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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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こつこつと 立てるものは立てましょうねと・・・






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できればボクは ここに来るのは避けたかった。
結局今までのストーリーをかなり壊したボクとしては
2期ストーリーくらいフツーに進んでくれればと思っていた。





その日 学校の帰りにアリちゃんが手に怪我をした。
なの姉さんが用事ですぐ駆けつけられる場所にいなかったので
一緒にいたボクの判断で1番近かった高町家に連れてきた。
ヒーリングと応急処置したんだけれど けっこう深い傷で
すぐにでも病院に連れて行ったほうがいいという結論にいたった。

アリちゃんの両親はほとんど家に帰ってこない。
でも連絡しないわけにもいかず お父さんであるデビットさんに緊急で電話を繋いでもらった。
うちのお父さんとデビットさんがサッカーつながりで親友だったから
連絡先も控えておいてくれたのが幸いし すぐ電話に出てくれた。



デビットさんは すぐに病院を手配してくれた。
海鳴で1,2を争う資産家であるバニングス家のご令嬢となれば
生半可なところは手配しないだろうとは思ってたんだけど・・・





「よりによって ココかぁ・・・」

鮫島さんの迎えでやってきたのは 海鳴市で1番の医療技術をもつ大学病院。
そう 2期ストーリーで重要施設となる あの病院。


デビットさん直々の手配が効いたのか 特別診察室に通される。

「これは・・・ 痛かっただろう。 すぐに治療しようね」
診察してくれたお医者さんは すごく優しかった。
でもどっかで見たことあるような先生だった。
名札ついてなかったからよく分からなかったけど はて?

プロの手で 手際よく治療が行われるところは圧巻。
ほんの気持ちだけ診察室の魔力素が動いた気もしたけど 気のせいだろう。
アリちゃんの手の傷は4,5日で元通りだって よかったよかった。






ところがそんまま終われば良かったものを
神様はいたずら好きのようでして・・・





お会計の順番待ちをしてるときに それはやってきた。


「こんにちわ 見ない顔やね」
声を明けられて顔を上げると 車椅子に乗った茶髪の少女。
どうみても八神さんです 本当にありがとうございました orz


「こ、こんにちわ」
「ここにおるゆうことは 支払い待ちなん?」
「え、ええ。 あなたは?」
「わたしはこれから診察なん。
よくここに来るけど 初めて見る子やったし なんや歳近そうやったんで
つい声かけてしもうた」
ついついで声賭けて欲しくなかった と思ったのは言うまでも無い。

「わたし八神はやていいます。 手ぇ怪我したんか 大丈夫?」
「あ、大丈夫。 あたしはアリサ・バニングス んでこっちが友達の・・・」
「・・・ありす、ありす・S・高町」
「おお、ふたりとも外人か。 ありすちゃんのほうは日本人やと思うとった」
「よく言われます」
黒髪だからね。 でも赤目の日本人は無いと思う。 充血してると思われた?



{{ 八神はやてさん 八神はやてさん 7番の診察室にお入りください }}

「あ、あかん呼び出されてしもうた。
せっかく歳の近い子とお話できたのに もうお別れや」
「仕方ないんじゃない? あなたは診察で来てるんでしょう」
「まぁ、そうなんやけどな。 またいつか会えるかな?」
「どうかな あたしは怪我で来たからまた来るかは保障できないわよ」
「ボクは元気そのものだしね」
「そか ちょう残念や」
「まぁ、何かの拍子でばったりなんてこともあるかもしれないし」
「そうなるとええな。 ほんなら "またね" にしとこか」
「うん またね」



一人で診察室へ向かう八神さん。
そっか まだギリギリ5月だからヴォルケン出てきてないんだ。
来週には出てくるんだろな。

「なんか変わった子だったわね」
「そうだね・・・」

願わくば これが偶然の出会いで終わりますように・・・




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あとがき



このタイミングではやてちゃん登場
時間軸としては5月最終週なんで まだ一人身です。

当小説でとことん目立つアリサちゃんですが
今回は怪我をさせる相手は必然的にアリサちゃんになりました。
なのはちゃんをはやてちゃんと会わせるのは今回は早すぎるし
すずかちゃんは怪我しそうに無いしw



気になる医師は後々の謎フラグということで。

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