リリカルマジカル コレクショナル 終章-１

ここまで長々やってたら１３章の設定いらないですよね。
というわけで　そのまま終章いかせていただきます。

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＜７５年１２月　機動六課 相談室＞




ＪＳ事件の後捜査もおおかた終了し　隊舎も修復し終えた機動六課
過去の戦闘機人事件もキレイさっぱり解決
レリックも総数の所在が明らかになりつつあり
そろそろこちらもカタがつきそうです。




「あとは迫り来るみんなの進退問題　かねぇ」
「そうだね　もう幾数十日だものね」

最近はユーノと二人で　来年度からどうしようかとか
こんな場所に行きたいなとかいう　いわゆる進路指導を行ってます。
試用部隊である機動六課は運用期間が当初から１年となってるので
春の訪れとともに解散しなければならないのですね。




「しかしまぁ　みんな大体ボクの予想通りの場所を選んできたかな」
「向こうからのオファーとかもあったからね　ＪＳ事件が功を相したかな」
「そんなところかねぇ」



六課メンバーの進路は大きく分けて２つ
古巣に戻る人と　オファーを受けて新しい部隊へ行く人
特に後者は本人が持つ将来の夢に向かう一歩になる場所が多いのがいいね。



特にフォワード陣にその傾向が見られるかな。

ティアナはフェイトがそのままお持ち帰りするらしいｗ
先月の執務官補佐試験も満点合格　さすがです。

長い間相棒だったスバルには
先週ついにやってきました　湾岸特別救助隊からのご一報。
本人はまだ悩んでるみたいですけど・・・

ちなみにライトニングのお二人は
揃ってキャロの古巣入りで考えてるようです。


いいねぇ　原作どおりってラクで。








「これ見てるとさ　意外と問題なのは　ボク自身かもしんない・・・」
「あはは・・・　確かに・・・・・」



この前自分のＩＤカード更新に行って　びっくりしたよ。
階級が『少将』　役職が『首都防衛隊指揮代理』とか書いてあるんだもの。

どうやらボクが六課の手伝いに行ってる間に
地上本部所属の部隊長会議で多数決して決まったらしいんですが
人が謹慎中に何してるんですか皆さん!!

今はヒゲの元部下で役職の高い人が臨時指揮してる本部首都防衛隊
それやれってのか・・・　　欝だ・・・



「仕方ないよ多数決じゃ　しかも満場位置って噂で聞いたよ」
「ボクが何をしたって言うんだよぉ　もぅ・・・」










よし　ボクのことは今は忘れよう　うん。










そういえば　原作の人はそこそこ原作どおりで話が進んでるんだけど
原作にいなかった人とかはどうしてると思います？


たとえば　アリシア。
彼女は演算・文章整理・状況分析能力が高く評価されまして
レティ提督からオファーが来ました。
本人も行く気まんまんで　人事部入り確定かな？


うちの子　はくとは
ヴィヴィオと一緒に来年度から学生生活。
今度こそずっと一緒にいるんだって訊かなくてね　本部職を辞めてまで行くらしいです。
それ聞いてむしろ喜んだ高町親子って一体・・・





原作の人でも　原作どおりにならなさそうな人ってのもいるんですよ。


たとえば　今目の前にいるユーノ。
コイツ、ついに姉さんにアタックをかまして　なんと即日同籍を決めちゃいました。
よかったねぇヴィヴィオ　本当のパパさんができるよ。
無限書庫のほうはそのまま続けるらしいですが　定時上がりがますます多くなりそうです。
いいんだけどね　ボクを含めて司書のみんなも分かってくれてるから。


以外だったのが　軽犯罪で済んだうえに捜査協力のおかげで
先日早くも隔離施設を出られることになったセイン。
（本人希望でまだ施設暮らししてるけど）
彼女には　本局のエキスパート集団　機動一課からオファーが来ました。
持ち前のＩＳで潜入捜査　工作が可能という利点が目に付いたみたいですね。
どうしようか本人が考え中とのこと。


同じくチンクさんも原作から大きく離れそうな感じですね。
クイントさんとの会談で　すっかり平和理論が根付いちゃった彼女
同じく管理局からのオファーがあったんですけど　なんと蹴りました。
何か別の希望先があるようです　どうする気でしょうね？







「そういえば　施設のみんなも引き取り先決まったんだってね」
「うん　ほとんどゲンヤさんが総取りしてったけどｗ」

ナンバーズの保護先　セインが移動した以外は原作どおりで
聖王教会に二人　ナカジマ一家に五人となりました。
ナカジマ一家、クイントさんもいるから総勢９人だねぇ　ミッドでも髄一の大家族です。
年明けには手続きが終わる予定。







「いやぁ　なんだかなぁ・・・」
「うん？」
「あ、いや　ボクが知る未来と　いろいろ食い違いがでちゃったなぁって」
「それは君がいろいろかき回したからじゃないのかい？」
「そのとおり　反省はしている　が、後悔はしてない」
「ありすらしいや」


そう　後悔はしてない。
こんなストーリーがあったって　いいじゃない。
ボクがいる時点で　もう原作ストーリーではないのだから。







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あとがき



後日談こと終章に入りました。
かき回した後始末ともいいます
ぜんぜん始末ついてないようにも見えますがｗ

とりあえずユーノに幸せをプレゼントすることに・・・



施設更正組の扱いは　あえて早くしてます。
原作どおりならイクスまでまだ施設内ですが
当小説では解散までには手続きが終わる予定ですね。