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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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長らくお待たせいたしました。
更新を再開いたします。
今年もよろしくお願いします。












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配属初任務を終え 隊舎へと戻る六課フォワード陣。
スターズは別行動でレリックの護送 先ほど無事完了の報が届いた。


ボクとなの姉さん ライトニングの二人も事後処理引継ぎを終え
地元部隊が用意してくれた車で六課隊舎を目指しているところ。
フェイトは自分の車のもとに戻り 元の任務に戻るらしい。

いやぁボクは転送で飛んでけばすぐなんだけど
どうせならみんなと一緒に行きたいでしょう。






<75年 5月13日 16:00 六課隊舎前>



「みんなおかえり 無事でえかったわ」
「おかえりなさい」
はやちゃんと 先に隊舎に着いていたティアナが出迎えてくれた。

「うん ただいま」
「「只今戻りました」」
「はじめての出動で疲れたやろ 今日はゆっくり休ませてあげたいんやけど」
「うん 無理は禁物 分かってるよ。 今日は夜の訓練はお休みね」

「あれ スバルさんは?」
「隊舎の中 心のケア中や♪」
「はぁ?」






<その頃 六課隊舎 特別相談室>


「それでですね わたしがズバーンと殴り壊して
ティアが援護してくれて マッハキャリバーも良い子で・・・」
「ははは・・・ スバル、言いたいことが多いのはわかるから
もう少しゆっくり話してくれないと分からないよ・・・」

目を煌かせて先ほどまでの出来事を話すスバルに
顧問相談役 ユーノが困惑していましたとさ






<再び隊舎前>



「ああ、ユーノの困った顔が目に浮かぶなぁw」
「そうだね あの子、ユーノ君大好きだから」
「なのはちゃーん うかうかしてたらスバルにユーノ君とられるでぇ」
「ふぇ!? いやそんなユーノ君とはそういう関係じゃ・・・」
久々の姉さんいじり 楽しいなぁw



















数日後・・・





初出動が良い方向にフォワード陣の糧となったみたいで
みんなあれからますます訓練にいそしむようになった。

あのあと訓練は個人スキル主体に切り替わり
ヴィータも加わって叩きまくっている。
フェイトも手があいてれば参加してるようだが なにぶん執務官業務が多い。
そっちに行ってる間 はくとかボク、稀に顔を出すアルフが相手になることもある。

そうそう 774隊と六課で合同訓練も実現したけど
数で勝る774隊に質で勝負してきた六課 結果は六課の判定勝ち。
六課フォワード陣は新コンビネーションを編み出すきっかけになり
ふがいないと思ったのか うちのフォワードも個人訓練を増やしたりしてて
双方で収穫があった感じですね。



初出動からこっち 目だった事件も無く おおむね平和。
ただし偽善とした平和であることは 事件担当者から見れば明らかだった。









<起動六課 特別相談室>



『この前の出動のとき エリオが破壊したガジェットの残骸なんだけど ここ・・・』

地上本部情報管理部から直接通話で連絡してきたフェイトが
画像データのとある1枚を出したとき
この部屋にいる二人 ボクとユーノは息を呑んだ。


「これは まさか・・・」
『そのまさか。 検査の結果、ジュエルシードだった』
「これって局の保管庫で厳重保管されてるんじゃなかったっけ?」
『そのはずなんだけど なんでガジェットの中にあるのか・・・
今、本局に問い合わせてるところ。 それとここ、このプレート』



ジュエルシードと一緒に写っているプレートには
手書きで名前が彫られていた。

「・・・スカリエッティ」
『ドクター ジェイル・スカリエッティ。
広域指名手配されている重犯罪者 名前は聞いたことあるでしょう』
「ジャックさんと同じファミリーネームだね」
「それどころか ジャックさんの兄なんだよ コイツは」
「あ、兄!?」
事情を知らないユーノが声を上げて驚いた。
そらそうでしょうね 重犯罪者の身内が外部とはいえ六課の協力者になってるんだから。

「事情はあとで話してあげるよ。
フェイト、そのデータこっちに送って。 ジャック先生に筆跡見てもらうから」
『データはアリスの端末に送ってあるよ。
それも交えて緊急会議を開きたいんだ。 データをまとめたらすぐに帰るから
なのはたちに連絡お願いしていいかな?』
「オッケー 無理しない程度に迅速にね」
『うん それじゃ』


通信が切れ 空間モニターが閉じる。

「あれから10年 まさかジュエルシードを再び見ることになるとは」
「やっこさんはこの件にボクらやなの姉さん、フェイトが絡んでるのを知ってるんでしょうね」
「厄介なことになりそうだ・・・」






各隊長と副隊長、各部長、相談役などを交えた緊急会議。
ジャック先生に見てもらった結果 筆跡はドクター本人のものと確認され
一連のレリック事件およびガジェット関連事件は
ジェイル・スカリエッティが黒幕ではないかという線で動く。

ただ黒幕であると確定できるほどの証拠が揃ってないので
引き続き本局のチームと今日のうちに協力体制をしけた108隊、
特別捜査官であるはやちゃん、執務官であるフェイトが捜査を続ける。
ユーノは通常の依頼に加えてレリック関連の資料を無限書庫で捜索する。
フォワード陣および774隊は現状を維持するものの
すぐに動けるようにということになった。





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場面切り替わりのため一旦区切り
次に続きます。





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