小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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年末年始に更新休止してる間に
おとなりの画像は5枚目 ユーノ君に切り替わってましたね ⇒
いよいよ20日を切りましたが
直接映画館に突撃できない身なのでなんともいえません・・・
おとなりの画像は5枚目 ユーノ君に切り替わってましたね ⇒
いよいよ20日を切りましたが
直接映画館に突撃できない身なのでなんともいえません・・・
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<75年 5月23日 22:00 海鳴市 高町家ありす自室>
「派遣? 六課が?」
業務を終えて自宅に帰っていたボクに
すっかりミッド在住であるはやちゃんから通信が届いた。
『せや。 聖王教会経由で本局から来た依頼だったんやけど
ほかの機動課も捜査課も手一杯でな』
「レリック選任じゃなかったっけw」
『その可能性も含んどるらしい。 ロストロギアってことは確かだそうや』
「へぇ・・・ で、何でボクに?」
『その 発見された場所がな ありすちゃんが今おるところなんよ』
「・・・はぃ?」
『せやから 海鳴市なんやと』
ああ、そういやそんな話もありました。
サウンドステージですね 状況把握。
『六課フォワード陣と隊長たち あと八神家のメンバーで行くから
そっちの連絡お願いしたいんや』
「また大所帯だねぇ 12人?」
『ううん 11人。 ザフィーラは六課の留守を引き受けてくれてな』
「ああ、ザッフィーにぎやかなところ苦手なんだっけね」
あの犬 失礼、狼は留守と称して団体行動を嫌うクセがあるらしいです。
「で、いつこっちに向かってくるの?」
『これから準備して・・・ せやな そっちで朝方に着くように出るよ。
ただ わたしと他数名は別件があるから 現地で合流ってことで。
転送ポートの使用申請はリンディさんにお願いしてもらっとるから』
「あとはこっちの許可か。 オッケー話とおしておくよ。
ちょうどボク明日非番だし」
『ごめんな遅い時間に よろしく頼むわ』
通信が切れてから時計を確認 うーんメール大丈夫かなぁ・・・
< 5月24日 6:00 海鳴市北部山中 バニングス家私有地>
どうにかなるもんでした。
すずちゃんもアリちゃんも起きてて こころよくOK。
転送先には二人の家の敷地を使うことになり ボクはそのうちの1つ
アリちゃん家の別荘にやってきました。
りんっ という音を響かせ 目の前に転送陣が描かれる。
そして現れる6つの人影。
「はいっ 到着ですー」
「やぁ いらっしゃい とボクがいうのも変かw」
「スクライア三佐!?」
「あ、そうか アリスさん自宅から出勤してたんでしたっけ」
「そうだよ 驚いたでしょ。 こんな遠い管理外世界から出勤してるんだよ」
「驚きました・・・」
ええ 瞬間転送が無いと無理です。
普通の転送じゃスクランブル来ても 首都防衛隊並の足ですので。
「それで 初めての地球はどう?」
「ミッドとほとんど変わらないでしょう」
「ええ 空は青いし 太陽は1つだし」
「山と水と 自然の匂いもそっくりです」
「湖 綺麗です」
「ところでここは 具体的にはどこなんでしょうか?」
「ここは現地の住人の方がお持ちの別荘なんです。
捜査員待機所としての使用を快く許諾してくれたですよ」
「現地の方 ですか?」
「スバルは覚えてないです?
わたしとありすお姉様、みんなで行った 初めてのお買い物」
「あ、はい 覚えてます。 ひとつどうしても見当たらなくて・・・」
「そのとき手伝ってくれた人 アリサさんの敷地なのです」
「スバルあんたこの世界に来たことあったの!?」
「えっ? あ、うん。 小さいときに母さんが大怪我しちゃって
局の医療センターも管理世界の病院もいっぱいになっちゃってね、
この 海鳴市の病院にいたころがあったんだ」
「そのときわたしと同室になってね スバルとはそのときに初めて会ったんだよね」
「ボクとユーノはその前に本局で会ってるんだけどね」
「・・・なんかスバルさんって小さい頃から凄い人脈あったんですね」
「そのときはまだ魔法にはあまり興味なかったんだけどね・・・」
あのときは六課に参加してくれるのか不安だったけど 結果オーライですね。
ちなみにあのときの木刀は マッサージ道具として現役なんだとかw
「っと 噂をすれば・・・」
「うん 来たね」
市内へ通じる道路を通り 待機所へやってきた1台の車。
もちろん中に居るのは 別荘の持ち主。
「なのはー フェイトー」
「「アリサ(ちゃん)」」
久々のご友人たちのご対面 といった感じですね。
なにせ中学卒業してからこっち なの姉さんもフェイトも
住所はミッドへ移り 仕事尽くめで実家にすらなかなか帰れず
すっかり海鳴離れしてしまってますから。
「アリサさーん こんにちわです」
「リイン 久しぶり」
「はいですー」
「あ、紹介するね。 わたしとなのは、はやての友達で幼馴染の」
「アリサ・バニングスです よろしくっ」
「「「よろしくお願いします」」」
「貴女とは『お久しぶり』よね 大きくなったわね」
「は、はいっ お久しぶりです。 あの、覚えてくれてたんですね」
「まあね 顔の覚えはいいほうだから。
・・・そういえば はやてたちは?」
「別行動です 違う転送ポートから来るはずですので」
「多分 すずかのところに・・・」
「そっか。 ま、そのうち来るでしょ」
ただ待ってるのもなんなので
待機所に収まったところで任務確認と
かんたんな捜索およびサーチャー設置から始めることに。
と話してる途中で月村家入り組が合流。
いやぁ何年ぶりだろう全員揃うのは。
さてボクはというと そもそも所属部隊が違ううえに
今回は管轄外でもあるので あまり深入りは出来ない。
「でも出来る限りは手伝うよ」
「当然、わたしたちもよ」
「にゃは ありがとう。 でもたぶん大丈夫」
「そう? ・・・それじゃわたしたちは別のことでサポートするわ」
「うん そうだね」
「ってなんでボクを攫おうとしてるですかぁぁ!!」
クッ アリちゃんすずちゃんに強引に攫われることになるとは 予想外・・・
< 9:00 アリサの車の車内>
市内方向へ向かう車に拉致されて乗車中。
自車をフェイトに貸したすずちゃんも乗車中。
途中いくばかしかサーチャー撒く手伝いこそすれ
ほとんど役に立ってないぞボク・・・
「しっかし 3人とも元気でよかったわ」
「中学卒業してから ほとんど会えなくなっちゃったものね」
「はやちゃんは戸籍上 姉さんとフェイトも実質
ミッド在住になっちゃってるからねぇ。
海鳴から出勤してるボクはともかく・・・」
ふだんはミッドの住宅地にある自宅(今や一括払いで買えるほど収入がある)か
職場(今は六課)の寮で生活してる3人、
職場柄 なかなか海鳴に帰ってくる機会が減ってしまっているのも事実。
まぁ高町家はみゆ姉さんも恭兄さんもいるし
ハラオウン家は元々管理局一族だからさして問題はないんだけどね。
「そういえば はくとやユーノは? 今回は来てないの?」
「あーうん はくとは今日は出勤 ユーノも本局で本職してるかな」
さすがに部隊の長と補佐が一緒に休みってワケにはいかない。
ユーノにしても 六課相談役は副職で 無限書庫司書長が本職で
けっこう手一杯なんだよね。
「ふーん 忙しいのね」
「今回の出張任務だって他の部隊が手一杯で六課に回されてきたわけで
通常ならミッドチルダから出るのも大変なんだし」
「それならなおさら 手伝える範囲で手伝ってあげないとだね」
「うん 次いつみんなが揃うか判らないものね」
「いっそ わたしたちが向こうに行くってのも手よね。 前にもやったんだし」
「そうだね 考えておこっか」
なんか相談もなく話がどんどん進んでるんですけど 怖いなぁ・・・
そのまま大型ショッピングセンターへ駆り出されたボク。
どうやら今日は食事面でサポートする気らしい。
思えば原作どおりだったんじゃないか 心配して損した。
と、このときは思った。 このときはね。
その後みんなで晩御飯 銭湯配備と楽しい時間が過ぎていった。
訓練漬けのフォワードたちには いい休暇になったんじゃないかな。
捜索物たるロストロギアは
六課の海鳴捜索が始まって3日目に見つかったそうだ。
ちょっと時間軸のズレこそあったが 原作どおり無事に捕獲し
六課の派遣任務は終わりを告げる。
途中休憩の時間を使って 海鳴の別荘へいってみた。
六課メンバーは帰り支度をしている。
「やあ 探し物見つかったんだって?」
「あーアリスちゃん 無事に確保できたよ。 派遣任務大成功や」
「久しぶりの故郷だけど もう数時間でミッドに戻らなきゃだね」
「せやね まぁ、ええ気分転換にはなったな」
「みんなもお疲れ様」
「「「「お疲れ様ですっ」」」」
「どうだった? 海鳴市」
「なんというか・・・ 凄いです」
「魔法文化は全然無いのに ミッドチルダとほとんど変わらない発展で
人も多かったし 風景も似てるし・・・」
「スターズの二人は?」
「えっと 以前お世話になった提督さんにご挨拶もできました」
「私はなのはさんの普段見せてくれない面を見ただけでおなか一杯です・・・」
「撤収準備 完了ですー」
「うん ありがとな。 それじゃお礼も兼ねてみんなでカギ返しにいこか」
その後 みんなでバニングス家へ向かい しばしの休憩の後
ミッドチルダへの帰路についた。
アリちゃんが何かはやちゃんい相談してたようだが
なんだろう? 不安しかよぎらない・・・
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あとがき
なんか数日かけた割りに消化不良ッ気が・・・
SSは特にネタを探すのが大変ですね 映像が無いだけに。
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