小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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4章ラストです。
今回は5章プロローグのような位置づけで
短めにお送りします。
今回は5章プロローグのような位置づけで
短めにお送りします。
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「襲撃事件?」
『ああ』
久々にクロノから入った通信、
その内容は 最近たびたび起こるようになった魔法資質を持つ者を対象とした
無差別襲撃事件に気をつけろ という忠告だった。
騎士たちかと思ったけど 今日はギリギリ9月の30日
真実を知って蒐集を始めるのは10月末になってからだ。
と思うんだけど 原作どおりいくとは限らない。
シャマルさんを尋問した日のあと リンクに違和感を感じてたところだし。
『君たちの世界の付近からよく被害報告を受けるんだ。
襲われる恐れは高いと思う。 十分に注意してくれ』
「なんか物騒だね」
「アースラスタッフで守ってくれたりとかしないのかい?」
『そういった任務が来れば可能だが アースラはまだ巡航任務中なんだ。
それにもうすぐ整備のため本局に行かなきゃならない。
事件の捜査にあたってる部隊に知り合いがいるから
それとなく気にかけてもらおうとは思ってるけど 僕らは今は無理かな』
ですよねー なの姉さんが襲われて初めてアースラスタッフが動いたんだし。
「わかったよー 気をつけておく。 ところでフェイト元気?」
『ああ、今は訓練室で練習してるところだ 元気だよ。
アリシアのほうもあさって退院予定だ』
「そっか 次はいつこっちに来るのかなと思って」
『整備が始まったら僕らは一時休暇を頂けることになってる。
そのときに母さんと一緒に伺うらしい。 詳しくは僕も知らないけどね』
「へぇ そのときは是非お店のほうで。 ボクもがんばるよ」
「わたしも」
『話だけは伝えておく。 僕は別の用事があるから行けないんだ』
「あらま 残念 暇があったらクロノも顔だしなよ」
『ああ 時間が合えばな』
空間モニターが消え ただの壁になった。
「フェイトちゃん がんばってるんだね。 わたしもがんばらないと・・・」
「だねぇ。 ユーノが居ないからなかなか先に進まないけどね」
ユーノは今 スクライアのほうに里帰りしている。
ボクの無事とジュエルシードの報告 それにユーノ自身が久々に顔みたいからって
昨日アースラの転送装置を使わせてもらって ミッドチルダに向かった。
1週間くらい滞在するそうだ。
「なのちゃーん お風呂あがったよー」
はくとが風呂から帰ってきた。
この数ヶ月で はくとの幼さは格段に消えた。(まだ幾分残ってるけど)
語尾が "ちゃ" から "ちゃん" になったのがお分かりだろうか?
身長もぐわっと伸びて もうボクらをとっくの昔に追い越してる。
外見年齢12歳ってところかな?
使い魔は成長が異様に早い。 そして好きなときに成長を止めることが出来る。
だから実年齢2歳のアルフさんも外見みゆ姉さんと変わらない。
ちなみにはくとはまだ伸びる気らしい。
「よーし みんなでおやつ食べよう」
「わーい おやつー」
やっぱり抜けきって無いね うん。
「なの姉さん、食べたらレイハさん貸してね」
「ふぇ? いいけど・・・」
レイハさんを受け取って メンテテーブルに置く。
「それじゃ始めるよ」
『 オーライツ よろしくお願いします 』
「ありす、どうするの?」
「さっきクロノが言ってた襲撃犯が来ないとも限らないから今のうちに整備しておくの」
というのは名目 本当はフレーム強化をしておきたかった。
PT事件からこっち 原作からなんとなくズレを引きずってる感じがするんだよね。
ならば原作に無かった想定外の事態もありうる。
まずありえるのがエクセリオンモード使ってレイハさんが壊れることなんで
今のうちにできることをやっておこうというわけ。
「(このぶんだと 闇の書事件ももう少し早く起こりそうかな?)」
コンソールをいじりながら そう思った。
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あとがき
というわけで 次回から5章に突入します。
(いつもの設定ページを挟む 書くことは少ないけど)
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