小説置き場
通常は3の倍数日に更新します
取り扱い:リリカルなのは二次SS
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2期 はじめます?
(何故疑問系)
(何故疑問系)
------------------------------------------------------------------------------------
<11月4日 12:30 海鳴市聖祥小学校屋上>
待ちに待ったお昼休み
午前の最後が体育の日はよけいに待ち遠しいよね。
「はぁ・・・」
「もう、しっかりしなさいよ 負けたくらいでみっともない」
「そうだよ 勝てる相手じゃなかっただけだよ」
「ありすちゃん それ喜んで良いの? 喜ばないほうがいいの?」
仲良し4人組はいつもの場所でいつもどおりのお昼。
なの姉さんの元気が無いのはさっきすずちゃんに思いっきり
ドッジボールの球(あれはもはや弾)をぶつけられたから。
「運動オンチのなのはが運動神経バツグンのすずかに勝てるわけないじゃん」
「いや、そうなんだけど 軌道もしっかり読んでたのに・・・」
「なの姉さん 動体視力だけじゃ勝てないと思うよ」
すずちゃんの弾を避けるのは フェイトの魔力弾避けるより難しいと思う。
今日の授業は午後のもう1時間だけ ということで
「今日は学校終わったらどうする?」
「うーん わたしは図書館に行きたいなあって」
「ボクは翠屋のお手伝いがあるんだ」
「わたしも」
「そっか じゃあ今日は何も出来そうにないわね」
ボクらが学校にいる間 翠屋にははくとがお手伝いに入ってる。
すごい手際良いんだよね 器用というか 素早いと言うか・・・
「じゃぁ また明日ね」
「うん」 「ばいばーい」
鮫島さんの車で送っていってもらえることになったボクら。
まず図書館のすずちゃんが降り その先の翠屋でボクらが降りる。
・・・あれ、こんな場面どっかで見たような気が 気のせいかな?
<すずかside 風牙丘図書館>
「(うーん 何を借りていこう・・・)」
読書好きのわたしは よくこの図書館を利用する。
だから この書架の本はあらかた読み終えちゃったし・・・
「(今日はミステリーにしようかなぁ・・・ あれ?)」
貸し出し済みなのか 本が抜けてて向こうが見える。
その先で 高いところにある本を取ろうとしてる車椅子の子が・・・
こういうとき 手を貸してあげるのは当然だものね。
わたしはその子の側へ行き 目的の本をとってあげた。
「これ、ですか?」
「あっ はい ありがとうございます」
「そっか 同い年なんだ」
「うん 時々見かけてたんよ "あっ 同い年くらいの子や" って」
「あっ 実はわたしも・・・」
そう この子はこの図書館でよく見かけてた。
でも話しかける機会が無かったのよね。
「えっと わたし、月村すずか」
「すずかちゃんかぁ 八神はやて言います。
ひらがなで "はやて" 変な名前やろ」
「そんなこと無いよ きれいな名前だと思う」
「フフッ ありがと」
本を借りに来たのも忘れて はやてちゃんとしばらくお話していた。
はやてちゃん、学校にはいってなくて お友達が少ないって言ってたけど
アリサちゃんとありすちゃんには会ったことあるみたい。
共通の友人がいて びっくりしちゃった。
「そっか すずかちゃんも二人の友達なんや すごい偶然やね」
「そうだね。 あと、ありすちゃんのお姉さんもいるの」
「お姉さん?」
「うん あ、でも同い年なんだ 双子ってわけじゃないみたいだけど」
「不思議な家庭やね ありすちゃんちは」
「うん なのはちゃんっていうんだけど 今度みんなでお話したいね」
「それはちょう楽しそうやな」
はやてちゃんがそろそろ帰るみたいだから
二人で図書館を後にしようってことになった。
入り口に きれいな女の人が立っている。
はやてちゃんのおうちの人なんだって。
「ありがとうすずかちゃん ここでええよ。
お話してくれておおきに ありがとうな」
「うん またね はやてちゃん」
女の人に押されて はやてちゃんは帰っていった。
また会えるといいな。 今度はみんな一緒に・・・
------------------------------------------------------------------------------------
あとがき
1話目から早速 続くんだなぁこれが
PR
この記事にコメントする