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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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はやてちゃんの1人称、
あらためてA’s見ると「あたし」にも聞こえてきちゃいまして
どうしましょうw
とりあえず当小説では「わたし」で通そうかな。



4話 始まります
また原作と関係ない話ですが・・・










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「よーし命中だ。 腕上げたじゃんメリー」
「まだまだよ もう一発いくわ」
「あっ なのは、そっち行ったよ」
「う、うん 任せて」



週末も近いこの日 街中で再びジュエルシード思念体を見つけた俺ら。
幸いなことに俺らが発見するまで 一般人の目撃者は居なかった。

「チェーンバインドで拘束。  よし」
「うん いくよ。 ジュエルシード シリアルIX 封印!!」
『Sealing』

まだ日もあり今回で2度目ということもあって あの不気味な姿にはさすがに慣れた。
手早くなのはが封印 今回は街への被害もあまり無い。



『Receipt number Nine
「やった」
「みんな おつかれー」
「うん おつかれ」

思いがけず見つかったジュエルシード しかも楽に入手できたことで
俺らは達成感と喜びに満ちていた。




「しかしよく見つけたな ユーノ」
「うん なのはたちが学校にいってる間は僕がひとりで探してるんだ。
今日はすぐ近くで発動してくれたから 被害も少なかったし」
「わたしたちも近くに居たから ラッキーだったよね」

思念体を封印したこの場所は
なのはが通う塾や スーパーに程近かった。
幸いにも 全員がすぐ近くにいたのである。

しかし 俺とメリーはあまりの喜びで
このとき非常に大事なことをうっかり忘れてしまっていたのだった。
















「ほおー それがお兄ちゃんたちの仕事ってやつか」







後ろから そんな声が聞こえたとき
俺の背筋がゾワゾワッとした。
俺と同じく顔が固まったメリー 二人で後ろを振り向くと
そこにはスーパーで買ったものが入った袋を持って
こちらをニヤニヤとみつめる 家主はやての姿が・・・





「は、はやて・・・ もしかして今の全部・・・」
「一部始終 とはいかへんけど 見せてもろた。
なんとも楽しそうな仕事やね」

・・・駄目だ カンの鋭いこの少女にほとんど見られたとなっては
全部とは言わないが 終始いろんな魔法を駆使していただけに
誤魔化しきれる自信が全く無い。

「ヴィヴィオちゃんも久しぶりやな」
「あ、あの  こんにちわ でいいのかな」
「ええんちゃう? お日さんはまだ出とるし」
ヴィヴィオもかなり反応に困っている。




『あの、ケイスケさん 彼女は誰ですか?』
『・・・俺とメリーがお世話になってる家の家主、
八神はやて 年はなのはと同じくらいだな』
『もしかして魔法とかは・・・』
『ああ、知らん。 今のところはな』

そこまで話して ユーノも顔が青くなった。
以前聞いたが一般人に見られるのは非常にまずいらしい。
最悪 収監されるくらいの罪なんだそうだ。

それを防ぐため 普段は結界を張るのだが
今日は発見、集合、封印までが早く 張るよりも先に事態収拾できると
俺もユーノも考えていたのである。  それが甘かった。


「ええっと 皆どうしたのかな。  ユーノ君なんか青いよ?」
ひとり空気読めてないぞ なのは・・・







<ヴィヴィオside>




「さあ 詳しく聞かせてもらおか」


魔法をつかってるところを  部隊ちょ いや、はやてちゃんに見つかっちゃった。
そのままはやてちゃんの家に連れてかれたわたしたち、
未来を知ってるわたしやケイスケさん、メリーさんからすると
これ、すごくヤバイ展開だよね。

さっきからすっかり人形みたいに動かなくなったユーノ君を連れて
きょとんとした顔で出されたお茶をすするなのはママの度胸が羨ましい。



「あなたは 会うの初めてやね」
「はい 高町なのは 小学校3年生です」
「3年生か わたしと同い年やな。 八神はやてです」
「へえ はやてちゃんは学校どこなの?」
「残念ながら休学中 足がこうやからな。
せやから友達とかほとんど居ないんよ」
「あ、あの わたしでよければ」
「そか? せやったらなのはちゃんが同い年で最初のお友達や」

ああ、なんか二人で親睦深めてるよ・・・


『ケイスケさんどうしよう なのはとはやてちゃんがお友達に・・・』
『ああ、接触には半年以上早すぎる。
だがもう後の祭としか言いようが無いぞこれは』
『だからって・・・』
「さてお兄ちゃん お話、聞かせてくれるんよね」
「あ、ああ・・・」
『・・・明かすしかないよなぁ ユーノ、生きてるか?』
『な、なんとか でも何も知らない一般人に魔法の存在を明かすのは・・・』
『大丈夫、詳しくは言えんがはやても立派な魔法使いだから』







<メリーside>





説明をせまるはやてちゃんに
わたしとケイは しぶしぶ話すしかなかった。

魔法のこと 他次元の世界のこと 時空管理局のこと
そして今わたしたちが集めている ジュエルシードのこと・・・
管理局に関しては はのはちゃんも初めて聞くことで興味をもってくれた。
もちろん未来に直接関与するところまでは話せないので
そのへんはうまくごまかして・・・
特にミッド出身のユーノ君が補足説明してくれたから
はやてちゃんもうまく飲み込んでくれたみたい。


「魔法ゆうもんはファンタジーコミックの中のもんとしか考えとらんかったけど
そっか 現実にあるもんなんや」
「この世界に資質を持つ人が非常に少ないから
世間に認識されてないだけなんだけどな」
「でも みんなはその少ないうちに入るんやろ」
「ははは・・・  そう言うはやてだって 資質はあるはずなんだぞ」
「へっ!?」





あまり信じきれないはやてちゃんのために
数日前に私たちがやった リンカーコアの確認をはやてちゃんにも行った。

空間モニターのスクリーンに 白い球が映し出される。
でも かなり小さい。

「あー これは簡単なの魔法でも使えないんじゃないかな。
せいぜい念話くらい?」
残念そうに ヴィヴィオちゃんが言う。
そういえば2期劇中 ヴォルケンリッターの誰か忘れたけど
主の資質はほとんど闇の書の中にあるって言ってたっけ。

ついでに本人希望で なのはちゃんのリンカーコアも見せてもらった。
桃色の球は大きく ケイの2倍くらいあった・・・







<ケイside>



念話だけでもはやてに教えてやった。

「おーこれ便利やな 何処にいてもお兄ちゃんたちと話せる。
これでいつでも呼び出せるな」
「わたしともお話できるよ」
「そうやね これからもよろしゅう」

かなり予定外ではあるが はやてが喜んでることだし
今はいいことにしておこう。


しかし年末が大変だ。 過去は変わってしまった。
この先未来がどうなっていくのか 不安である。
大幅に変わってしまわないよう 闇の書関連の話は止めたが
それにいつはやてに気づかれるやら・・・






日も暮れてしまったので なのはとヴィヴィオを高町家へ返すことにした。


「それじゃあまたね はやてちゃん」
「気をつけて。 今度またゆっくり話きかせてや」
「それ念話でいつでもできるんじゃ・・・」
「おお、そうやった。  魔法サマサマやな」
「今度お友達紹介するね。
友達は魔法のことまだ知らないから 話題に気をつけないとだけど」
「フフッ そうするわ。  ヴィヴィオちゃんもまた来てな」
「うん おやすみなさい」



二人(とユーノ)が見えなくなるまで はやては手を振り続けた。
初めての同い年の友達 よっぽど嬉しかったんだろうな。

「そろそろ家に入らないか」
「・・・うん」
軽く嬉し泣きのはやてを連れて 家へ引き返した。




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あとがき


はやてちゃんが絶賛暴走中 なんてことを・・・
闇の書事件 大幅改変確定かも・・・


シリアル9は本来 アースラ乗艦の後になのはちゃんが入手するやつです。
先取りですね。 これでやっと個数は原作どおり。
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