小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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やれるうちにさくさくやっちゃおうと思いますので
打ち終えた時点でどんどん上げてます。
3章2話 いってみましょう。
打ち終えた時点でどんどん上げてます。
3章2話 いってみましょう。
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海鳴市の各家からアースラに寝床を移した俺たち。
ジュエルシードをアースラスタッフが探して
見つけたら俺らが現地へ急行し封印する。
そんな毎日を送っていた。
もちろん朝練・夕練は欠かさない。
アースラの訓練施設を使わせてもらえることになったので
桜台のときより高度な練習をすることができるようになった。
さらにうれしいおまけが・・・
「デバイスを?」
「そう レイジングハートの本格的オーバーホールのついでにね。
一度ヒビ入るくらい壊れたでしょ。 そのことが話題が出て
あまり忙しくない今のうちに悪いところ直そうってことになったんだって」
「ついでといっては何だが君デバイス持ってないだろ?
艦長の好意でアースラにある予備のデバイスを1台貸してもらえるそうだ。
あいにくストレージしか無いが 自分に合うものを持ってくといい」
「それはありがたんだが 俺射撃適正無いぞ」
「バインドなんかは使うんだろ? そっちのサポートをしてもらえばいいだろ」
登録魔法やスペックを見比べる。 選定にはクロノも付き合ってくれて
いくつかあったデバイスの中からなんとか俺でも使えそうなものを探し出した。
「こいつだったら・・・ 補助や捕獲のサポートにしか使えないけど
俺でもなんとか扱えそうだ」
選んだのは【H6A】と呼ばれるストレージデバイス、
待機状態はリストバンド 起動状態になると覆う部分が増えて籠手になる。
バリアジャケットとは別に防具になるか変わったデバイスだ。
「とりあえず起動させてみないことには・・・ パスワードとかは?」
「予備だから誰でもすぐ使えるよう設定していない」
「そうか そんじゃ早速、H6A起動」
『 Guter morgen der Meister 』
「・・・メリー こいつ今なんつった?」
「ドイツ語ね おはようご主人様だってさ」
「クロノぉ 今ミッド(英語)じゃなくベルカ(ドイツ語)が聞こえたぞ」
「そんな馬鹿な 正真正銘ミッドチルダ式のデバイスだぞ?」
『 It's a joke 』
こいつストレージなんだよね? 反応がインテリジェントみたいだ。
とりあえず使用言語は日本語に直した。
<ヴィヴィオside>
アースラに来てから 5日め
「よし なのは、今だ!!」
「いくよ。 ジュエルシード シリアルVIII 封印!!」
『 Sealing 』
火の鳥を模したような相手についたジュエルシードに
なのはの桃色をした魔力が当たってゆく。
『 Receipt number Eight 』
「よしっ」
「ナイスなのはちゃん」
『皆おつかれさま ゲートを作るね』
これでアースラに着てから2つめのジュエルシード。
アースラに来てから 7日め
「・・・無いね」
「こいつは 失敗したな」
「にゃははー」
スタッフのひとが特定した位置に ジュエルシードはもう無かった。
フェイトママがわたしたちが到着する前に持っていったみたい・・・
アースラに来てから 10日め
あれから ジュエルシードの反応は見つかってない。
わたしたちが封印して なのはママのRHにあるのが7個
フェイトママのバルディッシュが5個持っている。
それにメリッサさんが1つで今現在見つかっているのは13個。
残るジュエルシードはあと8個。 どこにあるんだろう?
「なかなか見つからないね」
「ああ 6つはわかるんだが 残り2つは俺らも判らん」
「少し長引くかもしれないわね・・・」
ケイスケさんとメリッサさん それにわたしの3人で
訓練施設に来ていた。
なのはママとユーノ君は今頃食堂でおやつの時間。
よくわからないんだけど ここはしんみりいいシーンなんだって。
「本来ならこの時点でもう1つずつ、
なのはとフェイトが持ってるはずなんだがなぁ」
「何処かで見落としたのかしらね?」
「それで わかってる6つは何処に」
「ああ、それはな・・・」
ケイスケさんが答える前に 事態は動き出した。
『 Emergency 捜査区域の海上にて大型の魔力反応を感知!!』
「・・・始まったか」
アラームが鳴り 緊急事態を知らせる放送が流れる。
わたしたちは急いでリンディさんのいるブリッジへ走った。
途中でメリッサさんがコケたりしたけど・・・
<ケイside>
「リンディさん 何があったんですか」
ブリッジに着き すぐに現状を聞くヴィヴィオ。
目の前の画面には いくつもの竜巻の起こった海が映し出されていた。
「なんじゃありゃ・・・」
「フェイトさんが海の中にあったジュエルシードを強制発動させたの。
6つのジュエルシードが反応して この状況よ」
「そんな、そんなことしてフェイトちゃんは・・・」
「フェイトちゃん!!」
遅れてなのはたちが入ってきた。
丁度画面にはフェイトの姿が映っている。
「あの、わたし急いで現場に・・・」
「その必要は無いよ。 放っておけばあの子は自滅する。
しなかったとしても力を使い果たしたところで叩けばいい」
「私たちは常に最善の選択をしないといけないの。
残酷に見えるかもしれないけれど それが現実」
「でも そんな・・・」
画面の先のフェイトには明らかに疲れの色が見えている。
さすがに6個分のエネルギー相手では 彼女の手には負えない。
『・・・ユーノ 後ろの装置、使えるか?』
『ケイスケさんも同じことを考えていましたか。
もちろんです。 ただ僕の能力だと一度に二人が限界かな』
『上等だ。 なのは、ヴィヴィオ
先にフェイトのところ行ってやれ。 俺らも後を追う』
『えっ で、でも わたしがフェイトちゃんと話がしたいのは
わたしのわがままで ユーノ君たちとは・・・』
『なのはちゃん、わたしたちとは関係ないかもしれない。
でも仲間が困ってるのを助けたいからそうしてるのよ』
『僕にも力にならせて。 なのはが僕にしてくれたみたいに』
『そういうこと。 行こう、なのは』
最後部にいたユーノのさらに後ろ
ブリッジから直接転送できるように設けられた転送装置へ向かって
なのはとヴィヴィオが駆けてゆく。
同時にユーノが転送装置を起動させる。
そして俺とメリーは なのはたちを止めようとする局員の足止め。
「ごめんなさい・・・ 指示を無視して勝手な行動をとります」
「あの子の結界内へ 転送!!」
ユーノが印を切り 装置を動かして 二人を転送させた。
続けてメリーを転送させる。
飛べない俺はユーノのフローターフィールドで
足場を作ってもらわないと落ちるからな。
今度教えてもらおう。
「馬鹿な 何をやっているんだ君たちは!!」
「悪ぃな お説教はあとでじっくり聞かせてもらうわ。
だがな なのははこんな状況を黙って見つめるようなヤツじゃない。
それはこの十数日 一緒に戦った俺ら4人がよく知ってる」
「だからって命令無視して良いことには・・・」
「クロノ執務官、もう何を言っても遅いわ」
リンディさんがクロノを止めているのを見て 俺らも転送された。
フローターフィールドの上に降りた俺はすぐにチェーンバインドを展開し
竜巻を抑えることに専念することにした。
ユーノとアルフが同じように押さえつけている。
「よし これで多少はマシになるだろ。
メリー ヴィヴィオ ディバイトエナジー使えるか? 他人に魔力分けるやつ」
「え、どうだろう エルフいける?」
『 登録されています 可能です 』
「わたしは術式は知ってるけど 使ったことはないよ」
「ならメリーはフェイトのサポートしてやれ。
アルフがああじゃ動けないだろうし
なのはの魔力も分けられてるだろうけど この魔力流
どうやら原作のものより強力っぽいし。
ヴィヴィオはなのはのほうな」
「わ、分かった」 「ケイも気をつけてね」
「お互いにな。 H6A起動、バリアジャケット展開 サポート頼む」
『 起動します。 マイスターのバリアジャケットを展開 』
俺のバリアジャケットは現代の米軍や自衛隊の服装をベースに
上からジャケットを羽織った黒基調のもの。
元の世界にいたとき ちょっとした興味で集めてたアーミー雑誌が
こんなところで役に立つとは思わなかったがね。
『 チェーンバインド 出力補正 対象の拘束を維持します 』
「ああ そのまま頼む。 あとはアイツらが何とかしてくれるさ」
<メリーside>
「大丈夫、フェイトちゃん」
「あなたたちは・・・ 何故・・・」
「皆困ってる人を放っておける人じゃないのよ わたしもね。
もしお礼言う気持ちがあったら なのはちゃんにね」
『 ディバイトエナジー準備完了 待機中 』
「よし フェイトちゃん、わたしのほうからも魔力供給するから
おもいっきりやっちゃいなさいな」
「は、はい・・・」
『 Sealing form Set up 』
「なのはちゃんヴィヴィオちゃん、こっち準備オッケーよ」
<ヴィヴィオside>
「ディバインバスターフルパワー いけるね」
『 All right マイマスター 』
「初めてだからうまくいくかな シャイニングハート よろしく」
『 ディバイトエナジー展開 レイジングハートにコネクト ...OK 』
「なんとかいけそう。 なのは!!」
「うん ありがとう ヴィヴィオちゃん。
いくよ フェイトちゃん せーのっ」
「ディバイン バスター!!」
「サンダー レイジ!!」
<ケイside>
竜巻が荒れ果てていた海に金と桃の光が飛び交い
衝撃波は海岸にも及んだ。
そして数分後には台風一過のきれいな青空と静かな海が残り
7人の魔法使いと 6つのジュエルシードが空に浮いていた。
「二人できっちり半分こ 約束だものね。」
6つのうと3つをRHに収めるなのは。
「・・・うん」
残りをバルディッシュに収めるフェイト。
『 ミッション コンプリート 』
「おつかれさま なのは。 フェイトちゃんも。
もうあまり無理しちゃダメだよ」
メリーの言葉に 苦笑いのフェイト。
そこにはさっきまで敵味方だった関係は無かった。
「さて場が和んだところで フェイト、
今だからこそ聞かせてくれないか ジュエルシードを集める理由を」
「え、あ でも・・・」
言うべきか戸惑うフェイト。
しかし彼女が次に声を出す前に状況がかわる。
『皆、気をつけて!! 次元干渉を感知したの。
あと十秒で皆のいる区域に魔力攻撃が・・・
えっ アースラにも・・・ きゃっ』
エイミィさんからの警告通信のあと 空の一部が光り
紫色の雷が襲ってきた。
落下地点から遠かった俺やユーノ・アルフは難を逃れ
ヴィヴィオはなのはが張ったワイドエリアプロテクションの中に入れた。
「これは 母さん・・・ グッ!?」
反応が遅れたフェイトと その隣に居たメリーに雷が直撃する。
二人ともはダメージで気を失い 落下していく。
落ちたフェイトをアルフがなんとかキャッチする。
メリーのほうは状況を見て駆けつけたクロノが保護してくれた。
「フェイト、フェイトったら・・・ クソッ」
フェイトを抱えたままアルフはその場を去っていく。
クロノが追おうとしたが雷が邪魔で すぐに見失ってしまった。
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あとがき
1期9話を駆け足で。
原作よりなのフェイの新密度高めになっちゃいましたが
まあまあ原作に沿ってると思う。
とりあえずディバイトエナジー使いすぎた。
H6Aについてはあまり細かい設定は考えてませんが
ジョークを飛ばすストレージデバイスって普通ならありえませんね。
しかもデバイスがあっても攻撃魔法使えないケイスケ君w
ジュエルシードが2個足りてませんが
これは後々に・・・
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