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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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5話は 次回以降のフラグ立て用みたいなお話です。
原作の時間軸は 次回からまた進みますのでご勘弁を・・・









---------------------------------------------------------------------------------


<メリーsideからスタート>




世間は土曜日曜はお休みですが
わたしたちの練習は休まず継続します。

でも・・・



「うわーん 寝坊しちゃったよぉ」

寝ぼけ気味に時計を見たら 4時半になろうとしてるではありませんか!!!
朝錬は4時から もう30分も過ぎちゃってます。
『ケイー なんで起こしてくれなかったのぉぉっ』
『おーやっと起きたか。  行く前に起こしたんだよ俺は。
自業自得だ はよ来いよ』
『はくじょーものぉぉ』


バタバタと着替えて下におりると
「お姉ちゃんおはようさんや  朝からにぎやかやね」
いつもは5時過ぎに起きるはやてちゃんを起こしてしまってました。

「起こしちゃった? ごめんね」
「ええよ 早起きは3文の得ゆうからな」
「そうね ありがと。 それじゃ行ってくる」
「気ィつけてな」





運動音痴のわたしが走って 桜台公園までは5分くらい、
なのはちゃんたちは心配してるだろうなぁとか考えながら道を急ぐ。

「あ、あの すいません・・・」
走ってるところに後ろから声をかけられた。
こんな朝早くに誰 わたし急いでるんだけど。


「ハイ 何ですk・・・ うわ!?」
「あの、つかぬ事をお聞きしまs・・・ えっ!?」
振り向いて びっくりした。  相手も びっくりしてた。
「「・・・そっくりだ」」
お互いの目には 自分と同じ顔が映ってたから びっくりもするわ。




「世の中同じ顔の人が3人はいるっていうけど 本当ね」
「そ、そうなんですか?  そうか3人もいるんだ・・・」
なんか納得された。

そんななにげない話をしながら 改めて相手を見る。
清潔な白いシャツに黒のスカート 細い布で作られたリボンと
服装こそどこにでも居そうな少女、
でもその顔、髪色、髪型は わたしの記憶にしっかり記憶されている。

やっばいなぁ なんでこんなところに居るの・・・
目の前の子=フェイト・テスタロッサ
間違いないと思う。


「・・・で 何の用だったのかしら」
「あ そうでした。  あの、このあたりにこれくらいの大きさで
青い宝石を見ませんでしたか?」
「青い宝石?」
その大きさだと ジュエルシードかぁ・・・

「いやぁ 見ないわね。
交番に落し物として聞いてみたら?
もっとも 宝石が落ちてましたなんて届ける人いるかな? だけど」
「そうですか このあたりにあると思うんですけど・・・
急いでいるところ すみませんでした」
そう言って中丘町のほうへと走っていったフェイトちゃん。
そっか もうそろそろ彼女が出没しててもおかしくないのか。

っていけない わたしも急いでるんだった!?






<ケイside>




『・・・で 遅くなったと』
『うん 突然すぎてわたしも 多分フェイトちゃんもびっくりしたから』

結局メリーが桜台に姿を現したのは
俺の予想を見事に振り切って 5時前だった。
『確か今日 月村邸に遊びに行くって言ってたな。
ということは なのはとフェイトの初顔あわせもあるってことだ。
海鳴にフェイトが居てもおかしくは無いさ』
『でもさっきのフェイトちゃん 話し方が丁寧で
アニメみたいに悪いようには見えなかったんだけどなぁ・・・』


「ケイスケさんとメリッサさん さっきから何もしてないですけど
どうかされたんですか?」
「「えっ!?」」
気づけば 砲撃練習をしていたはずのなのはと
動くマトになっていたユーノとヴィヴィオが心配そうにこっちを見ていた。
「い、いや 二人でちょっと考え事を なぁ」
「そ、そうそう 何も心配するようなことじゃないわよ」
「そうですか だったらいいんですけど・・・」









「よーし 今日の朝練、終わり」
「おつかれさまー」
「結局メリッサさんは何もしなかったね」
「ううっごめん 今日はちょっとやる気が起きなかった」
そのまま念話だけで6時になってしまった・・・


「今日はなのはたち すずかちゃんの家だって?」
「うん 恭也お兄ちゃんと一緒に。
わたしはアリサちゃん すすかちゃん ヴィヴィオちゃんと一緒にお茶会なの」
「僕は正直 あまり行きたくないです・・・」
「ダメだよユーノ君 アリサちゃんもすずかちゃんも
ユーノ君が来るの楽しみにしてるんだから」
ユーノが行きたがらないのも分かる気がするな。
少女たちの中に入る男としてじゃない。
玩具にされるのが分かってるあたり 同情してやろう。



『お兄ちゃーん  帰りにコンビニで醤油買ってきて。
切らしてしもたー』
『・・・おうよ』
『ほんとこの念話っていうの便利やわ』
多分はやてのはベルカ式の思念通話だと思うが・・・
まいっか 念話とほとんどシステム同じらしいし。

「あっ そうだ ケイスケさんメリッサさんも
はやてちゃんと一緒に行きませんか?
すずかちゃんもアリサちゃんもはやてちゃんの話をしたら
すごく興味をもってくれたんです」
「えっ でもいきなり3人も増えたら・・・」
「あーそっか 聞いてみますね。 起きてるかなぁ・・・」
携帯を開き メールを打ち始めるなのは。
朝6時だぞ 起きてるのか?





起きてるもんだ。
すぐに返信が帰ってきた。  そこにはオッケーの文字。
しかも大人数になるならと 迎えをよこしてくれるらしい。

『・・・つーわけだ 行くか?』
『わぁ 行く行く。  楽しみやわぁ。
3文の得いうのはほんまや』
「だそうだ。  すまんな なんか突然増えて」
「いっぱいいたほうが きっと楽しいよ」
「僕としてもケイスケさんに居てくれたほうが心強いです・・・」




というわけで 八神家ご一行も月村邸にご招待と相成った。
しかし何だろう このいやな予感しかしない感じは・・・



----------------------------------------------------------------------------------


あとがき



これでやるべきことはやりました。
1期4話に介入するフラグは無事立ちましたね。

顔そっくり 性格違いのメリーとフェイト
彼女達を予め合わせておくのも 初期の計画どおり。

この後 どう計画が倒れていくのか
わたしにも分かりません(爆
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