小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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9章に突入しましたね。
8章後半からこの9章前半にかけては
主にフラグ立て準備のお話になりそうです。
8章後半からこの9章前半にかけては
主にフラグ立て準備のお話になりそうです。
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<71年 4月 26日 12:30 聖祥中学校屋上>
中学最後の年が始まっても 屋上でごはんは変わらない
いつもの仲良し6人組でお送りします。
みんな立場が立場なんで
6人揃うのもだいぶ少なくなってきてるんだけどね。
管理局のお仕事があるボクらはもとより
アリちゃんもすずちゃんも部活動のリーダーを買って出たらしいですから。
最近の話題は 先日の任務でもちっきり。
ロストロギア『レリック』の引取と運搬護衛、
2つあったうち1つは無事に局へ送ることが出来たけど
もう1つは施設ごとロスト 行方不明になっちゃってる。
以降何度も管理局を揺るがす【レリック事件】
そしてその裏に控える【JS事件】の第一戦になるんだけど
まだこのとき ボク以外の皆はそのことを知らない。
「さあ もう2時限終われば明日から連休よ」
「せやね 午後の古文は眠うてあかんのやけど。
あ、そうそう みんな明後日は予定通りでええよな」
「もっちろん」
「大丈夫 しっかりお休みもらってあるよ」
「どんなところなんだろうね 楽しみ」
「うん そうだね」
ボクはすっごく不安です。
何処をどう間違ったのか ミッドチルダで過ごす連休の休暇に
なぜかアリちゃんすずちゃんまで加わってる件について・・・
休暇の最中に起きるであろう大災害のとき この二人どうすんだろ?
ホテル待機してくれろうな人じゃないよね。
うん、ないなw 自分の目で見てくる野次馬タイプだ。
「・・・す ねえありす 大丈夫?」
「はぇ!!? あーうん大丈夫 ゴメンゴメン」
あぶない上の空になってた。
「アリスちゃんも大丈夫やろね 休暇」
「あー あのね 休暇じゃなくて待機になてるの。
行くところがボクの部隊の管轄内だからって」
「そしたら何、なんかあったら行かなきゃならないんじゃないの?」
「そういうことですね」
なんかあっちゃうのが分かってるからテンションも上がりません。
<28日 10:00 翠屋前>
「ゴメンゴメン 待った?」
「んや むしろ時間キッチリ 驚いた」
集合場所の翠屋前で一般人ズを待ってたボクら。
揃い次第フェイトの自宅に向かい そこから転送でミッドに行く。
直接フェイトの家に行ってもよかったんだけどね。
「とりあえずコレ 昨日いってたやつね」
二人には渡さねばならないものがある。
ひとりにつきIDカード1枚とリングが1つ。
カードは管理局発行の身分証明書 当然ミッド文字で書かれている。
地方の管理世界から観光とかで行くときに発行されるものなんだけど
リンディさんのコネでうまいこと発行してくれて良かったよ。
リングは汎用ストレージデバイスで 翻訳機として使ってもらおうと用意した。
それくらいなら魔法資質が無くてもデバイス本体のエネルギーで事足りる。
あとは二人に話してないけど 二人の位置確認にもなる。
「ねえ この子って名前とか無いの?」
「管理番号だけだね ストレージだから名前に執着しなくてもいいし
汎用だから使用者はころころ変わるし」
「ふーん・・・」 「そっかぁ」
「IDカードはそのまま二人にあげるけど
デバイスは旅行終わったら回収するからね。 そうしないとボクが怒られるから」
「オッケー分かってるわよ」
言うことも言ったので 4人揃って出発します。
4人とはいうまでもなく ボクとなの姉さん、アリちゃん、すずちゃん。
はくとは今回兎モードでボクの肩の上 転送ポートの容量の関係。
フェイトはこれから合流できるし はやちゃんは仕事中で現地合流。
歴史にこれから残る大災害まで あと1日だね。
もうね 今から気が重くて仕方ありません・・・
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あとがき
9章、そして3期が始まっても引っ込む気配が無い一般人なふたりw
初回のレリック事件は省略することにしました。
なんせ主人公が地上所属でしょう 同行できるとは思えなかったので。
リングデバイスは特に細かい設定はありません。
本当に翻訳機がわり 終わったら回収させます。
あったってこの二人が魔法ぶっ放すわけでもないですしネェ。
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