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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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今回はつぶやき予告どおり
2話あがります



おいしい所をもっていった 彼









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  【SIDE SION】
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(??)『ユニット起動 システム”アンブレイカブル・ダーク”正常作動』




噂のU-Dの正体は
言ってることが機械っぽいけど まさかの少女。


(キリ)「人型なんて聞いてないんですけどぉ!!」
(ディ)「う、む・・・  我もこれは想定してなかった」




(??)『夜天の書所有者認証困難
     状況不安定 躯体安全確保を優先』


ん、なんかヤバげな予感
少女から禍々しい羽のようなオーラが・・・  大いなる翼ってそういうこと?



(??)『周辺の危険因子を排除します』




把握
U-Dから見て 俺ら=危険因子らしいです。
なんかデジャブ



(ディ)「言ってる場合か!!」
(シュ)「あれの戦闘力は 我々マテリアルが3組いても抑え切れません」
(アリ)「なにその鬼畜仕様 あんたら9人分なわけ!?」




次の瞬間 自分の横を何かが取りすぎる感覚がした。
それが広域攻撃ということは 近くにいたはずのみんなが吹き飛ばされていて把握した。
俺は どうやらリミティのとっさの判断の防御が間に合ったようだ。


全員集まってたはずの場所には俺のほか
元々防御が硬い なのはさん なずなさん シュテル
同じく防御が間に合った すずかさん
闇系魔法に若干の耐性があった はやてさん リインさん ディアーチェ


飛ばされた組の中でも防御が薄い
フェイトさんやレヴィが かなりの重症を負ったのが見える。
アルフさんやメリッサさんたち回復魔法が使える人が 応急処置をしながら退避した。


(すず)「今の 一瞬で・・・」
(シュ)「我々もターゲットのうちですか」




今度は少女が接近戦を仕掛けてきた。
背中から出た羽を拳に変えて襲ってくる。
かなり痛い 防御するだけで精一杯。



(なの)「!?」
(はや)「そんな・・・」



今の攻撃で すずかさんとシュテルが墜ちた だと・・・



(シオ)「9人分は伊達じゃないってか」
(なず)「言ってる場合じゃないでしょう なんとかしなければ」
(なの)「どうするの?」
(リン)「彼女の躯体を墜とします」
(はや)「倒してまうんか!? かわいそうや」
(リン)「彼女側のリブートシステムは生きてるはずです。
     回復する間にこちらの建て直しと対策を」


(ディ)「うぬの案に乗るのは勺だが 他に手は無いか。
     おいそこの娘」
(なの)「なーのはだよぉ みんな名前覚えてくれないの・・・」
(ディ)「覚える筋合いは無い。 見たところシュテルのオリジナルだな。
     高出力の魔力砲撃は撃てるだろ 準備しておけ」
(なの)「そっか だいたい分かったの」


ふっとばすんですね。




エクセリオンバスターを準備するなのはさん。
これは多少制御できるとはいえ 相手が動いていたらなかなか当たらない。
前は内部から押さえ込んだけれど
U-Dにその手は使えないので 物理とバインドでなんとかするしかない。


なずなさんが最前衛で押し留め 俺のグレイプニルでバインドをかける。
はやてさんとディアーチェは リインさんの封縛術式を借りて施行。


でも これだけやって完全には押さえ込めないU-D
なにこの少女強い。 どこの妹様?





(なの)「駄目なの 狙いが定まらない」
(シオ)「そんなこと言われても これが精一杯」
(はや)「覚えたての術式やからこれ以上はどうもならへんわ」


相手を押さえ込むのにバインド要員が足りない。
退避したみんなは戦線復帰できそうにないし
拳と剣をあわせてるなずなさんが引いたら それこそ一気に抜けられちゃう。


(なの)「このままじゃ撃てない。
     外したら次も使えるかわからないし どうすれば・・・」












       『ごめんなのは 遅くなった』









声と同時に 天から地へ伸びる幾本の鎖
その色は 緑と水色



(なず)「今です!!」

突然現れた鎖にU-Dの気が向き
その隙になずなさんが退避


(なの)「お願い効いて。 エクセリオンバスター」





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視界が桃色一色に染まる。
砲撃の光が収まると ぐったりした少女の姿が。
どうやら効いたらしい。




(??)『負荷増大 躯体維持困難
     システム保護を優先 躯体を破・・・』

言いかけて少女が消えた。
再起動に入ったらしい。



(なの)「やった の・・・ ?」
(ディ)「安心するのはまだ早い。
     あやつのリブートシステムは我らの比ではないからな。
     数時間もあれば復旧できるぞ」
(シオ)「その間にこっちの体制も立て直してか・・・
     戦力増強は考えなくても良さそうだけど」




(ユノ)「間に合ってよかった」
(クロ)「モニターで状況は把握している 大変だったな」


そう やっとアースラが到着したんだ。
鎖は ユーノ君とクロノ君が使ったチェーンバインド
少女がマテリアル9人分の戦力なら
ユーノ君は俺ら5人分の強度を持つ結界やバインドが張れる。
ヴォルケンリッターたちも同乗してるから これで一気に戦力が増える。






でも 安心はできなかった。
増強の喜び以上の問題が発生したからだ。




(シュ)「油断しましたね」
(レビ)「ごめんね ボクらのせいで・・・」



さっきの一戦で シュテルとレヴィの躯体をやられていた。
特に防御が紙だったレヴィが重症。
しかも彼女たちのリブートは削除したから 勝手に復旧はできない。


(アル)「ちょ、ちょっと ヤバイんじゃないの?」
(なの)「なんとかならないんですか」
(ユノ)「元がプログラムだからね。
     外傷ならともかく 内部プログラムの破損までは回復魔法が効かないよ」
(シュ)「そういうことです そして今使っている躯体はもう持ちません」
(ディ)「ええいしっかりせい お前達まで失っては我はどうすれば良いというのか」
(シュ)「修復できる見込みはありません せめて別の躯体があれば・・・」





(はや)「別の 躯体・・・   せや、リイン!!」
(リン)「主? そ、そうです あれがあるんでしたね」



あぁそうか はやてさんが思い出すまで この場に居る全員(俺含)が忘れてたよ。

あるじゃないか 躯体データ リインさんががんばって復旧した本来のものが。



(ディ)「これは うぬらが・・・」
(シュ)「驚きました これは我々の原版に限りなく近いデータですよ。
     よくここまで修復して・・・」
(アリ)「で、どうなのよ」
(シュ)「これなら問題ありません むしろ、我々本来の力を出せるでしょう。
     私とレヴィの躯体修復はこちらで行います しばらく動けませんが・・・」
(フェ)「大丈夫だよ 応援も来たし 何かあっても わたしたちで頑張れる」
(ディ)「シュテル、我の更新パッチは作れるな」
(シュ)「もちろんです 同時進行で作っておきます」



(ゆう)「あ、あれ この感じ・・・」
(メリ)「結界ね 他にも魔導師が?」
(はや)「違う 欠片が出始めたんや。
     あの子が裏で動き出したから 欠片もまた動き始めたんか」
(クロ)「これは 数が多すぎる 個別に叩きに行こう。
     少しでも欠片を抑えて復旧の時間を稼ぐんだ」



やれやれ 第二ラウンド開始かな?





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   (あと)

役に立ったリインの努力の結晶
これでマテ娘本来の性能が発揮できます

劇場版では省かれた2期ユーノ君登場シーン
せっかくなのでここに持ってきた
これでもユーリ戦はだいぶ割愛したんだよ


そしてこの先数話は個別の欠片戦と
マテ娘護衛に数人残すので そっちの状況とか
最終戦は15章になるかな?




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