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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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ネタがあるうちに どーんといっちゃいましょう。
当区画のメイン小説 第2弾です。

今回も長編になる予定 StSまでいけるといいな。
オリキャラ1名主人公の一般的なものです。
原作ストーリーは 今回かなり破壊するんじゃないかと思います。
その手のものに抵抗がある方は閲覧をお控えください。

よろしかったら『さらに読む』からどうぞ。
プロローグなので原作キャラはまだ出てきません。


カテゴリー : 再構成 転生トリップ 軽くTS








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目を覚ましたら そこは瓦礫と土ぼこりの世界だった。






頭が イタイ・・・
僕は 誰だ? 思い出せない。


なんでこんなところにいる?
僕は細々と残った記憶をたどる。








そう だ・・・  駅前のビルにいたんだ・・・
僕の家から歩いていける 最寄の駅が近くにあるビルに・・・



ビルは 20階建てで
そのなかの 8階、
地元では有名な 映画館にいたんだ・・・



上映作品は【Magical Gial Lirival NANOHA The MOVIE】
ごく一般的と称する僕が唯一ハマってるアニメシリーズの 初の劇場版。
魔法少女とつくあたり 男の子の自分がひとりで見くには勇気と資質が足りないのでは?
そう思ったけど実際に行ってみたら そうでもなかった。
僕なんかじゃ足元にも及ばない オタクのエリートさんたちが一杯いて
対称層らしき女の子たちとあまり変わらない割合で列に並んでた。
それで僕も 安心してその列に並んで・・・






そう だ・・  そのとき 地震があったんだ・・・
足元が揺れて 電気が消えて まわりの人々の悲鳴が聞こえて・・・

そういえばとまわりを見渡す。
あれだけいた人たちが見当たらない。 瓦礫だけだ。
あれだけいたら ひとりふたりは怪我して転がってそうなんだけどな?



地震があって 逃げ惑う人の波に飲まれて
たぶん天井から吊るされてた看板が僕にHITしたんだ。
なのはさんの顔がグワッと襲ってきたところで僕の記憶が途絶えてるから。
















改めてまわりを見渡す。
瓦礫と 壁の隙間からこぼれる光 たぶん外の光だろう。
ただ ビルが崩れたにしては瓦礫少なくない?

映画館の上にまだ12階あったんだから 崩れたんならぺちゃんこ確実だろうし
街の中にあったのに 土ぼこりって・・・





オカシイ 何かがオカシイ 理解できないことが多い。
理解できなくて 僕は無意識に頭をかく。


かいてみて 初めて僕自身の異変に気づいた。


「!? なにこの髪・・・  って 声も!?」

僕の髪は ありえんくらい長くなっていた。
一応スポーツ少年だった僕は頭も短く刈っていたのに
今僕から生えてる髪は 腰にかかるくらいある。
追い討ちをかけるように 今、男の子とはおもえないほど高い声が僕の口から出てきた。

パニクりかけた僕は なにはともあれ立ち上がってみた。
視線が異常に低い。 記憶が正しければ僕は20代後半なんだけど
地震が起きる前からみて 今の視線はその半分以下だ。 地面近すぎ。
手足も小さくなっている。 幼稚園児並。 少なくとも成人男性のものではない。
というか体格といい髪や声といい そもそも男のものじゃないと思う。


「な、なんで どうなって・・・」
僕の頭がオーバーヒートしそうです・・・














現実逃避したくなる気を抑え
とにかくその場から離れることにした。
これ以上崩れてくる気配は無かったけど とにかく外に出たい。
というか この場にいたくない。

落ちた屋根や崩れた壁の隙間を縫っていく。
小さい身体はこういうときは便利かもしれないね。




数分ほど移動すると 更衣室だったらしき部屋を見つけた。
床に落ちた洗面台に うねった蛇口からすこしだけ出ている水が落ちている。
見た目はきれいそうだったので 少し飲むことにした。
口の中 ほこりっぽくてかなわないし・・・

しかし蛇口に近づいて 後悔した。
洗面台につきものの鏡が汚れてはいるものの性能をかろうじて維持している。
その鏡に映った自分の姿を見て 唖然とした。

さっきまでの場所ではしっかり確認できなかった髪は黒い。 それはいい。
しかしその髪がついている顔 すっきり整ったその顔に見覚えがある。
加えて目の色が赤い。 寝不足や泣いた後とかでは説明できない見事なスカーレット色。



「えぇぇぇえぇぇえええぇぇ!!!!」

鏡の奥には 僕と一緒に驚く
ちいさくて色違いな闇の書の管制人格さんがいました・・・





ここで ようやく僕がどんな状況下にあるのか 少しだけ理解してきました。
とりあえず ここはあのビルの中にあった映画館じゃないです。
というかあのビルでもありません。 それにしては不可解すぎます。
もっと不可解なのが 今、僕が女の子になってること しかも幼女 推定年齢4歳から5歳
そして 背丈や髪色が違うけどリインフォースそっくり。

おそるおそる確認したけど
僕の大事なところは ありませんでした orz
胸もないけどね 見事な洗濯板 まあ4,5歳じゃ仕方ないよね・・・
身体は子供 頭脳は大人 どこの探偵ですか?
いやあの探偵さんは子供になっても男の子だから羨ましい限りです。






「おおっ 居たぞ 大丈夫か?」

鏡の前で真っ白になってた僕は
さっきの叫び声でかけつけてきたという人たちに救助された。
とりあえず外に出ることはできたけど 外に出てさらに驚いた。

そこは地元の街というか 日本じゃない風景
今僕が出てきた建物は風化してボロボロ。 町全体がボロボロだった。
聞けば数百年前に滅んだ文明の遺跡なんだそうで。  ・・・数百年?
まわりは木々が生い茂ってる。 しかも見たことが無い木ばっかり。
ナニコレ ドコデスカココ・・・




僕は救助してくれた人たちに連れられ
その人たちの野営キャンプにやって来ました。
ムキムキマッチョなおっちゃんもいれば 本の虫っぽいもやしのような人
明らかにメカ得意ですってオーラ出すメガネの人とか
学生時代にお世話になった食堂のおばちゃんみたいな女性まで とにかくいろんな人がいた。

その全員が 似たような模様の服を着ていた。
聞けばその人たちの部族の衣装らしい。
その部族衣装にも 僕には見覚えがあった。


「えと・・・ もしかして皆さん
遺跡発掘とか生業にしてたりするんでしょうか」
「おう、よく分かったな その通りだ。」
「えと・・・ もしかして皆さん
小動物に変身できたりとかするんでしょうか」
「そうだな 現場に出るやつは大抵できるかな。
狭い場所を移動するには便利だからな」
ああ、その気持ちは分かります 小さいと移動便利でした。

「それでその・・・ 皆さんの部族って・・・」
「ああ、小さいお嬢ちゃんは聞いたこと無いかもしれんが
遺跡発掘のスペシャリストで通ってる【スクライア】って部族さ」





・・・どうやら 確定みたいです。
僕はなのはさんの顔に襲われて(多分関係ない)リリなのの世界に来ちゃったみたいです。
リリなのスキーな僕ですが 喜んでいいものか悪いものか・・・








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あとがき


新シリーズ はじまりました。
リリカルマジカル コレクショナル 略してリリコレ
コレクショナルは造語なので決してググらないようお願いしますね。
今回もまず最初はプロローグと言うことでお送りしております。

今回はちっさくて2Pカラーなリインさんもどきが主人公ですが
前作同様 詳細は設定ページでぞんぶんに書かせていただきます。


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