小説置き場
通常は3の倍数日に更新します
取り扱い:リリカルなのは二次SS
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3日更新とは言ってないので
別にいいよね?
地味に章変ってるけど
とある少女の救出作戦 始まります
別にいいよね?
地味に章変ってるけど
とある少女の救出作戦 始まります
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【SIDE SION】
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欠片討伐を続けて2時間、
新たに出現した欠片を 速攻で片付けられる程度に余裕が出てきた頃。
(シュ)『お待たせしました 復旧完了です』
念話で送られる前線復帰の報。
マテリアルたちが持つ本来の力
シュテルは炎を レヴィは雷を操り
ディアーチェは本来陰悪とされる闇の力を正しく使うことができる。
どれも負ではない 正の力
外見は固定してるので変わらないけど。
こう見ると 1つ疑問が浮かぶ。
マテリアルたちと砕け得ぬ闇
旧暦の伝承では 夜天の書に封印された災厄の元凶とされている。
でも 今俺らと一緒に戦う彼女たちには そんな禍々しい気は感じない。
これは俺の憶測だけど
彼女たちも元は健全な何かだったのではないだろうか。
それが改悪でもされたか 永い時間で狂い 今の形になったのではないか。
ちょうど 夜天の書が闇の書になったように。
ならば 元の健全な姿に戻すなりすれば 彼女たちも消えずに済む。
リインフォースがそうだったように。
(メリ)『あんまり喜んでいる場合じゃ ないみたいよ』
メリッサさんが愛銃を構える。
その先には これまでよりも大きな結界と歪んだ空間、
おそらく 砕け得ぬ闇。
(リン)『あちらも準備完了といったところでしょうか』
(はや)『おそらくな。 ほな、悪いことさせんうちになんとかせな・・・』
『駄目だ』
先手必勝と言わんばかりに動き出そうとした俺らを
ひとり止める子が居た。
ディアーチェだ。
(ディ)『うぬら あれをどうする気だ?』
(クロ)『どうするって 当然危険だと判断すれば処置する』
(ディ)『断る あれは我が家z・・・ 【仲間】ぞ』
仲間 という言葉にめいっぱい気持ちがこめられているのが
念話越しにも分かった。
(クロ)『ではどうしろと言うんだ』
(ディ)『知れたこと あやつも【災厄】の呪縛から解くのよ。
かつて 騎士や管制人格が開放された時のように』
つまり 助けろ と言っているんですね分かります。
(なの)『助けられるの? だったらわたしは賛成』
(フェ)『同じく賛成』
(アリ)『異論は無いけど 手はあるんでしょうね?』
(ディ)『あやつは己の強すぎる力に翻弄されておる。
戦乱の時代ならまだしも この時代には過ぎた力よ。
ならば 不要なものは切り捨てればよい』
やる事は 夜天の書のときと同じだ。
あのときは闇の書の闇を切り離し 不要なものはアルカンシェルで滅却した。
(クロ)『だが前回うまくいったからといって 今回もうまくいくとは限らないぞ。
前回は叩くべき対象が明白だったが 今回は暖味だ。
それに アースラのアルカンシェルも下ろしている トドメをどうやって刺すんだ?』
(なず)『刺せばいいじゃないですか 我々が。
高威力攻撃を撃てる人材が何人もいるのですし』
収束砲に限れば7人いますね。
(なの・フェ・はや・マテリアル・なず)
ついでに それに順ずる攻撃が使えるのが4人。
(アリ・メリ・シグ・ヴィ)
ほかにも白兵戦やら補助やらエキスパートだらけで
ここにいるメンバーだけで世界1つ落とせるんでね?
(クロ)『・・・分かった 好きにしてくれ』
(ディ)『言われずとも好きにさせてもらう』
多対一で執務官が負けた。
民主主義万歳。
さて それじゃ年末に続いて
少女解放戦争といきましょうか。
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