迷子の蒼猫 ８章-２

初期プロット段階では　今回がなのセント絡み１番乗りでした
後にいろいろ肉付けした結果があの１期




「俺は良いのだ　主が望むなら　それで・・・」
がんばれ　超がんばれザフィーラ君!!

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　　【SIDE LEVI】
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おんなのこの『憧れ』っていうのは
どの世界にいっても似たようなものだ。
【向こう】でも　お世話になってた姉妹さんとか
あの王様やシュテルんでさえ　『憧れ』のひとつは持ってた。
ボクはそういうのよりも　遺跡で見つかるよく分からないモノとか
強い敵とかのほうが好きだったけど。


でもって　【こっち】のおんなのこも
やっぱり憧れには弱いらしくて
特に　オシャレとかさ・・・






（レビ）「いやいやいや　どうしてこうなった」
（はや）「えっ　かわええやん？」
（シャ）「すごくいいと思います」


今ボクは　一種の "着せ替え人形" にさせられてる。









発端はシグりんだ。


守護騎士というのは　召還される都度
バリアジャケットにあたる【騎士甲冑】ってのを主からもらうんだって。
はやては戦いは好かないから　服みたいなものでってことになったんだけど
どういうわけか　その場にいたボクもついでにどや？　って話になって。
いやボク　ジャケットもってるからね。
そもそも甲冑なんてごつごつしたもの動きにくくなるだけだし。


はやてが参考にするって図書館から借りてきた本に
これまたはやての趣味　テレビゲームの攻略資料本なんかをあわせて
シグりんたちの騎士服は無事決まったわけだけど
なぜかボクに関しては意見がわかれちゃって
その都度着せ替えられてるわけだ。
だからボクは今までので満足なんだって。
でもってなんで全面的に協力してんの夜天の書!!
おかげでボクのワンマンファッションショーだよ？
いやＳＦっぽいっておいうか　ＲＰＧっぽいのもあるから
それはそれで面白いけどさぁ。



（シグ）「ここはやはり鎌のデバイスに合わせて妖しげなスタイルをだな」
（シャ）「ビキニアーマーとか？　もしくは薄めの衣装で・・・」
（ヴィ）「機動力重視で格闘家スタイルじゃね」
（はや）「大穴でメイド服似合うと思うんやけどなぁ」


ボクの意見は論議にもあがらないんだね分かってた。

部屋の隅っこで真っ白に燃え尽きてる
どこをどうしたらそうなったのか　ピエロ服を着せられたザッフィー（着せ替え人形１号）
今なら君に同情できるよ。









（はや）「ちゅわけで皆の意見を集約した結果がこれや。
　　　　【黒騎士】って感じでどや？」
（シグ）「うむ　機能性と妖しさを両立してると思うぞ」
（シャ）「普通にダンジョンのラスボスとかできそうね」
（ヴィ）「色とかいつもの服とあんま変わんない気もするけど
　　　　見慣れたレヴィであたしはそれでいいと思うぞ」



と言われた衣装は　真っ黒な地に金属質のラインが入った軽装甲冑。
アンダージャケットはいつものスーツと同じレオタード調で
動きやすさとカッコよさも持ってる　気がする。
ダークヒーローみたいで　案外悪くないかもしれない。



（レビ）「・・・うん　ありがと　みんな」
（シグ）「よし　せっかくだから一戦どうだ？」
（ヴィ）「理由つけて戦いたいだけじゃねぇか」
（はや）「あはは・・・　まぁシグナムの一種の癖やな　これは」


自他共に認める戦闘狂シグりん。
ボクまだシグりんに勝ったこと無いんだよ？
いいとこまではいくけど。
ま、いっか。　気分いいから　今日はそのケンカ買った!!




あと部屋の隅っこで人生について考えてる
かわいいクマーの着ぐるみ着せられたザッフィーは
少しは抗議してもいいと思うんだ。





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　　（あと）

なのセントネタ
レヴィ・ザ・ブラックナイト［フォーススタイル］

私は結局入手できずじまいでした
本文のとおり　いつものレヴィ衣装に近いところもあって
普通に出てきてもいい衣装だと思うんですけどねぇ




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