪我はそんなに重くはなかったみたい。
ただ大分弱ってるらしく 一晩入院が決まった。

問題はユーノを誰が引き取るかなんだけど
塾の間に3人で話し合って とりあえずウチで預かれるか聞くことにしたみたい。



ゆうごはんのときに それはなの姉さんから打ち明けられた。
食べ物商売をしてる高町家 ペットは原則禁止なんだけど
小さいしカゴに入れておけて なの姉さんがちゃんと世話できるならと
条件付での保護が決まりましたとさ。  うん 原作どおりの展開です。

ウチで預かれることになったことを アリちゃんすずちゃんにメールで伝える。
「とりあえず 良かったよね」
「うん 明日学校が終わったら迎えにいこうね」
大丈夫 明日まで待たなくても もうすぐ迎えにいかなきゃならないから。





『聞こえますか? 僕の声が聞こえますか?』
ほーら来た。


「あっ 今朝の夢と昼間と 同じ声・・・」
「やっぱりなの姉さんも見てたんだ あの夢」
「ってことは ありすもこの声を?」
「しっかり聞こえてる。  昼間のあの子 ユーノの声だ」
「!? ありす、あの子のこと知ってるの?」



『僕の声が聞こえるあなた お願いです 僕に少しだけ力を貸してください。
お願い 僕のところへ  危険が もう・・・』

念話はここで途切れた。
こりゃユーノ 思念体に見つかっちゃったかな?

「・・・説明してる暇 なさそうだよ なの姉さん」
「そうみたいだね 行こう!!」









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あとがき


すぐ2話上げますんで まとめてそちらにて。



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