リリカルマジカル コレクショナル １１章-６

カウンタ履歴を見ると
数日に１回　文字通り桁違いのアクセスがあるんですよね
見てくれて嬉しいとは思うんですが　あまりにも普通の日と差があって
ちょっと不安になったりして・・・

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ミッド市街戦から２ヶ月ほど経過しまして
あれから全然表ざたにならないレリックとかもありまして
六課は主に事件調査に力を向けてます。

途中、地下レールウェイで一戦交えたり
『隊長たちの誰が１番強いか』とかいう祭が勃発したりもしましたが
おおむね平和に過ごしてます。








＜７５年 ８月２７日＞





一連の事件調査の現状と資料を持って
ゲンヤさんを筆頭とした１０８部隊のお偉いさんたちがやってきました。
六課の調査と合わせて　今後について話し合うみないです。

この日に合わせて　今日はフォワードたちは全員オフィスワーク、
副隊長以上の全員が部隊長室を会議室代わりに缶詰状態。

ちなみに何かあったときは六課フォワードが７７４部隊の指揮に入る予定だけど
何も起らないのが１番ですね。　何も起らないでしょうし。






会議の様子はリインに持たせたグラム経由で
映像音声つきでボクにも分かるようになっている。
（ロジックＢの魔力伝達システムを利用してるので漏れはしません）
今日は７４隊司令部つきのボク　部隊長席に座って通常任務しながら視聴。



市街戦で六課のヘリを攻撃した相手は
ロングアーチがしっかり映像に収めてくれていました。
そこに写っていた　ふたりのうちのひとりが砲撃を放つときの円形テンプレート、
それに　センサーからのふたりの反応　人間のものではないそれが物語る正体、
さらに先日の一件でも現れた　ふたりとも違う新しい反応、

姉妹を抱える中島家だからこそ断定できるその結論
『これらは【新型戦闘機人】である』

スバルもまたその類なんだけど
それを現状で知ってるのは缶詰になってる人たちとボク　あとティアナもかな。
なので今はまだ部外秘という扱いになってます。



あとは　ギンガとクイントさんが足で稼いだ現場調査と
フェイトが本局と連動して調べた資料を並べて唸ってました。
こりゃ缶詰開ける頃には煮えてドロドロかな
お風呂早めに用意してもらっとこうかしら・・・






数時間にわたって続けられたこの会議で　いくつかの指針が決まり。
その中のひとつが　１０日後に実行に移されることになった。




















＜ ９月 ５日　六課 海上訓練施設＞




今日の朝練から　いつもより頭数が多くなりました。

最近目に見える成長振りのフォワードたち４人
常勤教官のスターズ指揮官２人
非常勤教官のライトニング指揮官２人
あと我々メカニック２人

今まではこれが最高人数（たまに見学者）だったですが・・・



今日からここに　短期出向となった
ギンガとマリー先輩が加わることになりました。
捜査系統の一本化という意味もこもってるようで
数日に１回クイントさんとの定時連絡も確保されてます。

市街戦で一緒に戦ってるフォワードたちにとってもいい効果を生みそうですが
ボクらにとっては憧れの先輩が近くに居るってことだけで幸せなわけです。




で・・・
「なんで１回目からそんな重い訓練なのかね」

ギンガ涙目ｗ　初回が六課名物『フォワードvs隊長』戦ですって。
ドンマイだ　ガンガレ　外からさりげなく見守っててあげるよ。







朝食後はみんなそれぞれのお仕事、
今日はナカジマ姉妹と先輩が揃ってるので　丁度いいからと検診にまわされます。
ボクもその手伝いで　今日は一緒に中央の医療センターに行きますよ。


「あれからどう　みんなのデバイスの調子とか　スバルとか」
「どっちもすごく元気ですよ
ただスバルのほうはだいぶうちの姉さんとヴィータに叩かれてるから
そろそろ基本検診だけじゃなぁとは思ってたところ」
「そっか　それじゃ今日は奥の奥まで　徹底的にやろうかしらね」

あの先輩が不気味な笑顔でコンソール叩いてるよ・・・
科学者ってみんなこんな感じなんでしょうかね　その極みがスカさん、と。
怖いねぇ　ボクは黙って二人のデバイスのほうみてあげよっと・・・












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あとがき



短めですね　大きな展開と展開の間だとこんなもんです。


不気味な笑顔のマリーさんってあまり想像したくないなぁ
書いた本人が言うのもなんですけど・・・