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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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薄いネタ搾り出して
なんとか進めていきます。
2話、どうぞ。











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試験も終わり 結果が出るまでの間
ちょっとしたお話に付き合わされる受験者二人。
ついでにつきあわされるボク。
本部所属のボクに何を期待するんですか? 謎です。





試験会場の撤収を指示して
本局地上部隊北部方面本部の建物へ。
はやちゃんの自室らしき部屋に納まった。

ヘリに乗っていたはやちゃん 失礼、八神二等陸佐と
テスタロッサ・ハラオウン執務官から説明が入る。
内容は 早い話が六課へのスカウト。
スバル、ティアナ双方に大きなメリットがあり
二人ともだいぶ悩んでるようだった。



「まぁ何だったらボクからも推薦状くらい出すよ?
386部隊の隊長さんとも面識あるし。
というか 何度か任務でお世話になったし」

「あれ、ありすさんって本局の人じゃないんですか?」
「スバルっ なにを今更。 訓練校に来てくれたときに言ってたじゃない」
「そうだっけ? なのはさんとかフェイトさんとかが本局所属だし
昇格試験にも来てくれてたからてっきり・・・」
「普通はそう思うだろうけど 残念ながらボクは二人と同じ地上本部所属だよ。
だから本局所属になる機動六課とは別の部隊なんだけど
仕事内容の都合で六課にも手伝いには来るからね」





と、ここで視線を感じたのでそちらを見たら
なの姉さんが仲間になりたそうにこっちを見てるw

「えっと 取り込み中かな?」
「ああ 平気やよ」
「結果出たの?」
「うん」


二人のためにも結果はあえて言うまいて。
特別講習用の書類を渡されて みっちりと揉まれてらっしゃい。










スカウトの話は講習の後ということにはなったけど
あの様子だと引き抜き確定かな。


「ありすちゃんもおおきにな つき合わせてしもうて」
「いやまぁ六課関連だし お仕事ということにしておくわ」
「新規のフォワード候補はあと二人だっけ」
「せやな なのはちゃんは直接会うのは初めてになる子や」
「ボクは・・・ 押して知るべし」
「ありすは知ってるの?」
「知ってるも何も あとの二人のデバイス製造シャーリーとボクだもん。
面識もちゃーんとありますよ」
「うわぁ ありすだけなんかずるい」
「残念ながらわたしもフェイトちゃんも知ってるから
知らないのはなのはちゃんだけやな」
「えぇー!?」

なの姉さんだけ会ったこと無いってのもあまり無いシチュエーションだから
反応がすごく斬新で楽しいなぁw




「で、二人とも今は?」
「別世界から今日ミッドに到着予定 シグナムが迎えに行ってるよ」
「今日かぁ どの便で来るかわかる?」
「あ、スケジュールお預かりしてるですよ ちょっと待ってくださいね」


リインの操作で出現したモニターにフォワード候補二人とシグナム
3人の今日のスケジュール表が表示された。

「この時間だと・・・  ああ、余裕で間に合う。
ボクもちょっと顔出してこよっかね」
「間に合うって 今から?」
「うん 一旦隊舎に飛べば。 それじゃちょっと行ってくるよ」
「そんならシグナムにはわたしから連絡いれておくな」
「よろしくー」


















<シグナムside 同日 ミッドチルダノースターミナルステーション>







昼を過ぎ 人気が増えてきたステーションホールをかき分け
主の使いでとある少年少女を迎えに来た私。
待ち合わせ場所を指定してあるので 探し回ることにはならないだろう。
いつものガジェットドローンを相手に奔走する任務に比べれば
今日の任務は一休み程度のものだ。




「お疲れさまです」

エスカレータが昇りきったところで 声をかけられた。
見れば話に聞いていた合流すべき少年らしき少年が敬礼している。
数年前にテスタロッサから見せられた写真の少年を大きくした感じだ。

「私服で失礼します。 エリオ・モンディアル三等陸士です」
「遅れてすまない。 機動六課のシグナム二等空尉だ。 長旅ご苦労だったな」
「いえ」


「もう一人は?」
「はい、まだ来てないみたいで。 探しに行ってもよろしいでしょうか?」
「ああ 頼んでいいか」
「はい」

良い返事だ。 そして良い資質を持っている。
あの年でBランクを取得したというからな。
しっかりとした訓練と経験を積めば いずれ私を越してしまうかもしれん。
・・・いや 軽率か。 それに私とて負けるような戦いはしない。



ん、通信?
「はい、シグナムです」
『あー 私や』
「主はやて 何か急務でしょうか」
『急ってわけでもないけど どや、合流できた?』
「それが1名到着が遅れているようで もう1名が探しに向かったところです」
『そっか まぁ焦る話やないからゆっくりな。
あと、そっちにありすちゃんが向かったから 合流したってな』
「了解です 揃いましたら北部本部に戻りますので」
『ああ 事務処理しながら待ってるで』

アリスが?
確か今日はリインたちと一緒に新人の昇格試験に携わっていると聞いたが。
あいつの転送能力は恐ろしいな。

おや なんだ?
今なにか向こうで微弱な魔力の流れを感じだが・・・










<ありすside 同ステーション 連絡通路>



さて ステーションに到着したはいいけど
合流地点をどこにしてあるのか聞くの忘れちゃったなぁw
まぁ シグナムもエリオも目立つから 高いところから見ればもしかしたら・・・



「「うわぁっ!!」」

へっ?







突然 子供が二人空から落ちてきた。


「あいてて・・・ すみません 失敗しました」
「い、いえ ありがとうございます 助かりました」

「あのー 早めにどいてくれるとボクも助かる・・・」
「え? うわぁ!? ご、ごめんなさい」










「まさか再会の挨拶が飛びつきとは思わなかったよ」
「いえ そんなつもりじゃなかったんですけど・・・」

キャロが足踏み外したんだろ エリオはソレを助けようとして失敗して
落下地点にボクが居たと。 運が悪かったかな。


「エリオは久しぶり。 それとそっちはキャロだね 初めまして」
「えと お久しぶりです」
「はい キャロ・ル・ルシエ三等陸士です 初めまして」
「アリス・スクライア・高町三等空佐 よろしく」

「三佐!? あ、あの すみません気軽に話してしまって」
「いいよ気にしない。 直属の上司ではないし
ボクはフェイトの友人だから そう硬くなって話さなくても」
「フェイトさんのですか?」
「あれ、ルシエさんもフェイトさんと?」

「あー 二人は初対面だっけ」
「「はい」」
「二人とも フェイトが保護責任者を受け持った同士なんだよ」
「ええっ」「そ、そうなんですか?」
「まぁ似たもの同士仲良くしなさいな。
ところで、シグナム待たせてるんじゃないの?」
「あ、そうでした」「ごめんなさい私のせいで」
「それはもういいから 行こう」




シグナムとも合流し 4人で北部本部へと戻る。
エリオはともかく キャロは終始驚きっぱなし、
ケリュケイオンの話が出たときが1番凄かったんじゃなかろうか?
目の前に製作者がいたとなればねぇ・・・


これでフォワード陣は予定通り揃いそう。
事務引継ぎ 機材搬入はもうすぐ終わるし
機動六課の稼動も 週明けには出来るだろう。
これから忙しくなるよ。






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あとがき



どっかでやりたかったネタ
主人公が潰される
仲間になりたそうに見てる
が こんなところで使えるとは・・・




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