小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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そういえば映画公開始まったら
このガジェットはどうなるんでしょうね? ⇒
このガジェットはどうなるんでしょうね? ⇒
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<75年 6月16日 14:00 ミッド市内 3番道路F23区画>
無事に現場に到着。
うちの部隊員を現地局員の補填に回し ボクは問題の少女の下へ。
「やあっ」
「あれ、ありすさんも来てたんですか」
「現地部隊の増援送るついでにね。 で、その子が?」
今はシャマル先生の診察を受けてる少女、
外見年齢は4,5歳ほど 金と赤を混ぜたような色の髪を持ち
眼底検査のさいに左右の目の色も確認。
どうみても聖王陛下です。 ありがとうございました。
もちろん口には出せませんよこんなコト。
「うん バイタル正常 危険な反応も無しっと 大丈夫、心配ないわよ」
「よかったぁ」
「ごめんねみんな お休みの最中だったのに・・・」
「いえ・・・」「平気です」
「ケースと女の子はヘリで搬送するから みんなは現場調査ね」
「「「「はいっ」」」」
「搬送ってことは 二人は同行になるのかな」
「そうなるかな ありす、現場のほうお願いできる?」
「元より今のボクは現場部隊の増援だよ といっても手は足りてるみたいだけどね」
地上と地下水路 双方で現場調査が行われた。
とはいえ地上のほうはいたって平常で
避難をくらった住民が何があったか分からず不安がっているくらい。
一方の地下はというと おいでなさりました ガジェットドローンI型。
AMF機能つきで一般部隊では対応できそうになく
六課フォワードはこちらにまわされることに。
同時期 上空からガジェット新II型が接近しているのがキャッチされた。
これに対応するため再び隊長たちが出動、
付近で教導をしていたヴィータが参戦 リインがそこに合流
地下にも増援(ギンガ)がまわされることになった。
ほぼ原作どおりの展開だねぇ。(「ほぼ」なのはボクの存在があるため)
「航空71から76へ」
『はい隊長』
「ちょっと六課のほう手伝ってるから そっちは現地指揮官に従って」
『了解です』
「そゆわけだから ギンガいれて6人で捜索するよ」
「それじゃ指揮はアリスさんに・・・」
「いや、ティアナに任せた。 いい機会だから経験積みなさいな」
「わ、わかりました」
「それじゃお仕事モードに切り替えて 気合いれていこう」
「「はいっ」」
地下へ降りながらデバイス起動 ジャケット着用を済ませる。
みんな大分サマになってきてるねぇ。
「あれ?」
「なんか アリスさんの雰囲気がいつもと違うような・・・」
「そうかい?」
なんか不思議がられてるんですけど?
「あーそうか デバイスが違うんだ」
「いつもは双刃矛のデバイスですよね?」
「それ、魔導書? 小さくてカワイイ」
「あまり使わないけどこれもボクのデバイスだよ?
まぁ リイン曹長みたいなもんだと思いなされ」
そう 実は手元にミルフィーしか持ってないのです。
グラムですか? そのうち分かりますよきっと。
ガジェットを叩きながら ロングアーチの算出した予測ポイントを目指す。
その道中でギンガが受け持っていた別の事件の話も聞いた。
捜査官であるギンガは とある交通事故現場に呼ばれていた。
そこで見たものは事故を起こした車の残骸
爆発したとのことだが 積荷に爆発物も無く
不審がった局員がギンガを呼んだらしい。
そしてその現場にあったのは 車だけではなかった。
車の残骸と一緒に 何故か転がるガジェットの残骸
そして1番奥には 小さな生体ポッド。 こちらも破壊されていたという。
現場映像も持参してくれてて フォワードやロングアーチと一緒に見てみた。
形をとどめているのは土台だけ。
たぶん上にあったはずであろう本体は砕け 散乱している。
その付近には何かを引きずったような跡も見える。
さらに生体ポッドの形状を見知った人物が居た。
現地で実物を見たギンガと 特別捜査官であり部隊長のはやちゃん。
二人の見解は一致していた。
『人造魔道師計画』の素体育成器
二人とも別々の事件ながら 当プロジェクトに加担していたらしき施設の
捜索任務を請け負ったことがあったということらしい。
以上のことから 次の仮説が立てられた。
1つ 生体ポッドにはこちらで保護した少女が入っていたのではないか
2つ 引きずった跡の正体はレリックケースではないか
3つ レリックの反応を見つけたがジェットが車を襲い それが原因で爆発を起こしたのではないか
「人造魔道師計画 プロジェクトA.M.かぁ またえらいもんが出てきたなぁ」
「あの、人造魔道師って?」
「優秀な遺伝子を使って人工的に生み出した子供に
投薬とか機械部品とかを使って強力な魔力や能力を持たせる。
確かそんな感じでしたよね」
「正解。 エリオやスバルにはちょっと耳の痛い話かな?」
「ええ、まぁ・・・」「正直、ちょっとだけ・・・」
「ただ、今の技術力じゃ完成なんて程遠いうえに 人権なんて考えてやしないから
発覚すれば重罪は免れないし まず製造コストがバカみたいにかかる」
「だからよっぽどどうかしてる連中でもない限り手を出さない技術のはずなんだけど・・・」
相手がよっぽどな連中だからなぁ。
『この続きはまた後で もう少しで合流できると思うから』
「了解です みんな、行くわよ」
「「「おーぅ(はいっ)」」」
おーおー みんな少しは頼れるようになっちゃって・・・
しばし進んだところでギンガが合流。
しばらく見ないうちにクイントさんにそっくりになってきましたねぇ。
「航空71よりロングアーチ ギンガと無事合流 そっちの戦況は?」
『ロングアーチ01より地下調査隊 こっちはちょっと苦戦気味かな。
でも隊長たちが頑張ってるから気にせず任務を続行してね』
『最新の予測地点データを送ります。 スターズ02到着まで10分』
「了解、引き続きがんばっていこー」
「10分か こっちのほうが早く到着できるわね」
「そうですね 行きましょう」
遭遇するガジェットを潰しつつ さらに先へ進む。
ナカジマ姉妹+エリオの総合火力が凄いので 前進速度は格段にアップした。
途中でIII型が出始めても衰えない。
ボクが後方からor後方方向へのの射砲撃に専念していても問題ないくらいです。
「あっ ありましたー」
キャロがレリックケースを発見。 ほっとするフォワード陣。
その中であまりほっとしてないボクとギンガさん。
「・・・気づきました?」
「ええ 何か近づいて・・・ あれは!?」
「クッ 全員、防御体制!!」
言い終わる前に攻撃が来た!?
キャロが爆風でノックバックする。
すぐにエリオが迎撃するが 空振りに終わった模様。
さらに攻撃してきた『何か』が姿を現すと同時に
飛ばされたケースを 何かの主らしき少女に奪われた。
「ちょ、ちょっと それ危険なものなんだよ。
触っちゃダメ こっちに渡して・・・」
「スバル、それ本気で対応してくれると思う?」
「えっ?」
「一般人なら渡してくれるかもだけど
こんな場所に一般人が紛れ込んでくると本気で思う? って聞いてる」
よく考えてみよう。
ここは廃棄になりかけの都市部の地下。
小さい子が遊びに来るような場所じゃないぞ。
とか話してる間にティアナが少女を確保。
といってもミラージュを慣れないダガーモードにして牽制してるだけだけど。
「ったく 今日は謎の少女のオンパレードだな。
そう思わないかい? 上のお嬢さんも」
たぶんボク以外の全員がエッと思ったでしょう。
上の子も含めて。
「スターレンゲホイルをかます気だったでしょう。
生憎その手の魔法は食らい慣れてる」
『テ、テメェ 何故分かった』
ん、全周波念話か。 場所を特定できないようにしてるね。
「なんなら名前も言い当ててあげようか? そこの子も含めて」
『ふ、ふーんだ そんなハッタリ・・・』
「今ならまだ公務執行妨害だけにしてあげるよ。
ルーテシア・アルビーノ アギト それに、ガリュー」
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あとがき
人造魔道師計画をプロジェクトAMにしたのは
プロジェクトFと合わせたためです。
今後やりやすいだろうなぁと思いまして。
主要な頭数いっぺんに5つも増えた。
全部動かしきれるか不安になってくるよ。
当サイトとしては3ヶ月ぶりの登場 ヴィヴィオ(本編で名前出てこなかったけど)
といってもリリトラのときは時系列がかなり先のヴィヴィオだったので
原作版のは初登場。 でもストーリーの関係でしばしぐっすりモードで進行します。
ルーテシアはふだん静かなだけに存在感消えないようにするのが大変そう・・・
逆にアギトは存在感出すぎで大変そう・・・
なにこのペアw
このあたりから本格的に絡んでくるギンガ。
どうだろう 当小説設定でクイントさん生存してるから
どういう位置づけにすればはまってくれるかな 検討。
ちなみにそのクイントさんも近々本編に出てきますよ。
いきなり相手の正体カミングアウトした主人公。
この先かなり原作路線から外れる可能性もありますが
最終的には本線に戻します。
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