忍者ブログ
小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
[36]  [35]  [34]  [33]  [32]  [31]  [30]  [29]  [28]  [27]  [26
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

なのはちゃんたちが本気モードでがんばってる間に
進めていこうという裏方の手。
主人公達に 本来の意味で主人公してもらいましょう。




5話 いってみます。











------------------------------------------------------------------------------------



<なのはsideからスタート>




朝5時 ユーノ君と家を出る仕度をする。
ヴィヴィオちゃんは一度アースラで合流するため先に出発した。
今日で 全部終わらせよう。 ううん 絶対終わらせる。
そう胸に誓って 玄関を出た。  いってきます。



「おはよう なのは」
「アルフさん・・・」
玄関先で アルフさんが待っていた。
住所教えてないのによくわかったねって言ったら
狼のカンさ だって。

「怪我 大丈夫なんですか?」
「ああ 昨日治癒魔法もらったし こう見えて丈夫にできてるからね。
それよりも フェイトの気配を感じたんだ すぐ近くまで来てる」
「わかりました それなら急がないとね」
私たちは走り出した。  決戦の地は あの臨海公園。







<ケイside>



「・・・というわけで なのはたちも動き始めた。
予定通りフェイトが現れたら 行動を始める。」
なのはたちをモニターしながら タイミングを見計らう俺ら。

相手の戦力となりうるフェイトをまず切らせてもらうため
なのはとフェイトがエンカウントしたのを見計らってから本拠地に潜入、
プレシアをの説得を試みて 失敗したらアースラから援軍を投入し
最終的に彼女の自首か強制捕縛ができれば成功。
失敗すれば 命の危険にも曝される行為だが
俺もメリーのこの作戦には賛成したい。
戦わずして終わらせられるに越したことはないからな。




「なのはちゃんたち 目的地に到着したよ」
「君たちは転送室へ」
「ああ、サポートよろしくな」
「無理はしないことだ 相手はSランクの犯罪人なんだからな」
分かってるさ と視線で答え 俺とメリー、ヴィヴィオはブリッジを出た。


「!? 来たよ。 なのはちゃんとフェイトちゃん エンカウント」





<なのはside>



「フェイト ちゃん・・・」
海風とともに フェイトちゃんが現れた。
今頃アースラでは ケイスケさんたちが動き出してる。

「フェイト もう止めよう。
あんな女の言うこと もう聞いちゃ駄目だよ」
「アルフ それはできないよ。 わたしはあの人の娘だから」
「フェイト・・・」


「なのは だったよね。
あなたとはあまり戦いたくは無かったけれど ジュエルシードがまだ足りないの。
悪いとは思うけど あなたの持っている分も頂くわ」
「・・・ただでは あげられないよ。
だから勝負しよう。 最初で最後の本気の勝負。
わたしが負けたらジュエルシードをあげる。
そしてわたしが勝ったら わたしのお話きいてくれる?」
「・・・負けないよ」
「ユーノ君 アルフさん 立会いお願いしていいかな 手出し無用で」
「う、うん わかった」 「・・・ああ」
後悔はしたくない  だからわたしの全力をぶつける。
それがフェイトちゃんのためでもあると思うから。





<ケイside>



「・・・なんつーか 幽霊でも出そうな場所だな」
「や、やだなぁケイったら 脅かさないでよ」

バリアジャケットも用意して時の庭園に転送されてきた俺たち。
早速侵入者と判断されたのか あの魔法兵が出てきた。

「ふたりとも 遊んでる場合じゃないと思うよ」
「そうね 遊んでたらなのはちゃんたちに怒られるわね」
「・・・そうだな さっさと先に進むか」
一瞬本気モードでキレた白い魔王様が俺の頭に浮かんだ。








<ユーノside>



なのはとフェイトの戦いは始まった。
僕とアルフは約束どおり ただ見ているしかない。


『 フォトンランサー 』
「ファイア!!」
『 ディバインシューター 』
「シュート!!」

それぞれの射撃魔法が発射される。
直射型のランサーをなんとかかわすなのは、
誘導型のシューターをおびき寄せて叩くフェイト、
双方の能力は 今のところほぼ互角。






<メリーside>




次々と出てくる鎧。
対抗してわたしはヴァリアブルバレット
ヴィヴィオちゃんはプラズマスマッシャーで落としてゆく。
ケイはなぜかバインドなんだけど
縛るだけで鎧が止まる。 どういう原理なんだろう?

直接聞いてみた。
「ああ こいつらも魔法生物の類みたいだから
ストラグルバインドでもダメージが入るんだ」
聞いてもイマイチ分からなかった。
本来は2期終盤の魔法らしい。 わたしはそこまで原作見てないしなぁ。




だいぶ奥まで進んだところで
大きな扉と これまた大きな鎧に遭遇した。

「どうやら この先が応接間ってか」
「そうみたいだね ご丁寧に1番硬そうな門番が守ってるし」
「それじゃこっちも 1番の魔法でいきましょうか」
「今こそ日ごろの練習の成果 見せる時ね」
「礼儀には礼儀を ってか。 俺はバインドしか使えんが」
「ケイはそれで十分役に立ってるわよ エルフ!!」
『 ブレイズキャノン 発射 』
「いっけぇ セイクリッド クラスター」

ケイがバインドで相手の動きを止め そこに二人で無数の弾幕を打ち込む。
発生した土煙が晴れると そこには穴だらけで動かなくなった鎧があった。

「ふぅ・・・  さて、これからが本番だ」
「うん」



------------------------------------------------------------------------------------




あとがき


長いので2つに分けました。
そのまま同時UPの6話へお進みください。
あとがきも6話で一緒にお送りします。


PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人だけにコメントする。)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
当ブログの小説

最新のものは下記『最新記事』から
過去作品は小説一覧からどうぞ
ツイッター
総合ブログ・小説ブログ共通
鉄系orなのセントツイート多し
ブログ更新のツイートも一応あり

相互フォロー・デュエルメイト募集
ツイッターDMでお気軽にどうぞ

 
TweetsWind
ブログ内検索
最新CM
[05/04 ライト]
[02/06 管理人]
[01/28 ライト]
プロフィール
HN:
渡有くれは
性別:
非公開
自己紹介:
そろそろ新人も何ですのでHN更新しました。 
渡有(とある)くれはと申します。 
本日は当書庫をご利用いただきまして ありがとうございます。


当ブログは
メインサイト『総合商事ビルOKIRAKU』の
コンテンツのひとつです。
メインサイトへはリンク『総トップページ』よりどうぞ。
カウンター

Copyright © とある書庫の片隅 All Rights Reserved.
Material & Template by Inori
忍者ブログ [PR]