リリカルフユーチャー 14章-2

パソコントラブルはりましたが
うｐには問題なさそうなので良かった
こういうときのためのストックですから


リリフユGoD　全キャラが集合　そして・・・
続きはウェブで（

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　　【SIDE SION】
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（？？）『・・・分かりました　そちらに合流しますので
　　　　　少しお待ちいただけすでしょうか』
（なず）「ええ　待ってます」




今回の事件に　希望の道筋が見えてきた。

壊れたデータを修復し　家族というべき子たちを何とかしたい王、
その王を含めて　全員をなんとかしたい現地組、
この事件を解決して　元の世界に戻りたい転移組
全ては紫天の書にかかっている。

この状況をなんとかする術もある。
フェイトさんたちが出会った　自分たちを母と呼んでいた少女
なのはさんたちが出合った　未来から来た名前の長い少女
深くは聞けなかったけれどこの二人、古代ベルカ技術に精通しているらしい。
名前の長い少女への連絡手段を得ていたなずなさんが事情説明し、
どうやら合意に至ったようだ。




彼女たちの助力があっても　修復には数時間を要する。
その時間つぶしを兼ねて模擬戦と洒落込んでる子が数名。

レヴィはフェイトさんと　シュテルはなのはさんと
それぞれのオリジナルとの戦いが上空で繰り広げられていた。
ディアーチェは自分の魔導書が気がかりなのか
単に付き合いが悪いのか　修復作業に参加している。






件の二人組　ヴィヴィオさん・アインハルトさんが合流。
時を同じくして　どこに行っていたのか　キリエさんを発見した。



（キリ）「え、なにがどうしてこの状況？」

さっきまでの事情を知らないキリエさんは
現地組と転移組とマテ娘がほのぼのしてる風景が異常に見えたようだ。


（アミ）「キリエがどっかいってる間に事情が変わったのよ」
（ディ）「そういうことだ　こっちの作業が終わるまでゆっくりしておれ」
（キリ）（なんか　ディアーチェが丸くなってる・・・）

根は家族想いのいい王様らしいですよ。




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姉妹揃ったところで　あらためてこの世界に来た理由を聞いてみた。



フローリアン姉妹が暮らす世界　エルトリア
ここは現在　天変地異や異変そのほか諸々の理由で
人が住めなくなる地域が急速に増えているらしい
エグザミア結晶には　これらを浄化して元の土地に戻すことができるとされていて
二人のお父さんがその手を専門に研究していたらしい。

そして　お父さんが遺した研究資料をもとに
キリエさんが独断でエグザミア入手のため　こっちの世界に来たのを
とめるためにアミティエさんもやってきた　というわけだね。



（ゆう）「わたしたちがここに着ちゃった理由はなんだったのでしょう？」
（アミ）「キリエが無理やり転移したからじゃない？
　　　　　転送記録見たら　出力設定とかめちゃくちゃだったし」
（キリ）「えっ　そうなの？」
（アミ）「あなたたちは偶然巻き込まれちゃったのね。
　　　　　心配しないで　全部終わったらわたしたちが責任持って元の世界に戻すから」
（メリ）「それを聞いて安心したわ。
　　　　　できれば早く戻って仕事しないといけないのよね」


大人って大変だね。






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（リミ）[うーむ　これ以上は難しいみたいだね]

紫天の書の修復作業を主導する
リミティ（実際に動かしてるのは俺の手）が難色を示す。


（すず）「終わったの？」
（リン）「現時点でできる限りまではな。
　　　　　システムを起こして　内部ファイルを展開しないと
　　　　　後の作業はできそうに無い」
（ディ）「Ｕ－Ｄはそれ単体が防御システムを兼ねておるからな。
　　　　　下手に奥まで入ると我でも手痛いしっぺ返しを喰らう仕様になっておるし」

管理者ふたりがそう言うんだから間違いないんでしょう　きっと。
あ、ちなみにここまでの作業で　マテリアル３人の躯体固定と
リブートシステムの削除は終わってるんでご安心を。



（はや）「それって起動しても大丈夫なん？
　　　　　夜天の書のときみたいになったりとか・・・」
（ディ）「取り込む相手がおらんであろう。
　　　　　こやつはユニゾンシステムなんぞ持っておらぬ。
　　　　　ただ　どのような姿で現れるかは分からん。
　　　　　我ら同様　決まった形なんぞ決まっておらぬからな」
（シュ）「一応【大いなる翼】という二つ名がついています。
　　　　　おそらくは空戦に使う強化装備の一種かと思いますが」
（ディ）「我は戦船と見ておる」
（レビ）「ボクは鳥みたいな動物だと思うな　おっきくてカッコイイの」
（ディ）「・・・まぁよい　起動してみれば分かる」


規模も形もばらばらで　自分の希望を言ってるだけなんだね。
あれ、戦船って聞いてヴィヴィオさんが不安そうな顔になってるけど　なんで？





ディアーチェの操作で　Ｕ－Ｄ本体を起動。
残滓の核　紫天の書が怪しく光り
システムの呼び出しと実体化を行う。



しかし現れたのは
３人の予想を斜め上に超えた姿




（シオ）「おい」
（ディ）「なんだ」
（シオ）「女の子じゃないか」
（ディ）「うむ・・・」



まさか　この子が【砕け得ぬ闇】なのか？





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