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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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では初戦の残りを終わらせましょう。






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ヴィータのアイゼンが空を切る。
とっさに受けに入ったボク (冷静に考えたら痛いじゃすまないよね)








でも あれ、痛みどころか衝撃も来ない???








そっと腕を下ろすと そこには黒いマントが・・・


「フェイト!!」
キター 美味しいところで出てきてくれたよ。 台本どおりだよ。(無いから)

「ごめん、遅くなった」
「フェイトちゃん ユーノ君も・・・」
後ろを向けば ユーノもちゃんと来てる。

「クソッ 仲間か」
「・・・友達だ」
アルフさんもきっといるね これでザッフィー含めても2対6 数のうえでは倍の優勢。



「民間人への魔法攻撃 軽犯罪では済まない罪だ」
「それを君が言うか」
「・・・ちょっとは気にしてるんだよ」
あ、ごめん・・・

「テメェ 管理局の魔道師か」
「時空管理局 嘱託魔道師 フェイト・テスタロッサ
抵抗しなければ弁護の機会が君にはある。 同意するなら武装を解除して」
「誰がするかよっ」
言うだけ言って一時後退するヴィータ
そりゃまぁここで同意したって弁護の機会なさそうだもんね ヴォルケンの場合。

「どうするの?」
「追う。 ユーノ アリス なのはをお願い」
「うん」
フェイトも後を追っていった。





「しっかしフェイトもだけど ユーノもナイスタイミングだったね」
「うん ミッドから帰るとき丁度フェイトもこっちに来る予定だったからってね。
でも通信がつながらないし 調べてもらったら結界ができてるしで
どうしたんだろうって 急いで来たんだよ」
「そっか ごめんね ありがとう」
ユーノも回復魔法を展開する。
グラム経由でのボクの回復魔法とあわせて二人分 治癒は原作より早いはず。

「アルフさんも来てるの?」
「うん でもすぐそこで分かれたんだ。
はくと君がもう一人別の人と戦ってて そっちの援護にいってる」
ザッフィーかな? 使い魔(守護獣)対決してるのか。
「あれは誰? なんでなのはたちを・・・」
「分からない。 急に襲ってきたの」
「そっか でももう大丈夫だよ」
「うん」




3人で屋上に戻ってきた。
上空ではヴィータとフェイトが
少し下でザッフィーとはくととアルフさんが戦っている。


「クロノたちもアースラの整備を後回しにして動いてくれてるけど
結界が邪魔であまり情報をつかめずにいるんだ」
「うーん グラム、これ封鎖領域だよね 解除できない?」
『 解析中です 終わり次第解除します 』
「わかった 引き続き解析を続けつつ ボクらも戦線参加するよ」
『 オーライツ Systemlogic-A Great Sword Mode Drive Ignition 』
「というわけでユーノ後よろしく」
「わかった」
ザッフィーのほうは二人いるから ボクが行くべきはヴィータのほうだね。






ボクが戦列に加わるころ ヴィータのバインド固めが終わっていた。
あれ、ボク不要だったかな?

「終わりだね 名前と出身世界 目的を教えてもらうよ」
「ぐぬぅ・・・」



ま、それで終わるようなヤマじゃない っと。

「そこだっ」
今まで何も無かった場所を切る。
その瞬間人影が出現。 不意打ちを迎撃成功っと。

「クッ やるな。 気配は消してたはずだが」
「あいにく殺気が見え見えでした」
はい嘘です 彼女が結界内に来たからなの姉さんをユーノに任せてこっち来たんです。
というかこのタイミングで来るのは原作どおりです。
タイミングは精神リンク使いました。 次に何をしたいかまでまる分かり。
騎士相手だとチートだねぇボク。


「紫電一閃!! はぁっ」
「うわっ早すg」
知ってるボクでも反応できず 高速戦に慣れたフェイトが地上に落とされた。
リーダーは格が違うなぁ。

「シグナム・・・」
「どうしたヴィータ 油断でもしたか」
「うるせえ ここから逆転するところだったんだ」
「それは邪魔した。 だが邪魔しなければ危険な状況と見たのでな」
うわぁこっち睨んでる。 思いっきり敵視してるなぁ いや敵なんだけど。




ヴィータにかかっていたバインドを壊し 二人でこっちを見てる。
あいかわらず二対一だけど 逆転しちゃった。

「お前は シャマルが言ってた娘だな」
「・・・だとしたら?」
「シャマルの話では我々に干渉してこないようなヤツということだったが
どうやらシャマルの思い違いだったようだ」
「それは愚問ですね。 ボクのほうはそのつもりでしたが
ボクの大事な人を傷つけられましたので これは正当防衛ですよ。
烈火の将 それに紅の鉄騎」
「!!? コイツ 私たちのこと・・・」
ありゃ もしかしてヴィータはout of シャマルの話?

「やはり外見はアレそっくりだが 全くの別人か」
「はい 管制人格さんとは別人です。 なんなら名乗りあいましょうか?」
「・・・その様子なら知っているんだろうに いいだろう これも礼儀だ。
私はベルカの騎士 ヴォルケンリッターの将 シグナム そして我が剣 レヴァンティン」
「ヴォルケンリッター 鉄槌の騎士 ヴィータ それとグラーフアイゼン これで満足か?」
「うん満足。 ボクはありす・スクライア・高町 一般人ね。 この子はグラム 大切な相棒」


とか話している間にフェイトが復活してこっちに向かってきている。
「それじゃ 第2ランドといきましょうか 騎士のお二人さん
あ、ヴィータさんは年下みたいだから 呼び捨てでいいかな?」
「良いのか? 一対一なら我らベルカの騎士に負けは無いぞ」
「それだと前に負けたザッフィーとシャマルさんが可哀想でしょう。
それでも試してみましょうか 本当に負けないかを」






シグナムさん対フェイト ヴィータ対ボクと
ほぼ原作どおり(ボクがユーノ代わりね)の展開にこぎつける。
ザッフィーのほうは二対一だけど硬直してる さすが盾の守護獣 硬い。
グラムが結界を解除できるか なの姉さんのSLBが飛べば終わりなんだけど・・・



後方から大出力の魔力を感じる。 どうやらなの姉さんのほうが先に決めそう。
『みんな 結界を壊すよ。 タイミング合わせて転送を!!』
『なのは、大丈夫なのかい?』
『大丈夫 ユーノ君が支えてくれてるし スターライトブレイカーで打ち抜くから』
『みんな、目の前の騎士の足止めしておいて』
『わかった』 『はーい』 『了解』
ユーノがなのはの近くを離れてないのは意外だったけど それならむしろ安心。
胸から手がコンニチワすることもだけど ぶっ放すのがあの大爆発したSLB+だし。


念話を通してレイハさんのカウントが流れる。
ゼロになれば極太破壊光線が飛んでくるので 射線から待避しつつヴィータを足止め。
シグナムさんとフェイトが刀を交えている。
ザッフィーは 二人分の攻撃をかわすのに全力をそそいでいるのかSLBに気づかない。

カウントはスリーで一旦止まった。 どうなるか知ってるボクは驚かない。
すぐにカウントが再開され ゼロになった。
魔力球が大きくて見えないけど たぶん今頃なの姉さんは蒐集されてるかな。



そして 予定通りSLB+は空高く飛んでいった。
アルフさんが硬くて苦戦した封鎖領域を紙のように吹き飛ばす。

「お疲れ様ヴィータ 軌道上に管理局の船が待機してるから
さっさと逃げておいたほうがいいとボクは思うよ」
「う、うるせぇ 言われなくてもそうするところだ。
今回は引き分けだ。 この勝負、預けておいてやるぜ」
「はいはい またお会いしましょ」

『シグナム、すぐ撤退しよう 管理局の船がいるって』
『なんだと どういう・・・』
向こうの思念通話がまる聞こえだけど そっちを気にしてる場合じゃない。
ボクもすぐ移動したいから情報教えてあげたんだ。
なの姉さんが無理してSLB放って倒れるはず。
ユーノが近くにいるけど やっぱり側にいたいもんね。 家族だから。




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あとがき



ヴォルケン相手だと束になっても主人公に勝てないかもしれません。
なんせやろうとしてることが筒抜けですからね。

主人公視点で進んだんで他の先頭 特に使い魔合戦のほうが疎か気味でしたね
次回以降の課題 ちょっと考えておきます。

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