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そろそろ事件終盤だけど
なかなか先に進まない今回の小説


実際アルフってプレシアさんから見たらどういう扱いなんだろう?
ただのオマケか









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  【SIDE SION】
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in バニングスさんち



月村さんちがネコ天国なら ここはイヌ天国である。
しかも 中型以上のイヌがけっこう多い。
某101匹なお宅でも目指してるのかと思ったほど。


その敷地内の一角に作られた 仮設住宅 もとい仮設犬小屋。
その中に1匹の大型犬「狼だよ」  失礼、大型狼が保護されていた。



「で、なんでここに居るの」
「・・・」
「ワケありなんですね分かります」


久々に見る 狼の姿(元の姿?)のアルフさん。
いつもの元気は何処へやら ものすごく気が沈んでる。
それに この包帯は・・・



「バニングスさんちの敷地内にいたんだって?」
「びっくりしたわよ大ケガして倒れてたんだもの」
「テスタロッサさんは?」
「さぁ?」


アルフさんがテスタロッサさんの近くに居ないこと自体が珍しい。
そして あの少女が自分の使い魔を ここまで大ケガした子をほったらかして
そんなことが在りえるのか?


「・・・うん 無いな」
「シオン君?」
「アルフさんは誰かに テスタロッサさんと引き剥がされたんじゃね」
「転送事故で離れ離れになったってことは?」
 [[使い魔と主は精神リンクが繋がってるからね 場所の特定は容易いだろう。
  彼女がここにたどり着けないとは思えないがね]]
「まさか フェイトちゃんがアルフさんを見捨てるなんてことは・・・」
「やめとくれ フェイトはそんなことしない!!」
「ご、ごめんなさい 絶対無いよねって言いたかったの」
「あ、あたしこそごめん・・・」



テスタロッサさんがそんなことするはず無いよなぁ。
だとすると なんでここに来ない?
・・・もしかして きたくても来れない?





「・・・あんたらが居るってことは
 管理局の奴らも見てるんだろうね」
「ばっちり見てると思うよ」

サーチャー飛ばしたって言ってたし。


『時空管理局 クロノ・ハラオウンだ。
 どうも事情が深そうだ。 正直に話してくれれば悪いようにはしない』
「だ、そうな。 管理局は別にしてでも俺らは話聞きたいけどね」
「わたしもだよ」
「僕も」
「当然」「私達もね」
「・・・分かった」








アルフさんが アルフさんの知る限りのことを全て話してくれた。


ジュエルシードは プレシア女史が求めて
テスタロッサさんに収集をさせていること。
プレシアさんの虐待もあって テスタロッサさんは逆らえないこと。
もっともこれはテスタロッサさんが自分への罰ととってるらしいけど。

昨晩も かなりきつい鞭打ちを喰らったらしい。
我慢できなくなったアルフさんがプレシア女史に詰め寄って
返り討ちにあったのがこの大ケガの理由。
転送先もできるだけ簡潔にしたせいで たどり着いたのがこの家ということだ。



「クロノ君よ これひどくね?」
『ああ これまでの現場の状況から見ても嘘偽りは無いだろう。
 ジュエルシードを集める理由はどうであれ
 プレシア女史を止めないといけないな』
「テスタロッサさんと アルフさんは?」
『彼女たちがプレシア女史に無理やり動かされていた証拠が取れれば
 もしかしたらなんとかできるかもしれない』

乗り込む必要があるなぁ テスタロッサさんち。



『プレシア女史は こちらで身柄を確保するよ。
 アースラを攻撃した それだけでも逮捕の理由にはおつりが来るからね。
 場所がわかればすぐにでも行きたいところだが・・・』
「無理だね 元の位置から移動してるみたいなんだ。
 あたしの転送も妨害されてるみたいだし」



テスタロッサさんちは なんと移動要塞だった。
【時の庭園】っていうらしいんだけど 次元移動できるらしい。
座標分かればアースラから強行転送できるらしいんだけど・・・



「あっ・・・」
「どったの?」
「フェイトが 起きたらしいんだけど念話も妨害されてるらしいんだ」

おかーさん働きすぎじゃないすか?
こりゃそう簡単には尻尾出してくれそうにないなぁ。


 [[プレシア女史は 鞭打ちしていたというから
  フェイト君の持ってきたジュエルシードでは
  目標数に達してなかったのではないかね?]]
「たぶんね」
『となると 足りない分は・・・
 なのは、すまないが君にはもう少し協力してもらう』
「ふぇ?」



あぁ 俺にもだいたい読めてきたぜ。
クロノ君が何しようとしてるか。




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