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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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爆弾発言とフラグ建築に定評があるティル








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   【SIDE NANOHA】
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ジュエルシードを探す 黒衣の少女 フェイトちゃん。
出合いは最悪 ライバル同士。
結局わたしが負けちゃったんだけど 次は負けないよ フェイトちゃん。






時は過ぎて みなさんお待たせ 春の連休がやってきました。
この時期 高町家は日ごろの疲れを癒すため
近場で二泊の温泉旅行にいくのです。
お店はディアーチェさんたちアルバイトの方々が がんばってくれてます。

小学校にはいってからは アリサちゃん、すずかちゃんも一緒に
今年は月村家のみなさんと ユーノ君たちも加わって
けっこうな人数でいくことになりました。



(ユノ)「分かってると思うけど 旅行中は訓練禁止だからね」
(なの)「ほんとに駄目? 森の中とか 絶好の場所がいっぱいあるんだけど・・・」
(ユノ)「駄目 それじゃ慰安旅行にならないよ」

うぅっ もったいないの・・・




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  【SIDE YUNO】
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やっぱり クギを指しておいて正解だったみたいだ。


あの一件以来 魔法も武術も大幅に訓練メニューを増やしたなのは。
このままだと さすがに身体がもたないんじゃないかと
今回は高町家全面協力で なのはの休暇を見守ることになってる。
なのは本人には内緒だけどね。


(ユノ)『ティル サーチャーは?』
(ティ)『ばっちり』
(ユノ)『見つけても なのはには内緒だよ』
(ティ)『わかった』


これ、なのはの抜け出し防止の意味もあるけど
目的地も海鳴市内からあまり離れてないらしいから
ジュエルシードが飛来してる可能性も捨てきれない。
発動前に見つけられるか分からないけど やるだけのことはやろう。





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   【SIDE NANOHA】
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温泉地に到着
早速まわりの下見を と思ったんだけど
常に誰かが一緒なの。  もしかして監視されてる?
うぅ・・・  これは厄介なのです。
こっそり秘密訓練できないよぉ。




仕方ないから せっかくの温泉地、温泉を満喫するの。
アリサちゃんすずかちゃんに お姉ちゃんも一緒。


(なの)「気持ちいいね ユーノ君」
(ユノ)「うん 気持ちいい   ・・・ってなんで僕はこっちに連れてかれてるの!!」

大丈夫だよ 小学生までは男の子もこっち(女湯)にきていいって
入り口に書いてあったの。
ユーノ君わたしたちと同い年くらいだし 平気だよきっと。


(ユノ)「いや だからって僕は別にひとりでもですね・・・」
(ティ)「えっ あたい ひとりでからだ うごかないから
    ユー兄 いつも あたいといっしょだよ?」
(アリ)「今、聞き捨てならない発言を聞いたわ」
(ユノ)「ティルぅぅ!!」


そういえばお風呂も一緒だったよね ティルちゃん。
ティルちゃんの兄離れの日はくるのでしょうか?


結局はずかしいからって フェレットモードになったユーノ君
でもそれだとフサフサの毛で すっごく蒸し暑いんじゃ・・・




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そのあと みんなでゆっくり温泉を満喫して、
ユーノ君だけは真っ赤に茹で上がっちゃったんだけど
わたしはだいたい満足できたの。

で、お部屋に戻ろうとした時・・・



「なんだ あんたたちもいたのかい」



声を掛けられた。
でも そう言ってこっちにきた人を わたしは知らない。
きれいなオレンジの髪の女性なんだけど・・・

(アリ)「なのは 知り合い?」
(なの)「ううん 知らないの」
(すず)「わたしも・・・  あの、どこかでお会いしましたか?」
(??)「さぁどうだったかね。
    少なくともあたしは あんたらを良くは思ってないけどさ」



(ティ)「・・・アルフ」
(なの)「えっ?」

アルフって フェイトちゃんのわんちゃんの?


(アル)「あたしは狼だよ」
(なの)「それじゃこの前 ティルちゃんと戦ってた!!」
(ユノ)「そうか 使い魔だからフォームチェンジ(人獣切替)もできるのか。
    でもどうして君がここに」
(アル)「目的はあんたらと同じだろうね。
    やーれやれ ゆっくり出来ると思ったらこれだよ」


どうやら ここで争うようなことにはならなさそうなの。
それはそれでよかったんだけど・・・


(アリ)「フェイトは?
    あんたがいるってことは フェイトもいるんじゃなくて?」
(アル)「ここには居ない とだけ答えてあげる。
    あとは黙秘させてもらうよ。
    あたしはあんたらと仲良くする気は 今のところないからね」






他のお客さんが見えたところで
アルフさんは浴槽のほうに消えた。

わたしたちも部屋に戻ってきたけど どうもすっきりしない。
アルフさんはたぶんウソはついてないと思うから
この旅館で魔法戦にはならないんだろうけど・・・



(アリ)「どう思う?」
(ティ)「ちかくに ジェルシード ある。
    だから フェイト さがしてて ここに いない」
(すず)「私もそう思う」


でも 旅館の周辺は森、
樹の葉も生い茂っていれば 草もあちこちにあって
これから探し始めても見つける可能性は低い。
今聞いたんだけど ユーノ君たちがずっとサーチャーで捜索してたんだって。

それに今回は 特にうちの家族が見逃してくれないと思うの。
ユーノ君が内緒で捜索してたってことは わたしを気遣ってだと思うし
実は旅館に着いてから ずっと視線を感じてたんだよね。
たぶん隣の大人部屋に お父さんかお兄ちゃんがいると思うの。
何かが起こらない限り 抜け出すのは無理かな・・・


(なの)「でも ジュエルシードが発動しちゃったら
    無理にでもわたしは行くからね。
    みんなを危険な目にあわせたくないし」
(ユノ)「僕もなのはを危険な目にあわせたくないんだけど・・・
    起きちゃったら 仕方ないのかな」


そりゃもう 文字通りこの窓から飛び出してでも行くからね。
レイジングハートはわたしの味方してくれるよね?


[レイ]『オフコース』


ありがとう。




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