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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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主人公のチート回
条件は整った









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少女が放った希望の一撃
この攻撃を受けた闇の書の中で ついに拮抗が破れる


現・夜天の主と管制人格  書の管理者権限奪取





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  【SIDE SION】
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なのはさんのお返しをモロに喰らった防衛プログラムの
動きが止まった。
空中に宙ぶらりんの状態になってる。


「・・・成功したの?」
「たぶん・・・」





『みんなお待たせな 第一関門クリアや』

八神さんの一声で まずは一安心する外の一同。



『外部アクセス権も限定つきだがなんとかなりそうだ。
 だが、どうやって接続する? 防衛プログラムは書を手放さないぞ』

そりゃそうでしょうね 自分の本体ともいえる部分だし


「そこはちゃんと考えてあるよ。
 もうこの子動けない?」
『ああ こちらで抑えている』




俺はさっきまで駄々っ子してた防衛プログラムに接近。
夜天の書を持つ手を掴む。 がっちり握られてて書は離せそうに無い。

「さて ここからは俺らの仕事だ リミティ」
  [[ああ、始めてくれたまえ]]





    IS【シルバーカーテン】発動
    【夜天の魔導書】にハッキング開始



完全とはいえない俺の機人テンプレートを展開
オリジナルならば遠距離からのコンピュータ掌握とかできるらしいが
俺は直接接していないとそれができない。
今まさにそれをやっている。




    デバイスシステムに干渉  拒絶なし 接続受領
    ストレージ部の記録データ読み取り開始
    安全なデータを選別し 順次外部に移行




ユーノ君が用意してくれたブックストレージにデータを移す。
普通のデバイスとしての機能とか問題ない部分はそのまま
改悪されてる部分は 安全に変換できれば移行 無理なら放っておく。
うん なんとか容量足りそうだ。
残したデータは本体と一緒にデリートされる。



あれ、読めないデータがあるね?


『すまない アクセス権が限定つきだから
 上位権限が無いと読めないところもあると思う』
「なんとかならないの?」
『ブラックボックスになっている部分は
 何故かは知らないが 私も読めないのだ』


管制人格なのに管制できてないやん・・・
ま、いいや 危険物として放置。




    ユニゾンシステム自体の安全を確認 移行
    守護騎士システムは全機能を解放し切断



これは管制人格や八神さんの意見を聞いた結果だ。
守護騎士さんたちは 現時刻をもって夜天の書から独立する。
永遠に繰り返すプログラムではなく ひとつの生命として
そのひとつの命を悔いなく己の意思で生きて欲しい という希望を兼ねている。
とはいえ 一度きりの命できっと八神さんと共に生きることを選ぶと思うよ あの4人は。




    防衛システムは全域の改悪侵食のため全面破棄
    再生機能・転送機能共に侵食を受けており修復不能 破棄



このへんで防衛システムのカウンターハックも感知したけど
リミティの敵じゃなかった。







作業は順調に進み
最後に 管制人格さんのパーソナルデータを移行を確認した。



「ふぅ これで終わりかな」
「せやなぁ 第二関門突破やね」


おおぅ!? 握ってた手の主がいつの間にか八神さんになってる


「そりゃ元々わたしの身体やもの」
「そういえばそうだった」







八神さんとの再会を喜ぶ魔法少女と守護騎士さんたち。


夜天の書 いや、中身は改悪されてる部分だけだから闇の書でいいか。
闇しか残ってない闇の書は 転送魔法で星の軌道上へ。



はるか上空で 戦艦の砲撃らしき閃光が見えた。
念のためアースラの観測がしばらく行われ 消滅を確認。



『闇の書』は 公式に消滅し
長年続いた『闇の書事件』は終止符を打った。



















余談だが アースラの作戦終了宣言が出た後


「わたしがトドメさしてもよかったかもなぁ」


と、なのはさんがぼやいてたのは 気のせいだと思いたい。




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  (あと)


最終決戦なんて無かった。


原作沿いを謳う今回の小説、
リインがご健在? と思った方は鋭い
ええ、この先はなのポルートに進みます。
ブラックボックスに何が入ってたかは だいたい予想つくと思います。


なお予告ですが 私の過去小説を読んでおくと
この先さらに楽しめるかもしれませんよ





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