小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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あれ 昨日上げたはずなのに上がってなかった?
大変失礼しました (滝汗
あらためて6話どうぞ
大変失礼しました (滝汗
あらためて6話どうぞ
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全員ジャケット着用のうえ交戦現場に到着。
ちょうどヴィータとザッフィーにスティンガーの雨が降ったところだった。
でもザッフィーの防壁を貫通できたのはたった3本 しかも全然効いてない。
「やっほークロノ 苦戦してるねぇ」
「・・・君は状況を読むことを知らないのか?」
「知ってるけどあえてしない」
「アリスには無意味な単語だね」
「にゃはは・・」
「ヴィータザッフィーもおひさー」
「テメェまた・・・」
「!? 気をつけろヴィータ どうやらデバイスを強化したようだ」
目ぇいいよなぁ あそこから見えるんだもん。 獣だから?
「待って、わたしたちは話を聞きたいだけ。 戦いに来たわけじゃない」
「闇の書の完成を目指してる理由を・・・」
「あのさぁ ベルカのことわざにこういうのがあるんだよ」
「【和平の使者なら槍は持たない】って言いたいんでしょ ことわざだっけ?」
「う、うるせえよ!! 細かいことはいいんだよ」
「えー何 ありすどういう意味?」
「刃先突きつけられて和平交渉なんてできるかい? ってこと。
そんなことしたら最初から交渉決裂でしょう」
「あー そうか そうだよね」
文系駄目コンビだからなぁ もう少しやわらかく言ってあげないと。
そんな話をしている間に 轟音をたててシグナムさんが到着する。
「・・・とりあえず平和的解決する気は無いみたいだよ」
「そうみたいだね」
「それじゃ あれしか無いよね」
「はいはい高町式ね 2対1でいいよね なの姉さんの希望は?」
「当然 ヴィータちゃん」
「僕も手伝うよ どうせ止めてもやるんでしょう」
「それじゃわたしはシグナムと アルフ、お願いできる?」
「もっちろん」
「あれ そしたらボクは選択肢1つしかないじゃん」
「おねえちゃん がんばろ」
「仕方ないか・・・」
とゆーわけで 原作では1対1だった第2戦は
ヴィータvsなのユー シグナムさんvsフェイアル ザッフィーvsボクらという
今回も頭数では有利な組み合わせ。
早速結界内で3組に分かれての戦闘となった。
その間にクロノが闇の書捜索するのは変わりなし。
「思えばお前とは初めて顔を会わせてから半年近くになるな」
「そうだねぇ あのとき以来だねぇ」
「そして俺は まだ1度も勝利していない」
「前回アルフさんとはくと相手に引き分けだっけ?」
「ああ だから、ここは勝たせてもらうとしよう。
盾の守護獣として 負けっぱなしでは格好がつかぬのでな」
プライドは高そうだもんなぁザッフィーって
でも 君はここでも勝てないんだよ。 他の組もね。
<なのはside>
その性能は 扱ってるわたしでもすごいと思った。
レイジングハート(エクセリオンってつくんだって)
ありすの設計で新しくなったって聞いていたけれど
プロテクションはこの前すぐに壊されたヴィータちゃんの攻撃を食い止め
シューターは10発同時発射 速度も精度も上がってる。
「約束だよ わたしたちが勝ったら事情を聞かせてもらうって」
そう ヴィータちゃんと戦う前にそう約束した。
(一方的だったけどね byユーノ)
だから絶対勝って それからちゃんとお話聞かせてもらうの。
昔のフェイトちゃんみたいに。
<フェイトside>
「はぁっ!!」
「せぃやっ!!」
生粋の剣士 シグナムとの戦闘
強化されたバルディッシュでも 経験の差はなかなか生めることは出来ないだろう。
アルフがサポートしてくれなかったらこうはいかないかもしれない。
それでも 負けるわけにはいかない きっとシグナムもそう思っている。
シグナムは ううん、きっとわたしも 剣を交えることができるのが楽しい。
今までは相手もミッド式で射撃なんかにも注意しなければならなかった。
なのはにいたっては砲撃主体だからなおさら。
でも シグナムはお互いのデバイスを直接当てて戦える。
今までになかった嬉しさが きっとわたしの中で沸いている。
<ありすside>
「トルネードスラッシュ おりゃー」
「なんのっ それしきの攻撃が通ると思うかっ!!」
「はくといきまーす どろっぷきーっく」
「クッ 挟み撃ちとは卑怯な・・・」
ボクとはくとでザッフィーをサンドイッチ攻撃中。
その間にも戦況はザッフィーから外に居るシャマルさんに流されていた。
(いつものことだけどボクには丸聞こえ)
『状況はあまり良くないな ここは引くべきだろう』
『でもこの結界 外から複数の局員が維持していて私の魔力では破れそうに無いのよ』
『だがシグナムもヴィータも手が離せん 仕方ない、アレを使うしか・・・』
『分かってるけど でも・・・ あっ・・・』
『ん? シャマル、どうした?』
「あー クロノに見つかったかなシャマルさん」
「!? 貴様、我らの思念通話を何故・・・」
「途中から声に出てたよザッフィー」
「なん だと・・・」
ええ嘘ですとも でもそうしておかないと辻褄合わないでしょう。
でもこのあとクロノが蹴り飛ばされるのよね。 ちょっと見てみたかったかも。
『みんな 今から結界破壊の砲撃を撃つ うまくかわして撤退よ』
来た来た こっちも防御準備しないと・・・
<ユーノside>
突然頭上で轟音が鳴り響きだした。
見れば 結界の外から攻撃されている!?
「あれは!! まずい、防御を・・・」
「えっ ユーノ君なにあれ?」
「分からない。 分からないけど 結界を壊そうとしてる」
「チッ・・・」
ヴィータが逃げようとしている? ということはこの攻撃は守護騎士の・・・
「あっ、まってヴィータちゃん」
「なんだよっ!!」
「わたしまだ名乗ってなかったよね。 わたし、なのは 高町なのは」
「な、なぬ・・・ あーもう呼びにくい。
ともあれ 勝負は預けた。 次は勝つからな」
「えっ あ・・・ いっちゃった・・・」
このとき僕の中で ヴィータ=逆切れするけど楽しい子 という方程式ができた。
まぁソレは置いといて 今は上の攻撃をどうにか防ぎきらないと・・・
<アルフside>
『アルフ 上から攻撃が来る。 気をつけて!!』
『ああ、分かってる。 かなりヤバそうだよアレ』
どうやら向こうは上の攻撃の騒ぎで戦闘どころじゃなくなたみたい。
でもそれはこっちも同じ。
フェイトもシグナムも手を止めて上を見つめてる。
「水を差されてしまったな。 テスタロッサ、すまないがこの勝負預ける」
「シグナム!!」
「フェイト、行かせてあげよう。 アイツだってあのままで終わるやつじゃないさ。
また次回がある。 そのとき改めて決着をつければいいよ」
追っていきそうなフェイトを止めて 退却していくシグナムを見逃す。
あたしら今はそれどころじゃないんだからさ。
<はくとside>
「おねえちゃん なんかすっごいのがくるよ」
お空が真っ黒になって 黒い雷が結界にあたってる。
結界にヒビが入ってきてるよ。
「もうすぐアレが落ちてくるから こっちにおいで。
はくとは防御系まだまだだから ボクのプロテクションで護ってあげる」
「うん」
ぼくはまだまだ半人前なんだって。
だから素直におねえちゃんのそばに寄る。
「ねぇ ザッフィーは?」
「フッ 敵の心配をするか」
「ザッフィーは大丈夫 守護のプロだからね」
「そっかー」
「今の言葉は素直に喜ぶとしよう。 だが次は負けぬぞ」
ザッフィー、そう言ってどこかに行っちゃった。
「また 会えるよね」
「そうだね 近いうちにね」
そして 黒い雷は結界をやぶって
ぼくらのところに落ちてきた。
<ありすside>
『・・・砲撃は止んだかな。 みんな、ダイジョブ?』
『うん わたしは平気 ユーノ君も』
『こっちも大丈夫 アルフが護ってくれた。 でも・・・』
『守護騎士は退却、と。 ザッフィーにも逃げられちゃった。
とりあえず合流しよう 最初のビルでいいよね』
全員の無事を(クロノは結界が晴れて合流してから)確認し
そのまま今回の戦闘のプチ反省会となった。
結局守護騎士3人(結界内)には逃げられ クロノもシャマルさんを取り逃がし
さらに新手の敵まで出てくるという状況の悪さ。
「今回は油断していた僕の責任でもある。 まさか他にも仲間がいるとは思わなかった」
「どんな人だったの?」
「ああ 白を基調とした服を着て仮面をつけた男さ。
そのうえあの動きは 近接戦闘にかなり慣れた者の動きだった」
「クロノがふっとばされるくらいだもんね 気をつけないと」
まさかあれが身内だとは思わないだろうね クロノも。
守護騎士たちを捕獲する作戦は失敗という形で終了し
結界を維持していた局員たちとも一緒に 引き上げることになった。
さっきの砲撃で怪我をした局員もいるからね。
「で、どうだった? 新型になったデバイス」
「うん 凄かった なんかこういろいろと」
「それに カートリッジシステムだったよね 使ったらグンと力がわいてきて。
シグナムたちが好んで使うのも分かる気がする」
「カートリッジって アリス、君はなんて危険なものを・・・」
「はいはい そのへんの話も含めて帰ったらゆっくり話そうね」
まだ なの姉さんたちに説明してないことがいくつかある。
説明しておかないと特になの姉さんは無理して壊しそうだし。 ここは念入りに。
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あとがき
頭数がいるとこういう展開もありうるんですね。
そんでもって各自sideで進行できるのも強み でもあり弱点でもあるんですが・・・
そういえばはくとsideは初めてじゃないか?
なんかフェイトさんがバサーク化しつつあるな・・・
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