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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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予告です
9月は通常どおり 5倍数日更新になります
引き続きよろしくおねがいします




それは大いに興味をそそる代物だ
しかし それはパンドラの箱だ







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  【SIDE LEVI】
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6月
ハヤテに家族が増えて ひと月になる頃


ボクとナノハは ある【強敵】と対峙していた。





(なの)「鬱なの・・・」
(レビ)「学校いきたくなーい」
(ユノ)「いや、そういうわけにはいかないんじゃないかな」


テストなんて嫌いだうわーん





そう 学校の授業の総仕上げ テスト
聖祥は中学校と同じ中間・学期末の2回実施なんだけど
1学期の中間テストがもう目の前なんだ。
ボクもナノハも 文系苦手なんだよ。
数学だったら自信あるのに・・・



(はや)「せやかてやらないわけにもいかん。
    だからこそ こうやってウチに来たんやろ?」
(レビ)「ハヤテはいーなーテストなくって」
(はや)「学校いってへんもん」


ハヤテは読書とか好きだから そういうの得意かなーって
今日は学校帰りに秘境八神家の勉強会を開いてるのだ。


(はや)「まぁちょうどええわ。
    うちの子らも勉強中やし 一緒にすればええ」
(ヴィ)「はやてー これなんて読むの?」
(はや)「どれどれ」



日本に慣れてない騎士たちも日本語勉強中。
だからみんなで机を囲んでる。
普段は番犬のザッフィーが羨ましい・・・




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(はや)「ほな このへんで休憩しよか」


ハヤテの一言で オヤツ休憩になった。
一瞬で机の上が片付けられる。 主にヴィータの手で


(はや)「みんな麦茶でええかな。
    えっと キミは・・・」
(ユノ)「あ、僕も同じもので。
    少しだけなら元の姿になれるから」


そういって 元の姿に戻るユーノ。
このまえ帰ってきてから 短時間なら人間でいても平気になったんだって。
少し慣れてきたのかな?



(シャ)「ほんと不思議な子ね。
    ずっと変身したままのほうが疲れるんじゃなくて?」
(ユノ)「えっと これは普通の変身魔法じゃなくて
    僕の一族に伝わる特殊なものだから・・・」
(ヴィ)「発掘とか遺跡調査してるんだっけ。
    壁相手に何が楽しいんだか」
(はや)「それが仕事なんやからケチはつけるもんやない。
    プロの仕事は一般人には真似できへんもんや。
    モノ言わん歴史の証人と心通わせる素敵な仕事だと思うで」
(ユノ)「いやぁ僕としては遺跡よりも
    今目の前にあるモノのほうがすごく興味をそそるんだけど・・・」



【闇の書】といえば魔法学校の授業でも出てくるくらい
有名なロストロギアのひとつだ。
そんな有名なものが目の前にある ってだけでそそられるらしい。
ボクも【向こう】にいたときは洞窟探索とかしてたけど
ユーノのそんなとこが ボクにはよくわかんない。

それに闇の書もとい夜天の書にはプロテクトがかかっていて
基本的に部外者がいじるとよくないことが起こる。
ボクは 部外者に数えられてないらしい。
ユーノは間違いなく部外者 見せたくても見せられない。
ユーノはすごく残念がってた。



(はや)「ごめんな わたしは別にええと思っとるんやけど」
(ユノ)「うん、はやてのせいじゃないから。
    僕の探究心がくすぐってるだけだから」
(シグ)「そればかりは我々ではどうにもできんからな。
    管制人格であればあるいは・・・」
(はや)「そういえばもうひとり残っとるんやったな。
    会えへんの?」
(シャ)「管制人格の起動には最低400頁の蒐集が・・・」
(はや)「そ、そっか・・・」



蒐集行使は ハヤテは認めてない。
他人の魔力資質を奪うからだ。
平和に暮らせればそれでいいはやては
他人に迷惑がかかるからと 禁じ手にしている。

だから蒐集が条件の管制人格 向こうでは『クロハネ』と呼んでた
夜天の書の本体ともいえるお姉さんには 今は会えない。
会ってみたいなぁと言うハヤテ
またそのうち無茶ぶりしてこないか 不安だ。



(はや)「ま、それはまたそのうち考えよ。
    そろそろ勉強再開するで コップ片付けるわ」


再び ハヤテの一言で 勉強会は再開した。




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