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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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5話から続きます。
まずは5話をみてからぞうど。











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メンテナンスルームに いや、六課隊舎に響く
一級警戒態勢を知らせるアラート。
すぐにグリフィス君とはやちゃんから状況が伝えられる。
ボクには774隊からも連絡が入った。


レリックらしき反応を発見した聖王教会から
六課へ出撃要請が出たらしい。
敵ガジェットはI型が最低30 未確認タイプの存在を確認
未確認なのに確認って変な報告だ。


『いきなりハードな初出動や いけるか?』
「大丈夫 いけるよ。 みんなもね」
「「「「はいっ」」」」
『ええ返事や』


「はやちゃん フェイトは?」
『たぶんまだハイウェイや』
「なら こっちで先行しよう。 近くのパーキングに誘導して。
航空774隊司令部ミルキーウェイ、航空71より緊急通信 ミルキーウェイ!!」
『こちらミルキーウェイ 航空7Eです隊長』
「すぐに全部隊員に伝達、コンディションレッド発令。
本部に六課JF1号機とライトニング01の市街飛行許可を要請、
以降はロングアーチと同調すること。 ボクは六課フォワードと同行する」
『了解、すぐに申請します。 コンディションレッド発令・・・』


『グリフィス君、こっちはシフトA-3に移行 戻るまで隊舎の指揮お願い。
リインは現場管制 なのはちゃんフェイトちゃんは現場指揮』
「うん」 「はいです」
『ほんなら六課フォワード部隊 出動!!』
「「「「はいっ!!」」」」











ヴァイス先輩が操縦するヘリに同乗して 現場へ向かう。
A級ライセンス持ちというだけあって乗り心地バツグン。
凄いんだよ 飛行中コップにいれた水が零れないの。


「新デバイスでぶっつけ本番になっちゃったけど 練習どおりで大丈夫だからね」
「はい」 「がんばります」
「エリオとキャロ それにフリードもしっかりですよ」
「「はいっ」」 「キュクルー」


『 ラストロック解除 全機ファーストモードでの起動を承認
システムオールグリーン チェック完了 』
「オッケー みんなのデバイスのロックは解除したよ。 これでいつでも使える」
「うん ありがとう。 ジャケットのほうは?」
「このまえ話したやつを実装済みだよ」

「ジャケット・・・ バリアジャケットですか?」
「そう 六課フォワードのみんな用に個々調整したのを設定しておいたから
六課所属中はそれを使ってあげてね」
「デザインと性能は各分隊長さんのを参考にしてるですよ。
ちょっとクセはありますが 高性能ですっ」
設定するときキャロに昔のフェイトのジャケット着せたらと
ちょっと想像して吹いたのを思い出すなぁw






『ロングアーチより現状報告
問題の貨物車両 速度70を維持 依然進行中』
『74隊より入電 フェイト隊長の市街飛行承認されました』
『了解 こっちはパーキングに到着 すぐに現場に向かうよ』
『!? 別働らしきガジェット一団を発見しました。 航空型です』

「航空・・ II型?」
「たぶんそうっすね」
「わかった わたしも出るよ フェイト隊長と空を抑えてくる」
「うっす なのはさんお願いします」

ヘリの後部ハッチが開く。
着陸してる暇は無い。 飛び降りてそのまま空戦に向かうわけだね。
「それじゃちょっと出てくるけど みんなもがんばってズバッとやっつけちゃおう」
「「「「はいっ」」」」






指揮官のなの姉さんが出撃したので
リインが指揮代行として穴を埋める。
ボクはあくまで同行してサポートする別部隊なのですよ。


「みんなの任務は二つ、
ガジェットを逃走させずに全機破壊すること
そしてレリックを安全に確保すること」
「それなら分隊ごとに前後から攻撃していくといいかもね」
「そうですね レリックは真ん中の7両目ですから 効率いいです。
スターズかライトニング どっちか先に着いたほうがレリックを確保するですよ」
「「「「はいっ」」」」
「私も現場に下りて管制を担当するです」
「ボクはさらに別働隊が出てくるかもしれないから車両上部で待機してるよ。
重要貨物室は外部側面からは入れないから みんながんばってね。
ヤバくなったら呼んで 上から駆けつけるから」








上空で閃光が走る。
隊長ふたりの戦闘が始まったみたいだね。
二人ともツワモノだけに こっちに全然被害が及ばない。

「さあ 安全に効果ポイントに到着だ 準備はいいか?」
「はいっ スターズ03 スバル・ナカジマ」
「スターズ04 ティアナ・ランスター」
「「行きますっ!!」」

スターズのおふたりが降下していく。
着地前にセットアップしてるけど
いやぁ思ってたより凄いな ナマで見ると。



「それじゃまた後でね」
「はい」「お気をつけて」

続いてボクも降下 同様に着地までにセットアップを済ませる。
久々の実践だからなぁ カン鈍ってなきゃいいけど・・・



後方でライトニングの二人が仲良く手繋いで降下してるのが見える。
いやぁあっちの変身も負けず劣らず凄いわw

さらに全員無事に出発したのを見届けたリインが降下。
すぐに前方へ移動していき 列車の制御を奪い返す手はずになっている。



「・・・どうやら敵さん こっちの存在に気づいたみたいだよ」
「!? スバル感激は後っ」
「あ、うん」
『『 ドライブ イグニッション 』』


かなりなの姉さんに近いデザインのジャケットに感激するスバルの近くで
屋根が突起して ぶち破られた。 中からはI型が顔を出している。
ティアナがすぐにヴァリアブルバレットで撃退
破られた屋根からスバルが逆に突入した。 ティアナが続く。

「ライトニングは・・・ うん、大丈夫か。」
あっちはエリオが突破口を開き 二人揃って侵入していくのが見えた。
「それじゃわたしも言ってくるです」
「リインもがんばってね」
「はいです お姉様」
運転室へ向けて突入していくリイン。




さて別働隊はいるんだろうかと警戒していたら
2両目からスバルが飛び出てきたw
「うわぁぁ っとっとっと・・・」

『 ウイングロード 』
キャリバーのナイス判断でウイングロードが展開し
スバルを元の車両へ戻した。

「・・・うわぁ マッハキャリバー お前ってもしかしてかなり凄い?」
そりゃまぁ各分野のエースがその能力と頭脳をいかんなく発揮して
長い時間をかけて作り出したデバイスだもんw

「スバルー ほらお仕事お仕事」
「あ、はいっ」
「多少無理してもキャリバーがサポートしてくれるから 全力でぶつかっといで」
「全力で ですか?」
『 もちろんです そのために私が存在するのですから 』
「マッハキャリバーも・・・ わかった、わたしも全力でいくよ」










ヘリから降下してから数分が経過。

スターズ ライトニング双方とも順調に車内を掃討しながら進んでいる。
リインは指示を出しながら運転室で奮闘中
上空はほぼ一方的に隊長二人のおせおせムード

ボクはというと やっぱりというかなんというか
崖下から来る別働隊を撃ち落し中。
あまり知能の無いタイプのようで ブラッディダガーでも簡単に落ちる。
ついでに近くを浮遊する丸い物体も破壊。




<その頃の某研究所>


「む?」
『どうしましたドクター』
「いや 監視サーチャーがやられたらしい」
『監視してることに気づかれたのですか!?』
「いや 気づかれたというよりは最初から気づいていたようだが・・・」






<再び事件現場>


『 ガジェット第5波 全機撃沈を確認 』
「うん まだいるかな?」
『 どうでしょう? サーチャーに反応はありませんが 』



「来たら迎撃すればいいか。 リイン、そっちはどう?」
『はいっ スターズは5両目 ライトニングは9両目で戦闘中。
運転室は制圧できましたが コントロール奪還はもうちょっと時間がかかりそうです』

『ロングアーチ00より六課局員 おまたせ、やっと帰ってこれたよ』
「おーおかえりはやちゃん 現場の状況は聞いての通りだよ」
『うん ええ調子や 隊長たちは制空権の獲得に成功したで。 もう少しや』
『!? 8両目に今までに報告のあった未確認反応があります』
「8両目? ライトニングのほうか」
『ライトニングF エンゲイジします』




とたんに8両目後方が爆発し エリオが吹っ飛んで そのまままた内部に落ちる。
車内で大乱闘してるらしくキャロは車上へ移動。
こりゃ苦戦してるな。 あそこにいるのIII型試作機だろうし。

『 AMFの出力が増大しています 』
「うん ここまで届いてきてる。 エリオ、キャロ、大丈夫?」
「わ、私は大丈夫なんですけど・・・」『な、なんとか うわぁっ』「エリオ君!?」


車外に飛ばされるエリオ それを追ってキャロが飛び降りた。
『ええっ ライトニング04、飛び降り!? あんな高高度でリカバリーなんて・・・』
『いや それでええ』
『そう 発生源から離れればAMFも弱くなるからね』



気絶して落下するエリオに追いついたキャロがケリュケイオンをフルで起動、
落下速度が激減し ふわふわ降りる状態に。  キャロはラ○ュタ人かっw

さらに二人と一匹が桃色の魔力に包まれる。
そこから現れる大型の白竜、フリードの真形 竜魂召還が完全成功したんだね。





フリードを駆り ライトニング二人が車上へ戻ってきた。
こっちではIII型が車上に上がってきている。

「リイン!!」
『あ、そうですね。 スターズFは今のうちにレリックを確保しますよ』
『『了解』』
「よろしく あと術式借りるよ」
『了解ですっ』


フリードのブラストレイが炸裂するが
球状のIII型では効果が分散されて威力が薄い。

「エリオ、こっちで足止めかけるから一転集中で抜くんだ。 キャロは援護を」
「わかりました」 「了解、行くよストラーダ!!」『 ja 』




フリードから飛び降りるエリオ。
シュランゲフォルムからの派生魔法、シュタールメッサーがIII型へ攻撃を仕掛ける。
III型の攻撃アームとケーブルを切り裂き 着地と共にカートリッジをロードした。

「ミルフィー 拘束!!」
『 フリーレン フェレッセルン 』
リインからのコピー術式を駆使してIII型を冷結固定。

「一閃 必中!! でりゃぁぁっ」
なの姉さんに一撃を与えたエングリフで III型をぐさっと串刺し、
そのまま力技で刃を上へ引き抜き 逆さに割れたくす球状態にすした。
耐え切れず爆発するIII型。 背後に爆発を背負った演出はカッコイイねぇ。







『車両内および上空のガジェット反応 すべて消滅』
『スターズF レリックを無事確保』
うん ミッションコンプリート。
いい初陣を飾れたねぇ。


リインの操作で列車も停止し
周辺に被害が及ぶ心配も無くなった。


「そのレリックさ そのまま六かで運んだほうがよくね?」
『せやね スターズの二人とリインはそのまま護送お願いしてええか?』
『『『はい(です)っ』』』

「航空71からミルキーウェイ」
『はい隊長』
「この近くの部隊に事後処理を引き継ぐから要請しておいて。
こっちは任務終了 お疲れ様」
『了解 コンディションブルーに移行します』
『そっちには隊長たちとライトニング二人にもあたってもらおうかな』
「そうだね エリオとキャロもそれでいい?」
「了解です」 「はいっ」

うん ハードな初出動だったねぇ。
でも みんなにはいい刺激になったでしょう。




「おっと これも処理しないとね」
『 ブルーティ ガードルヒ 』

紺色のダガーが一見なにもないところめがけて飛んでいく。
そしてやはりなにもないところで小さい爆発が起きた。

「ふぇ? ありす何を壊したの?」
「足元の小石をね。 転ばぬ先の杖だよ」





<その頃の某研究所>



『追加で送ったサーチャーも破壊されました』
「そのようだね」
『刻印ナンバー9も護送体制に。 追撃戦力を送りますか?』
「止めておこう 部分的とはいえ彼女達のデータは取れた それで十分さ」


不気味な笑いが研究所に響く。
何をたくらんでいるのか・・・






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あとがき



2話かけてがっつり進みました。
ひさびさにはくとが仕事したり
忘れそうなところで元男の主人公が世話をやいたり・・・



デバイス4機の説明でだいぶ場所とりましたが
とりあえずそういう設定にしてみました。
フラグも少し混じってますが 有効に回収できるのかはまだ謎



コールサインを略式にしてますが 他の空隊が参加するときは4桁、
単独または六課との連携だけのときは2桁にしてあります。
司令部のコールサイン『ミルキーウェイ』は
言うまでも無いでしょうけど元ネタは東方。



リリトラのときからですけど
ブラッディダガー(ブルーティガードルヒ)が便利w


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