リリカルフユーチャー ９章-３

リアルでぐったりして
昨日更新できなかった
休みは　まだか・・・



西洋武士は　無かったことにされました　というお話

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　　【SIDE SION】
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海鳴市に発生した謎の結界
中に居たのは　　なぜかシグナムさん





「え、シグナムって今日本局じゃなかったの？」
「というかわたしに黙って結界なんて張って何しとんのや」
「結界張るってことは一般人に見られたら困る　つまり魔法使うって事でしょ」
「誰に　何を？」
「私に聞かれても困るわよ　本人居るんだから聞きなさいよ」


ごもっとも。






「ん、誰だ!!」


誰だとか言ったよこの西洋武士・・・



「シグナム誰とはひどいな。　結界なんて張って何してるんや。
　第一今日は管理局やったろ」
「管理局・・・　　貴様らも局の手の者　邪魔をする気か!?」
「ん、わたしなんかおかしいこと言ったか？」


なんか話がかみ合ってないよね。


「主、気をつけてください。
　あの将、私たちの知るシグナムではありません」
「なん・・・　　どういうことや」
「切り離したとはいえ　守護騎士と私とのリンクはまだ生きてますが
　あの将からそれを感じ取れません。
　それに　本局にいる我が家のシグナムと　たった今連絡がつきました」

偽者か　誰か知らないけど凝ったもの作るなぁ。
よく見たら色褪せてる気がするけど　細部までよくできてるし。




「とりあえず　シメていいんだね」
「ええんちゃう？　手加減せんと　全力ではったおしたろ。
　誰かは知らんけどこんな小細工使ってからに」
「あ、あの　誰が作ったか聴取できる程度には元気のこしてあげないと・・・」


たぶんフェイトさんの進言無駄になると思うんだ。
はやてさんとなのはさんがヤる気まんまんだし。



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聖祥魔法少女たちの猛攻　もとい袋叩きで
数分もたたずに　偽シグナムさんは撃沈した。
俺とユーノ君は手を出す隙も無かった。

悔しそうな顔でパラパラと崩れていく偽シグナムさん。
敵ながら同情してやりたい。




「終わったの？」
「まだだろうね　エイミィさんが『いくつかの結界』って言ってたから」
「きっとヴォルケンリッター全員分はあるわね」
「うちの子の姿でいわれるとヤりにくいなぁ」

さっき偽シグナムさん叩く時に
１番張り切ってた人が何を今更・・・





「だけどあのシグナムさん　いつものシグナムさんと全然雰囲気違ったよね」
「情け容赦なさそうだったね　ちょっと怖かった」
「そういえば騎士甲冑も違ってたな　　リイン、なんかわかるか？」


リインフォースさん曰く　３代前の主に仕えてたときの甲冑だそうな。
つまりさっきのシグナムさんは　昔の姿なのね。
あの様子だと記憶とかも昔っぽかったけど。



「おそらく書のどこかに記録されていたデータがあったのでしょう。
　私も把握しきれていなかったデータベースも　僅かながらありましたし」
「それがなんで今更？」



　　[[きっと　アレなんだろうね・・・]]


リミティのその一言が　俺の災難の始まりだった。





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