小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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初の二桁章に突入します。
ネタ希薄なので 原作からあまり外れたことは
できないんじゃないかなぁと今のところの予想。
ネタ希薄なので 原作からあまり外れたことは
できないんじゃないかなぁと今のところの予想。
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無事に新年度を向かえ
ボクらは新部隊での活動を始めた。
機動六課のほうは性質上いろいろと面倒な準備がいるらしく
正式稼動はもう少し先になるらしい。
新しい仲間とのオリエンテーションも終わり
シフト決め コンビ決めも終了。
通常任務である区域監視と管制は司令部に2,3人
軽く何かあったときのための実働3,4人いればこと足りる。
この部隊の管轄区域 基本的に管理局用地が多いから
そう滅多に事件が起る場所でもないからね。
それじゃ 通常任務以外の手の開いてるメンバーで
我が航空774部隊 最初の依頼任務をこなすことにしましょう。
早速ですが1件依頼が来てるんですね。
しかも狙ったかのようなものが。
<75年 4月 6日 8:00 旧第8空港近隣>
「隊長、フォワード3名集まりました」
「ん、そいじゃ始めようか。 作業内容はさっき説明したとおりね」
「了解」
部下3人とはくとを引き連れてやってきたのは
あの火災で使い物にならなくなった第8空港と
そのあおりを食って崩壊し 混沌とした街。
ミッド政府はこの区域を放棄してるので
復興なんてものは来やしない。
ただ 崩れた建物を実現場に見立てるのに丁度良いらしく
近隣の部隊が高度訓練に使ったり
ランク昇格試験に使ったりしている。
今回は後者 ボクらはその手伝いで来たわけ。
内容は昇格B試験 試験官は本局空曹長、
そして試験挑戦者は ここまで言えばお察しがつくだろうけど
言うまでも無く あの二人。
連れてきた部下3人は各地で危険物が無いか調べ
試験中は危険行為があればそれに対応する。
予期せぬ妨害スフィアの暴走があったり
受験者が負傷または自主ギブアップしたときも対処する。
まぁ 無いだろうけどね。 試験義務なので配置しておく。
危険度の高い大型スフィアの近くには はくとを配置
ボクは総合指令のため 現場管制官と同行する。
・・・どうやら 本局の方々ご到着かな。
「ありすー」 「お姉様~」
「やっほー ご苦労様」
「それはこっちのセリフ ごめんね手間かけちゃって」
「なーにこれも仕事のうちだよ」
現場管制官の なの姉さん
試験官の リイン
今日はこの二人で昇格試験の合否を判定する。
上空にヘリも一機飛んでいるけど
あっちは別用でこの試験を視察しに来てる。
「試験場内のスキャンとターゲット・妨害スフィアの配置
それと非常用の局員配置 全部終わってるよ。
監視サーチャーは好きなところに配置してね」
「ありがとう助かるよ」
「それで 受験者はどちらですか?」
「もうスタート地点に来てるよ。 ほら、あそこ」
スタート地点に指定されたビルの上で
二人の少女が準備運動をしているのが見える。
いや 一人あれじゃ準備どころか本格的に運動してない?w
「スバル・・・ まぁ元気なのはいいことだけど」
「そうだね 後々響かなければ(苦笑」
「それじゃリインはご挨拶と説明にいってくるです」
「うん リインもがんばってねー」
「がんばるですよー」
「本部航空7741より各員、現状報告!」
『7746 サーチャー配置完了 問題ありません』
『774Α 同じく問題なし』
『774Γ いつでもどうぞ』
『7742 おっけーでーす』
「各員準備完了と。 姉さん」
「うん。 リイン、始めていいよ」
『はいです』
リインの合図で 試験が始まった。
スタートして早速コンビネーションを発揮する二人。
内部はスバル 外部はティアナが次々撃破していく。
「いやぁ 噂に聞いてたけどこれは確かにいいコンビ」
「そうだね 息ぴったり お互いを信頼し合ってる」
「でもターゲットはともかく スフィアって破壊するんだっけ?」
「試験としてはしなくてもいいんだけど
能力を見たいこちらとしては してくれたほうが判断材料が増えて良いかな」
ダミーターゲットを確実に残し どんどん先へ進む二人。
途中危なっかしいいところもあるけど 当の二人は苦い気を出さない。
いつものことなんだろうか?
「二人ともいい体力持ってるなぁ 疲れを見せない」
「魔力量もね。 技量は・・・ まだまだこれからかな」
「教導官としてはどう?」
「叩き我意がある」
即答で怖いこといいますね・・・
中盤を過ぎ ティアナが戦法を変えてきた。
「あまり見ない手を使ってるね」
「資料にもあったよ 幻影魔法の会得にも挑戦してるって」
「珍しいものを使ってるなぁ おや?」
画面が消えた?
『 サーチャーの反応が消失しました 応答ありません 』
レイハさんでもサーチャーが掴めないとなると
スフィアと間違えて撃ち落とされたか?
「うーん 中はどうなってるのやら」
「トラブルかな・・・」
「航空7746!!」
『7746です 隊長』
「現状を報告 何があった?」
『現在ですか? ランスター二士がしゃがみこんでるようですが・・・』
ああ きっとサーチャー流れ弾でふっとばされたね。
ティアナは足負傷と。
ボクの知ってるシナリオどおりだから あまり気にしない。
『お姉様どうしましょう 試験中止でしょうか?』
「いやぁそれくらいでは終わらないでしょうあの二人は。
二人から降参するまでは見守ってあげよう。
7746へ 降参があったら速やかに対処してあげてね。 無いと思うけど」
『『了解(です)』』
「・・・ありす またわたしたちに隠し事してない?
なんか二人を知ってるようなセリフだったけど」
「ん? いやぁ二人とは面識あるよ?」
嘘は言ってないもんね。
しばらくして 別のサーチャーの映像で
ティアナが物陰へから出てくるのが見えた。
無防備に廃道を走っている。
すぐに大型スフィアのサーチ圏内に入り
スフィアから誘導弾が飛んでいくが 手ごたえは無い。
弾が直撃するたび ひとり またひとりとティアナが走っていく。
「・・・どう思う?」
「攻撃にしては様子がおかしいでしょう ボクは囮と見るけど」
「だろうね わたしもそう思う」
フェイクシルエット 使えれば便利だよなぁ。
術式が特殊すぎてボクでさえ仮に蒐集しても使えそうに無いけど。
「ならば本命は・・・ ここか」
なの姉さんが指す場所 ティアナ出現地点から真逆のビルから
青い帯状の魔法陣が伸びていく。
ウイングロード あれも便利だよねぇ。
空に描かれた道を走り抜け スバルが大型スフィアのあるビルに突撃。
画面は内部サーチャーに切り替わる。
大型スフィアのバリアはそこそこ硬い。
しかしスバルの攻撃に耐えられずバリアは破壊される。
そして・・・
{{ 一撃、必倒っ ディバイン バスター!! }}
出た スバルお手製ベルカ式ディバインバスター
ぶっ壊すのが難しい大型スフィアも一撃で消滅。
「うおぁ アレを一撃ってどんだけの破壊力・・・」
『 オリジナル換算でEX第一段階カートリッジ2発程度の数値を観測しました 』
「2発!!? スバル 恐ろしい子・・・」
『 まったくです 』
返答相手がレイハさんになってるあたりでお察しが着くだろうけど
なの姉さんは半分思考停止状態。
そりゃびっくりするでしょうね 元は自分の魔法だし
ベルカ式砲撃魔法なんて はやちゃんの複合型を除けば他に例も無いし。
大型スフィアのエリアを攻略すれば あとはゴールラインまで一直線。
特に管制するものも無いのでゴール付近まで移動してきました。
ゴール手前のターゲットは楽勝で破壊できるでしょう。
あとは超高速でつっこんでくるのをなんとかしてやんなきゃなんだけど。
「あっ 来たですね」
「おーおー かなり速度出して・・・」
予想通り 新幹線並の速度でこっちに向かってます。
ゴールラインを通過しても速度は落ちません。
「あー ありゃ止まる気ないんでないかい?」
「きっと止まるのを考えてませんね ちょいやばです」
「うーん さすがスバル どっか抜けてる。 そんじゃやりますかね」
ズドーンと衝撃音が響きました。
といってもプロ揃い踏み 怪我なんてさせません。
なの姉さんのアクティブガードとホールディングネット
リインのヴァイヒ シュトゥーツェ
原作だとこの3つに加えて
ボクはシュペーレテ ルフトを展開。
逆衝撃で空中に投げ出されたスバル。
「おととと・・・ っと やたー」
はくとがナイスキャッチ♪
「んもぉ 二人とも危険行為で減点ですっ!!」
ぷんすか顔のリイン そう滅多に見れませんよ。 レアですレア。
「まぁまぁ ちょっとビックリしたけど無事でよかった」
「そだねぇ とりあえず試験終了てことで みんなおつかれさま」
ってなんか受験者二人が変な夢見たような顔になってるよ。
「んーと とりあえず おひさしぶりかな」
「えっ、あっ!? おひさしぶりです」
こんな状況でもしっかり返せるティアナは偉い。
「ランスターさんはさっきしゃがみこんでたらしいね 怪我?」
「あ、はい その 足を少々・・・」
「ああ、それならわたしが治療するですよ」
「スバルとは4年ぶりかな 背伸びたね また会えて嬉しいよ」
「え、えっと あの・・・」
「あらら なの姉さん年下を泣かせた」
「ええっ そんなつもりはなかったんだけど」
「冗談だよ。 スバルも嬉しいんだよね 憧れの人だもんね」
「ふぁ、ふぁい・・・」
あーあスバルの顔ぐっちゃぐちゃだよ。
「とりあえず試験終了ということで
立ち話もなんだし 二人ともお疲れでしょう、
採点結果が出るまで少し休憩しよっか」
「そうだね 二人には試験とは別に ちょっとお話があるし」
「私たちに ですか?」
「正確には お話があるのは上で見てた人が なんだけどね」
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あとがき
本格的に3期軸突入しました。
けど むずかすぃ 画期的なネタが思い浮かばない
軽くスランプ状態で更新も遅くなりがち
カウンター見たらたまにド量のアクセスがあるのに なんか申し訳ないなぁ・・・
オリジナルバスターEXカートリッジ2発程度の威力がある
スバルのノーマルディバインバスター
破壊力のあるベルカ式だしということで こんくらいに設定。
威力があっても短射程なので バランス崩すほどのものでは無いはず。
ちなみにカートリッジ2発は空港火災で脱出路作ったときに
バスターぶっぱなしたときの数と同じ。
航空774部隊のコールサインは今まで同様の4桁番号 頭3桁が774で
実働の武装局員は1が主人公 2がはくと 以下番号順に部下。
9の次からΑギリシア読みで(アルファ)、Β(ベータ)と続いて Η(イータ)まで。
非武装局員はドイツ読みでA(アー)、B(ベー)と続いてF(エフ)まで。
ひさびさにはくとがいい仕事したw
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