小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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ここまでの設定ページを書き終えたところで 2章にはいりましょう。
章ごとに変更点を設定ページ書く予定なので
先に見ても大幅なネタバレにはなりにくいんじゃないかと思います。
章ごとに変更点を設定ページ書く予定なので
先に見ても大幅なネタバレにはなりにくいんじゃないかと思います。
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≪高町なのはです。
いつもは平凡な小学校3年生なんですが いろいろありまして・・・≫
『Receipt number Twenty』
「なのは お疲れ」
≪えっと 魔法少女とかやってるんですが・・・≫
「そんでもって俺らは 魔法少女のサポートとかしてるんですが っと・・・」
シリアル20のジュエルシードを無事封印したなのは。
そしてお疲れモードの彼女を背負って高町家を目指す二人 と、フェレット。
「なのは 大丈夫?」
「大丈夫、なんだけど ちょっと疲れた・・・」
「最近連続で夜更かししてるし 魔力の消耗も激しいだろ。
そりゃ疲れて当然だわな」
「だね なのは、少しお休みとったほうがいいんじゃないの?」
「うー・・・」
そう 彼女は今夜のものを含めて
たてつづけに3つのジュエルシードを封印している。
封印自体が魔力消費の激しい行為だというのに 健気だ。
隣で心配そうに見つめるメリー じゃなくて今夜はヴィヴィオだけ。
メリーはというと 今夜ははやてにつきっきり。
こう何日も夜遅くに出かけるものだから
はやてが少し心配し始めているので 今日は置いてきた次第。
俺が使えるデバイスはまだ無い。 しかしデバイスが無くても魔法は使える。
ユーノに簡単な補助魔法を教えてもらった。 今はそれが精一杯。
威力は期待できない。 その点は俺の行動力で補っている。
「それじゃケイスケさん おやすみなさい」
『Thank you ミスター ケイスケ 良い夢を』
「また明日ね」
ヴィヴィオとユーノ、RHに見送られ 高町家を後にした。
明日は士朗さんがコーチを務めるサッカーチームの試合だそうで
なのはたちはその応援。
ということは 明日は街じゅう木の化け物でうまるわけか。
思念体よりはマシだろうが あまり想像したくは無いな・・・
『メリー こっちは終わったぜ 今そっちに戻ってるところだ』
<メリーside>
『うん 待ってる。 はやてちゃん心配してるから早めにね』
台所の片付けをしながら ケイの念話の返事を送る。
はやてちゃんは横でそわそわしていた。
「お兄ちゃんか?」
「うん もうこっちに向かってるって」
「そうか」
念話のことは はやてちゃんには話してはいない。
でも 何となく直感で感じてるみたいで
ケイと話しているのがすぐバレるみたい。
それともテレパシーだと思ってるのかな?
ちなみにはやてちゃんには
私たちは毎晩ボランティアに行っている ってことになっている。
下手に話しちゃったら未来を変えかねないものね。
「お兄ちゃん また明日もお仕事なん?」
「うーん 明日は昼間だって
明日ははやてちゃん定期検診だもんね」
「そやね 無かったらお兄ちゃんたちの様子見にいけるのに残念やわ」
いや 来なくていいわよはやてちゃん。
あなたが来ちゃったら確実に未来変わっちゃうから・・・
<ヴィヴィオside>
ケイスケさんが帰ってから ちいさいなのはママはすっかりおねむ。
せめて着替えようよって言ったら パジャマに着替えてそのままバタンキュー
よっぽど疲れていたんだね おつかれさま。
「はぁ わたしもお手伝いできたらいいんだけど」
「いや 十分役立ってると思うんだけど」
「そうじゃないの 今みたいに補助魔法とかだけじゃなくて
攻撃魔法でズバッとお手伝いしたいの」
わたしの魔法は古代ベルカ式が主体だから
武器となるデバイスのサポートは必要不可欠、
アームドデバイスがあれば鬼に金棒なんだけど
この時代ってミッド式とベルカ式の交流薄いんだよね。
素手でも戦えるからインテリジェントでもいいんだけど・・・
「この子 わたしじゃ起動もできないしなあ」
わたしがこの時代に来た根源のデバイスをポケットから取り出した。
「ヴィヴィオさんもデバイス持ってたんですか」
「ヴィヴィオでいいよ。
持ってはいるんだけど これ、わたしのじゃないんだよね。
使おうとしても 『パスワードをお願いします』 だもん。
待機状態でも簡単なサポートくらいはしてくれるんだけど」
パスワードまではわたしも知らない。
しかも なのはママがいわないと駄目らしい。
隣で寝てるちいさいなのはママが知ってるはずも無いし・・・
「でも 名前くらい知ってるんだよね」
「あ、そういえば知らなかった。 君 名前言える?」
『私の名前は【シャイニングハート】です。 形式番号は・・・』
「あー番号はいいや。 わたしじゃちょっと頼りないかもしれないけど
しばらくの間 よろしくね」
『こちらこそ ミス ヴィヴィオ』
「名前までレイジングハートそっくりなんだ」
「あ、あは そうだね・・・」
これは もしかしてまずいことしちゃったかな・・・
「そ、そういえばユーノ君も明日一緒?」
「うん スポーツの試合だったよね。
僕もなのはと一緒に行ってみようかと思ってる」
「わたしも。
なのはm・・・ ううん、なのはの友達も来るから 紹介してくれるんだって」
「へえ 楽しみだね」
あ、あぶなかった
ママを呼び捨てで呼ぶのに なかなか慣れないよぉ・・・
<ケイside>
「そうか 明日定期検診か」
「何も無かったら見に来る気だったみたい よかったわ」
はやてを寝付かせて 俺らも部屋に入る。
明日は俺がはやてを病院に送って そのまま現場へ向かい
メリーは朝からなのはたちに合流することにした。
「明日 なのはちゃんが封印するときに
初めて長距離砲撃にトライするんだっけ」
「ああ 今後の彼女を決める重要な場面だ。
しっかり支えて 絶対成功させないと・・・」
「そうね」
そのためにもしっかり睡眠を取らねばね。
電気を消して 俺らも今日はもうお休み。
「また明日な」
「うん お休みケイ エルフもね」
『はい 使用者』
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あとがき
地味に原作よりペース早く書いています。
シリアル21封印から20封印まで 原作は1週間かかってますが
当小説だと毎晩封印に出かけてますね。
神社のシリアル16が未封印ですので なのはが所持しているのは
全部で4つということになります。
先に書いたとおり 今回からRHも日本語表記です。
ついでにヴィヴィオ持ちのデバイス名も出してみました。
やはり番号は長いのでスルーさせます。
起動はできません。 しばし待機状態のまま。
今回からヴィヴィオsideが出てきました。
各自別々の場所にいると 一方こちらでは的な使い方ができます。
もしもあのサッカーの試合にはやてがきちゃったら・・・
それも少し考えてましたけど どうやっても年末の事件に困るので
病院送りということで回避することにしました。
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