迷子の蒼猫 ９章-２

予告どおり今月は５倍数日の通常更新です



おなじみのディバインハナビ回
最終日に強敵に挑んだ勇者は
全国的にもけっこういるのではないかな？
若き日の黒歴史

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　　【SIDE LEVI】
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学生の楽しみ　夏休み
その楽しさに横槍をいれてくる　宿題　うわーん





（レビ）「とゆーわけでやってきました　・・・なんだっけ？」
（すず）「市立図書館　ここなら本もいっぱいあるよ」


どくしょかんそーぶん　とかいう強敵を克服するために
本好きなスズカといっしょに来たんだ。
遺跡探索のときもそうだったけど　ボク本あんま好きじゃないから
どれがいいとか分からないからさ。



（すず）「レヴィちゃんはどんなお話が好きなのかな？」
（レビ）「んー　遠い秘境とか行って　強い敵と戦って・・・」
（すず）「えっと　それだとどの書架になるのかな・・・
　　　　ＳＦかな　ファンタジー？」


すずかは猫が出てくるお話が好きなんだって。
だからボクのリクエストは難しかったみたい。




この問題は　あっさり解決しちゃう




（はや）「それやったら２９番書架のあたりがお勧めやで」
（レビ）「あ　ハヤテー」
（はや）「珍しい場所で会うたな　実は隠れ本好き？」


それは間違いなく無い!!
そういえばハヤテも本好きだったっけ。
ボクはアウトドア派、宿題のために本がいるだけだよ。


（すず）「友達？　はじめまして　月村すずかです」
（はや）「あぁ前に聞いた友人やね　八神はやてです」
（すず）「あ、明日の・・・」



明日はみんなでハナビパーティなんだ。
へいととおねーちゃんも明日だけ都合つけてくれたから
スズカんちのひろーいところ借りて。
へいとやハヤテとアリサたちの親睦会ってことになってるの。
ナノハがすっごい張り切っちゃって・・・





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（はや）「ごめんな　ほんっとごめん」
（なの）「仕方ない　よね　うん・・・」
（アリ）「仕方ないというか　しょうもないというか・・・」


ハナビパーティ当日
ヴィータがアイスの食べすぎでおなかこわして来れなくなった。
どう聞いても自爆です　合唱。
へいとたちが都合つくのが今日だけだから日程代えれないんだよ。


（アシ）「えー来れないの？　約束ぅ・・・」
（レビ）「なんの約束したか知らないけどいつか会えるよ　きっと。
　　　　っていうかお姉ちゃんとヴィータが知り合いだったの初耳なんだけど」
（アシ）「誰にも喋ってなかったもん♪」


あとでへいとに聞いたんだ。
おねーちゃんって　おかーさんがああだったから
ミッドで暮らしてたときからあんまり外に出なくて
知ってる子はいてもトモダチって呼べる子いなかったんだって。
ナノハとはボクやへいと繋がりで知ったから
実はヴィータが始めての　自分でつくったトモダチなんだよ。




ハナビパーティ自体は大成功
ナノハが秘密裏に魔法で打ち上げ花火作ってたなんて聞いてないよ。
ボクも混ぜてよ

（アシ）「ハナビってさ　ボールみたいなのでドーンってやるんじゃないの？」
（アリ）「本格的過ぎるわよ　やってみたいけど」
（はや）「いやそれわたしら子供じゃできへんと思うで」



おねーちゃんのニッポンは　いつもどこか間違ってる。



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　　（あと）

書架番号はフェイトの誕生日（仮）から
花火はフェイトの契約記念日の振替
間違ってるニッポンは便利です

この時点で全員魔法知人なので遠慮なく顔合わせしてます
テスタロッサ姉妹が都合つかない理由とかあるんで
うちの小説でこの時期の話にしては珍しく　次回に続くんですよ　これ



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