小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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カウントダウンパーツが4人目 すずかにかわりました ⇒
マウスカーソルをあてると・・・
パソコンからご自身でお確かめください。
お話は4話になります。
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パソコンからご自身でお確かめください。
お話は4話になります。
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あの大規模空港火災をきっかけに始まったそれぞれの人生は
思いのほか順調に流れているようです。
<72年 7月 管理局武装隊第4陸士訓練校>
今日は現場で働く局員さんたちの話を聞いて勉強しよう とかいうイベントで
母校たる第4訓練校にやってきました。
そのイベントはもう終わってるんだけど 母校が懐かしくて
少し敷地内を散歩してみたりしてます。
この学校 かつて短期コースながらフェイトもなの姉さんもお世話になっており
名実共に訓練校最高峰の学校なのですが
現在そこにお世話になってる知人がおひとり・・・
「あーいたいた ありすさーん」
「おっ やっほー 先月ぶりー 元気?」
「はいっ ギン姉ともども元気でーす」
言わずともかな スバルです。
1年コースで絶賛学生生活してます。
6月の入校のときに身体検査に来てて そのときに会って以来。
たまにナカジマ姉妹の身体検査に付き合わされるボク。
どうも両親のご希望らしいんだけど 何故?
おっと後ろにもうひとり。
「ちょ、ちょっと あんた何気軽に話しかけてるのよ。
その人、さっきのオリエンテーションで聞いた限りじゃすごく偉い人じゃないの」
「大丈夫だよランスターさん わたしこの人と知り合いだから」
「あのねぇ 私情があったって目上の人に対する話し方ってものが・・・」
既にいいコンビ発揮してらっしゃるね。
ティアナ・ランスター候補生 スバルとはこの先しばらくお付き合いされる人物。
いや お憑きあいっていったほうがいいかもしれないw
「いやぁ いいんだよボクらだけだったら。
でも他の局員とか学生さんがいるときは気をつけようねスバル」
「はーい・・・」
あ、ちょっと凹んだ。
「まぁそのへんは追々勉強しなさいな。
さてと ランスターさんだったね」
「は、はい スクライア・高町一尉。 お名前を覚えていただき恐縮です。」
「二人ともどう? 入校して2ヶ月たったけど」
「あ、えっと 自分なりに全力を出してがんばってます」
「わたしもでっす」
思わず軽く答えたスバルにティアナのツッコミ一発。
「あはは・・・ 1年コースって聞いてるから来年には正式入局になるわけだね。
同僚、になるかはまだ分からないけど しっかり頑張っていこうか」
「「はいっ」」
少し『ありがたいお言葉』的なものをかけてあげた。
ティアナはさておきスバルがここに居る現状を作った根元は
ボクとなの姉さんって言っても過言じゃないからねぇ。
あのあとスバルが局員になるって聞いてどうしたらいいかって
ゲンヤさんたちからも相談されたっけ。
「二人とも 魔道師ランクは?」
「Eです 来月Dランクへの試験があります」
「目指せ一発合格っ」
「そんなに簡単には合格できないわよ ま、落ちる気もないけどね」
「おや ランスターさんは自分にあまり自信が持てないほう?」
「そういうわけでは・・・ 自信過剰が危険だと思うだけです」
うーん この時点で自分が凡人だと思い込んでるわけね。
「ちょっと痛い話になっちゃうけどランスターさん
陸士校に来る前 士官学校と航空武装隊の試験受けてるね」
「あ、はい・・・」
「陸士のほうは分からないけど 航空隊はあと一歩届かず。
それでもまだ伸びしろが多くて将来有望だって聞いてたんだ。
それで名前覚えてたんだよ」
「・・・それは 励ましてくれてるんでしょうか」
「少なくともボクはその気です。
大丈夫、DどころかCだって簡単に合格できるさ。
その先は努力次第ってところだけど ボクはいけると思うよ」
ティアナには少し自分にも自信もってもらいたいからね。
「ははっ・・・ ちょっと言い過ぎちゃったかな」
「そ、そんなことは・・・ ありがとうございます」
「どういたしまして」
ん、すっかり話しこんでしまったね。
もうそろそろ戻らないと はくととご飯の約束してるし。
「それじゃそろそろボクは帰るね。
何か相談事でもあったら いつでも連絡しなさいな。
ボクでよけりゃ スクランブルかからない限りは相談乗ってあげるよ」
「すみません 何から何まで・・・」
「スバルは来週の検査のときに会えたらね」
「はいっ よろしくおねがいします」
<スバルside>
「またねぇー」
そう言った次の瞬間には ありすさんは消えていた。
凄いよね 転移魔法使うのに1秒かからないんだよ。
「・・・消えた」
「あーうん ありすさんの十八番なの 瞬間転移。
自宅だったら常時許可でてるんだって」
「今、詠唱とか魔法陣生成とか無かったわよね 凄いわ・・・」
うん 凄い人だよ。 あの人は いろいろとね・・・
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あとがき
今回は短めのお話で繋ぎます
ティアナと初接触ということになりますが
この子動かすの難しいですね 硬いというかなんというか
デコボココンビもここまでくると神の領域なんじゃなかろうか?
スバルのギンガに対する呼び方は入校した頃に変化という設定
対してティアナに対する呼び方がまだ「ランスターさん」なのは公式設定
こちらが変化するのは8月になってから 漫画版参照
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