小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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重要事件は大きく手をつけるわけにはいかないわけですけど
そろそろ小ネタがなくなってきました 巨木事件のお話
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【SIDE YUNO】
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発展した文明がある以上
こういう事態も 想定はしてた。
でも いざ目の当たりにすると・・・
翠屋から家に戻ってきた僕たちを
ジュエルシードの反応が襲ってきた。
様子を見るべく 少し高い建物へと昇る。
そこから見た風景は いつもの街並みとは明らかに違っていた。
(なの)「ひどい・・・」
街は 樹木の枝根に占拠されていた。
今までの思念体なんかとは比べ物にならない 巨大な反応。
(ティ)「ユー兄 これ なに・・・」
(ユノ)「僕の予測だけど たぶん人間が発動させたんだ。
ジュエルシードは使用者の想いが強いほど 大きな力を出せるから」
(なの)「!!?」
なのはには 心当たりがあったみたい。
僕、気づきすらしなかったんだけど・・・
平和ボケしてきたのかな?
(なの)「ユーノ君、こういうとき どうすればいいの?」
(ユノ)「うーん まずは根源のジュエルシードを探さないとだけど
これだけ広範囲だと 一体どこにあるのか探すのも大変だよ」
(ティ)「たんさく まほう は?」
(なの)「そんなのがあるの? わたしやってみる。
ユーノ君使い方教えて」
(ユノ)「あ、うん 術式はレイジングハートに登録してあるから・・・」
なのはと出会って1週間
さすがに驚かなくなってきたけど やっぱり彼女は凄い。
レイジングハートのサポートがあるとはいえ
サーチャーを同時に4つも生成 制御もばっちり。
一体どれだけの才能を秘めているんだろう?
(なの)「見つけた!!」
(ユノ)「本当!? それじゃ今度は近くまで行って
封印できるようにジュエルシードを弱らせて・・・」
(なの)「ううん ここから封印できるの」
(ユノ)「えぇっ! いくら封印砲でも無茶だよ」
(なの)「きっと大丈夫」
(ティ)「なのは がんば」
このあと 今日まではほんの慣らしとでも言うくらい
高出力の砲撃が決まって ほんとうに封印できちゃった・・・
この日のジュエルシードの被害は
今までと比べ物にならないくらい甚大だった。
街ひとつ軽損だったものね。
(なの)「でも わたしがあのとき 気のせいって思わなかったら
こんなにいっぱいご迷惑もかからなかったの」
そう言って なのははふさぎ込んじゃった。
そんなことないんだよ 僕なんて気づきすらしなかったんだし
今日封印した分でジュエルシード6つ、
正直僕ら二人だけだったら 今頃3つも集まってるかすら怪しかっただろうし・・・
(ティ)「なのは わるくない。
あたいなんて まだ なにもできてない」
(なの)「そんなこと無いの。
ティルちゃんは初めて出会ったとき わたしたちを護ってくれたし
ユーノ君はわたしに魔法の勉強教えてくれてるし」
(ティ)「でも きょうは しっぱいした。
だから こんどは しっぱいしない これで どう?」
(なの)「それは・・・ そうだよね 2度は無いようにしないと」
この日から なのはは日常の訓練とは別に
魔導師としての訓練を始めた。
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(あと)
今回は 総ユーノ君視点
いつも思うけどなんで大木だったんでしょうね?
原作ではアリサちゃんに遊ばれてたとはいえ
気づきすらしなかったユーノェ・・・・
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